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公開番号
2025026782
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-25
出願番号
2023131728
出願日
2023-08-12
発明の名称
電動牽引車の牽引補助装置
出願人
株式会社スギヤス
代理人
個人
主分類
B62B
5/00 20060101AFI20250217BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】荷物の積載量や床面の凹凸状態に関わらず常に安定した牽引を可能とする電動牽引車の牽引補助装置を提供する。
【解決手段】牽引補助装置1は、電動牽引車100に対して前後方向一端が水平回動自在に連結される基体10と、基体10の前後方向他端に設けられ、台車200の本体部210を支持するための支持板21a及び支持板21aに立設されるフックピン22,22を有して台車200本体部210に係合可能とされるフック部材20と、基体10の前後方向他端に連結されてフック部材20の下方で前後方向に延在すると共に、固定車輪からなる横振れ防止車輪50が設けられるフレーム部材40と、基体10に設けられてフック部材20を昇降する昇降装置30と、支持板21aに設けられ、フック部材20に係合した台車200の本体部210を弾性支持するダンパ機構23と、を備える。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
台車を牽引して床面上を搬送するために、車体に設けられる駆動車輪を電動で駆動するように構成された電動牽引車に連結して使用される牽引補助装置であって、
前記電動牽引車に対して前後方向一端が水平回動自在に連結される基体と、
前記基体の前後方向他端に設けられ、前記台車の本体部を支持するための支持板及び前記支持板に立設される立設部を有して前記台車の本体部に係合可能とされるフック部材と、
前記基体の前記前後方向他端に連結されて前記フック部材の下方で前後方向に延在すると共に、固定車輪からなる横振れ防止車輪が設けられるフレーム部材と、
前記基体に設けられて前記フック部材を昇降する昇降装置と、
前記支持板に設けられ、前記フック部材に係合した前記台車の本体部を弾性支持するダンパ機構と、
を備える、電動牽引車の牽引補助装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記昇降装置による上昇中に前記フック部材が所定値以上の荷重を受けたときに上昇を自動停止する自動停止部、をさらに備える、請求項1に記載の電動牽引車の牽引補助装置。
【請求項3】
前記昇降装置は、電動モータと、前記電動モータによって駆動されて垂直方向に直動する直動機構とを有して構成され、
前記自動停止部は、前記電動モータにおける電流値の変化に基づいて前記所定値以上の荷重を受けたことを検知する、請求項2に記載の電動牽引車の牽引補助装置。
【請求項4】
前記横振れ防止車輪を前記床面に接地する接地姿勢と前記床面から離間する非接地姿勢との間で切り替える切り替え機構、をさらに備え、
前記自動停止部は、前記横振れ防止車輪が前記接地姿勢の場合、前記昇降装置による上昇中に前記フック部材が第1所定値以上の荷重を受けたときに上昇を自動停止する一方、前記横振れ防止車輪が前記非接地姿勢の場合、前記昇降装置による上昇中に前記フック部材が前記第1所定値よりも小さい第2所定値以上の荷重を受けたときに上昇を自動停止する、請求項2又は3に記載の電動牽引車の牽引補助装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、台車を牽引して床面上を搬送するために電動牽引車に連結して使用される牽引補助装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、工場や倉庫、大型店舗において、商品等の荷物を積載移動するのに台車が多く利用されている。しかし、荷物を積載した台車を移動させるのにかなりの力を必要とし、一人で移動作業することが大変困難であった。
【0003】
このような状況を改善するために、従来、車体と、車体内に収納されたモータと、モータの電源となるバッテリと、モータによって駆動される車輪と、進行方向を操舵するハンドルと、を備え、台車を着脱自在に連結して牽引する電動牽引車が提案されている(特許文献1参照。)。
【0004】
ここで、台車には、四輪全てを自在車輪としたタイプの台車(以下、「四輪自在台車」と称する)がある。四輪自在台車は、四輪全てが水平回動可能であり、どの方向へも移動し易く小回りが利くため、狭い倉庫内や店舗内での使用に適している反面、走行安定性が劣り、長い距離の移動には不向きであるという課題を有している。
【0005】
このような課題に鑑みて、従来、四輪自在台車を電動牽引車で牽引する際の操作性を改善するために、牽引時に四輪自在台車に対して固定車輪の機能を付加するための牽引補助装置が提案されている(特許文献2参照。)。この牽引補助装置によれば、四輪自在台車を電動牽引車で牽引する際の走行安定性が向上し、操縦性の改善をはかることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006-298157号公報
欧州特許出願公開第2269889号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献2に記載の牽引補助装置は、第1のフレーム部分と第2のフレーム部分とが上下に配置されて先端が回動可能に軸支され、両フレーム間に設けられたバネによって第2のフレーム部分が下方へ付勢されることで固定車輪を床面に押しつけるようになっている。
【0008】
しかしながら、特許文献2に記載の牽引補助装置のように単にバネの力で床面に押しつけるだけの構造では、台車に積載される荷物の重量や床面の凹凸状態によっては、固定車輪に十分な接地力が与えられないおそれがある。
【0009】
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、荷物の積載量や床面の凹凸状態に関わらず常に安定した牽引を可能とする電動牽引車の牽引補助装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る電動牽引車の牽引補助装置は、台車を牽引して床面上を搬送するために、車体に設けられる駆動車輪を電動で駆動するように構成された電動牽引車に連結して使用される牽引補助装置であって、前記電動牽引車に対して前後方向一端が水平回動自在に連結される基体と、前記基体の前後方向他端に設けられ、前記台車の本体部を支持するための支持板及び前記支持板に立設される立設部を有して前記台車本体部に係合可能とされるフック部材と、前記基体の前記前後方向他端に連結されて前記フック部材の下方で前後方向に延在すると共に、固定車輪からなる横振れ防止車輪が設けられるフレーム部材と、前記基体に設けられて前記フック部材を昇降する昇降装置と、前記支持板に設けられ、前記フック部材に係合した前記台車の本体部を弾性支持するダンパ機構と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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