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公開番号2025026753
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2024220460,2021003634
出願日2024-12-17,2021-01-13
発明の名称複合管
出願人株式会社オンダ製作所,株式会社プラ技研
代理人
主分類F16L 11/11 20060101AFI20250214BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】コルゲート管を構成する基管と被覆層との密着度合を高めること。
【解決手段】複合管10は、管体11と、管体11の外周を覆うコルゲート管12と、を備える。コルゲート管12は、樹脂材料で構成された基管20と、樹脂材料で構成され、基管20の外周面を被覆する被覆層30とを有する。基管20は、山部21と、山部21よりも外径の小さい谷部22とが基管20の軸線方向において交互に設けられた蛇腹状である。谷部22の隅部と被覆層30との間には、空気層Sが形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
管体と、
前記管体の外周を覆うコルゲート管と、を備え、
前記コルゲート管は、樹脂材料で構成された基管と、樹脂材料で構成され、前記基管の外周面を被覆する前記基管よりも薄い被覆層と、を有し、
前記基管は、山部と、前記山部よりも外径の小さい谷部とが前記基管の軸線方向において交互に設けられた蛇腹状であり、
前記谷部の隅部と前記被覆層との間には、空気層が形成されている
複合管。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
管体と、
前記管体の外周を覆うコルゲート管と、を備え、
前記コルゲート管は、樹脂材料で構成された基管と、樹脂材料で構成され、前記基管の外周面を被覆する前記基管よりも薄い被覆層と、を有し、
前記基管は、山部と、前記山部よりも外径の小さい谷部とが前記基管の軸線方向において交互に設けられた蛇腹状であり、
前記谷部と前記被覆層との間のうち、前記谷部の隅部と前記被覆層との間にのみ空気層が形成されており、前記谷部と前記被覆層との間には、空気層が形成されていない部分が存在する
複合管。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複合管に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、管体と、管体の外周を覆うコルゲート管とを備える複合管がある(例えば特許文献1参照)。コルゲート管は、樹脂材料で構成された基管と、樹脂材料で構成され、基管の外周面を被覆する被覆層とを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-180627号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、新規な構成の複合管を提供すること。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するための複合管は、管体と、前記管体の外周を覆うコルゲート管と、を備え、前記コルゲート管は、樹脂材料で構成された基管と、樹脂材料で構成され、前記基管の外周面を被覆する前記基管よりも薄い被覆層と、を有し、前記基管は、山部と、前記山部よりも外径の小さい谷部とが前記基管の軸線方向において交互に設けられた蛇腹状であり、前記谷部の隅部と前記被覆層との間には、空気層が形成されている。
【0006】
また、上記目的を達成するための複合管は、管体と、前記管体の外周を覆うコルゲート管と、を備え、前記コルゲート管は、樹脂材料で構成された基管と、樹脂材料で構成され、前記基管の外周面を被覆する前記基管よりも薄い被覆層と、を有し、前記基管は、山部と、前記山部よりも外径の小さい谷部とが前記基管の軸線方向において交互に設けられた蛇腹状であり、前記谷部と前記被覆層との間のうち、前記谷部の隅部と前記被覆層との間にのみ空気層が形成されており、前記谷部と前記被覆層との間には、空気層が形成されていない部分が存在する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、新規な構成の複合管を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態の複合管を示す斜視図。
同実施形態の複合管を示す半断面図。
図2の一部を拡大して示す拡大断面図。
図2の4-4線に沿った断面図。
同実施形態の複合管の製造装置を示す概略図。
同実施形態のコルゲータの金型の成形面を示す平面図。
コルゲータ内を通過する基管を示す半断面図。
基管の外周面に被覆層が形成される様子を示す半断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1~図8を参照して、一実施形態について説明する。
まず、複合管10の構成について説明する。
図1~図4に示すように、複合管10は、管体11と、管体11の外周を覆うコルゲート管12とを備える。
【0010】
管体11は、樹脂材料により構成されている。
管体11を構成する樹脂材料としては、例えば、ポリブデン、ポリエチレン、架橋ポリエチレン、及びポリプロピレン等のポリオレフィン、並びに塩化ビニル等が挙げられる。上記樹脂材料は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。また、管体11を構成する樹脂材料には、他の添加剤が含有されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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