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公開番号
2025026690
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2024217044,2021551318
出願日
2024-12-11,2020-09-29
発明の名称
留置針組立体
出願人
ニプロ株式会社
代理人
弁理士法人笠井中根国際特許事務所
,
個人
,
個人
主分類
A61M
25/06 20060101AFI20250214BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】外針ハブ側を持って穿刺した場合にも内針の外針に対する相対的な移動が制限される、新規な留置針組立体を提供すること。
【解決手段】外針ハブ16を基端側に有する外針12に対して、内針ハブ46を基端側に有する内針14が抜去可能に挿通されている留置針組立体10において、外針ハブ16側の係合部100に解除可能に係合されるクリップ74が内針ハブ46に設けられていると共に、内針ハブ46における両側面には手指によって支持される一対の側方支持面60,60が設けられている一方、外針ハブ16側の前記係合部100が、該外針ハブ16の基端側に設けられた連結部材88に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外針ハブを基端側に有する外針に対して、内針ハブを基端側に有する内針が抜去可能に挿通されている留置針組立体において、
前記外針ハブ側の係合部に解除可能に係合されて前記内針ハブを該外針ハブに対して軸方向で連結するクリップが前記内針ハブに直接形成されて、該内針ハブから該外針ハブに向かって前方に延びて設けられていると共に、
該内針ハブにおける両側面には、患者への穿刺の際に手指によって支持される一対の側方支持面が設けられている一方、
該外針ハブ側の前記係合部が、該外針ハブの基端側に設けられた連結部材に設けられており、
該クリップへ外力を及ぼすことで該クリップが弾性変形して該クリップの該係合部への係合が解除される留置針組立体。
続きを表示(約 63 文字)
【請求項2】
前記クリップが、前記内針ハブの側面に少なくとも一つ設けられている請求項1に記載の留置針組立体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、外針ハブを基端側に有する外針に対して、内針ハブを基端側に有する内針が抜去可能に挿通された構造を有する留置針組立体に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、輸液や採血、血液透析などを行う際に用いられる留置針組立体が知られている。留置針組立体は、例えば特開2011-206609号公報(特許文献1)に示されているように、基端側に内針ハブが設けられた内針が、基端側に外針ハブが設けられた外針に対して、抜去可能に挿通された構造を有している。留置針組立体は、内針が外針に挿通された状態で内針と外針が患者の血管などに穿刺されて、内針が外針から抜去されることによって、外針が血管などに留置される。そして、外針ハブに外部流路が接続されることにより、外針及び外針ハブの内腔と外部流路とを通じて輸液や採血、血液透析などが実施される。
【0003】
ところで、留置針組立体は、鋭利な針先を有する内針が血管などの体内管腔に穿刺され、内針に外挿された外針が内針の穿刺箇所において血管などへ挿入されることから、内針に固定された内針ハブを持って穿刺作業を行うことが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-206609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、実際には、留置針組立体を穿刺する際に、内針ハブよりも針先に近い外針ハブ側を持って穿刺作業が行われる場合もあることが明らかとなった。内針が外針に対して基端側へ抜去可能に挿通されていることから、外針ハブ側を持って穿刺作業を行うと、内針が外針に対して基端側へ移動するおそれがある。その結果、例えば、外針の先端が内針の針先を覆うことで、内針の針先の切れ味が低下して、穿刺時に患者の痛みが増してしまうおそれがあった。
【0006】
本発明の解決課題は、外針ハブ側を持って穿刺した場合にも内針の外針に対する相対的な移動が制限される、新規な留置針組立体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以下、本発明を把握するための好ましい態様について記載するが、以下に記載の各態様は、例示的に記載したものであって、適宜に互いに組み合わせて採用され得るだけでなく、各態様に記載の複数の構成要素についても、可能な限り独立して認識及び採用することができ、適宜に別の態様に記載の何れかの構成要素と組み合わせて採用することもできる。それによって、本発明では、以下に記載の態様に限定されることなく、種々の別態様が実現され得る。
【0008】
第1の態様は、外針ハブを基端側に有する外針に対して、内針ハブを基端側に有する内針が抜去可能に挿通されている留置針組立体において、前記外針ハブ側の係合部に解除可能に係合されるクリップが前記内針ハブに設けられており、該クリップが該内針ハブにおける前記内針の針先の刃面と同じ天面側に設けられていると共に、該内針ハブにおいて該クリップを周方向に外れた両側には、手指によって支持される一対の側方支持面が設けられているものである。
【0009】
本態様によれば、外針ハブ側の係合部と内針ハブ側のクリップとの係合によって、外針に対する内針の基端側への移動量が制限される。それ故、内針の針先が外針よりも先端側へ突出した状態に保持されて、外針が内針の針先にかかることによる内針の切れ味の低下が回避される。その結果、穿刺時に患者に与える痛みを抑えることができる。
【0010】
クリップが内針の針先の刃面と同じ天面側に設けられていることにより、穿刺時に患者の体表面と反対側にクリップが位置することとなる。それ故、クリップによる係合を解除する際にクリップを容易に操作することができると共に、クリップが患者の体に当たることでクリップによる係合が意図せずに解除されるのを防止できる。
(【0011】以降は省略されています)
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