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公開番号
2025026167
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131580
出願日
2023-08-10
発明の名称
センサ情報の取得、拡声を行うシステム、及び、サーバ
出願人
TOA株式会社
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20250214BHJP(計算;計数)
要約
【課題】対象の領域に隈なくセンサ装置、拡声設備を設置して、当該領域に関する有用なサービスを実現する。
【解決手段】ネットワークに接続された複数の拡声センサ装置10と、サーバと、を備えるシステムにおいて、拡声センサ装置は、所定の領域に設けられた複数の電柱の少なくとも一部及び/又は複数の電柱に設置された架線Lの少なくとも一部に設けられた複数のセンサ装置11と、複数の電柱の少なくとも一部及び/又は架線の少なくとも一部に設けられた複数の拡声装置13と、を備える。複数のセンサ装置及び複数の拡声装置を制御するサーバは、複数のセンサ装置及び複数の拡声装置の設置位置を管理し、複数のセンサ装置のうちいずれかからセンサ情報を取得し、当該センサ情報とそれを取得したセンサ装置の設置位置とを関連付け、所定の領域内の特定の位置又は部分領域内に設置された拡声装置を選択し、選択された拡声装置に対して拡声するよう指令する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の領域に設けられた複数の電柱の少なくとも一部、及び/又は、複数の電柱に設置された架線の少なくとも一部に設けられ、前記所定の領域における所定のセンサ情報を取得する複数のセンサ装置と、
複数の電柱の少なくとも一部、及び/又は、前記架線の少なくとも一部に設けられ、前記所定の領域に向けて拡声する複数の拡声装置と、
複数のセンサ装置、及び、複数の拡声装置を制御するサーバと、を備え、
前記サーバは、
前記所定の領域における複数のセンサ装置及び複数の拡声装置の設置位置を管理しており、
複数のセンサ装置のうちいずれかからセンサ情報を取得し、当該センサ情報とそれを取得したセンサ装置の設置位置とを関連付け、
前記所定の領域内の特定の位置又は部分領域内に設置された拡声装置を選択し、選択された拡声装置に対して拡声するよう指令する、
システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記サーバは、複数の拡声装置のうち選択された拡声装置に対して、指定された時間に前記所定の音声を拡声するよう指令する、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記サーバは、
前記所定の領域を表す地図を提供し、
前記地図を用いた前記所定の領域のうちの特定の部分領域の選択を受け付け、
前記特定の部分領域に含まれる拡声装置に対して、前記所定の音声を拡声するよう指令する、
請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
センサ装置は、音響センサを有し、
前記サーバは、前記音響センサにより取得された音圧データに基づいて、前記所定の領域における音圧分布を表す分布図を生成する、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記サーバは、特定のセンサ装置から得られたセンサ情報に応じて、複数の拡声装置のうち選択された拡声装置に、特定のセンサ装置から得られたセンサ情報に関連する音声を拡声させる、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
センサ装置は、音響センサを有し、
前記サーバは、前記音響センサにより第1音声が検出されたときに、前記第1音声に関連する人物が存在する位置に設置された拡声装置に対して第2音声を拡声するよう指令する、請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記サーバは、前記第2音声を拡声した拡声装置の設置位置から、前記第1音声を検出した音響センサを有するセンサ装置の設置位置までの経路上に設置された拡声装置に対して、前記第1音声に関する第3音声を拡声するよう指令する、請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記サーバは、前記第2音声を拡声した拡声装置の設置位置から、前記第1音声を検出した音響センサを有するセンサ装置の設置位置までの経路上に設置された拡声装置に対して、前記第1音声を検出した音響センサを有するセンサ装置の設置位置に至るまでの道案内を行う音声を拡声するよう指令する、請求項6に記載のシステム。
【請求項9】
センサ装置は、音響センサを有し、
前記サーバは、前記音響センサにより、前記所定の領域における特定の場所への道案内に関する音声が検出されたときに、当該音声を検出した音響センサを有するセンサ装置の設置位置から前記特定の場所までの経路上に設置された拡声装置に対して、前記特定の場所に至るまでの道案内を行う音声を拡声するよう指令する、請求項5に記載のシステム。
【請求項10】
所定の領域に設けられた複数の電柱の少なくとも一部、及び/又は、複数の電柱に設置された架線の少なくとも一部に設けられ、前記所定の領域における所定のセンサ情報を取得する複数のセンサ装置と、複数の電柱の少なくとも一部、及び/又は、前記架線の少なくとも一部に設けられ、前記所定の領域に向けて拡声する複数の拡声装置と、を備えるシステムにおいて、複数のセンサ装置、及び、複数の拡声装置を制御するサーバであって、
記憶部と情報処理部とを備え、
前記記憶部は、前記所定の領域における複数のセンサ装置及び複数の拡声装置の設置位置を管理する管理情報を記憶し、
前記情報処理部は、
複数のセンサ装置のうちいずれかからセンサ情報を取得し、当該センサ情報とそれを取得したセンサ装置の設置位置とを関連付け、
前記所定の領域内の特定の位置又は部分領域内に設置された拡声装置を選択し、選択された拡声装置に対して拡声するよう指令する、
サーバ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、所定の領域におけるセンサ情報の取得、及び/又は、当該所定の領域に向けて拡声を行うシステム、及び、このシステムを制御するサーバに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、市街地、商店街等の所定の領域にカメラ等のセンサ装置を設置し、当該所定の領域に関する各種センサ情報(例えば、映像、写真など)を取得し、それを用いた各種サービスの提供が行われている。また、所定の領域に複数の拡声装置を設置し、当該所定の領域に存在する人物等に向けて所定の音声を拡声することが行われている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-95064号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、市街地、商店街などの広い領域にセンサ装置、拡声装置を設置して、広い領域に存在する人物に対して各種のサービスを提供することが検討されている。広い領域に関する有用なサービスを提供するためには、当該領域に隈なくセンサ装置、拡声装置を設置することが好ましい。例えば、市街地、商店街などに存在する人物等の動線或いはその近傍に隈なくセンサ装置、拡声設備を設置することが好ましい。その一方で、広い領域に隈なくこれら装置を設置するには、広い領域の多くの箇所に設置スペースを確保する必要があるが、広い領域内に多数の設置スペースを確保することは困難である。
【0005】
本開示の目的は、市街地、商店街等の人々が集まる所定の領域に隈なくセンサ装置、拡声設備を設置して、当該所定の領域に関する有用なサービスを提供できるシステムを実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のシステムは、複数のセンサ装置と、複数の拡声装置と、サーバと、を備える。複数のセンサ装置は、所定の領域に設けられた複数の電柱の少なくとも一部、及び/又は、複数の電柱に設置された架線の少なくとも一部に設けられ、所定の領域における所定のセンサ情報を取得する。複数の拡声装置は、複数の電柱の少なくとも一部及び/又は架線の少なくとも一部に設けられ、所定の領域に向けて拡声する。サーバは、複数のセンサ装置、及び、複数の拡声装置を制御する。
【0007】
上記のシステムにおいて、サーバは、所定の領域における複数のセンサ装置及び複数の拡声装置の設置位置を管理している。サーバは、複数のセンサ装置のうちいずれかからセンサ情報を取得し、当該センサ情報とそれを取得したセンサ装置の設置位置とを関連付ける。また、サーバは、所定の領域内の特定の位置又は部分領域内に設置された拡声装置を選択し、選択された拡声装置に対して拡声するよう指令する。
【0008】
上記のシステムでは、所定の領域におけるセンサ情報を取得する複数のセンサ装置、所定の領域に拡声する複数の拡声装置が、当該所定の領域に設けられた複数の電柱の少なくとも一部、及び/又は、複数の電柱に設置された架線の少なくとも一部に設けられている。一般的に、電柱及び架線は、市街地、商店街等の人々が集まる所定の領域に隈なく設置されている。電柱及び架線は、特に、道路などの人物等の動線或いはその近傍に設けられている。このため、電柱及び/又は架線にセンサ装置及び拡声装置を設置することにより、所定の領域に隈なくセンサ装置及び拡声装置を容易に設置できる。特に、所定の領域に存在する道路等、人物の動線となり得る箇所又はその近傍に、センサ情報及び拡声装置を容易に隈なく設置できる。
【0009】
また、上記のシステムでは、サーバが、複数のセンサ装置及び複数の拡声装置の設置位置を管理している。サーバは、複数のセンサ装置のうちいずれかからセンサ情報を取得し、取得したセンサ情報とそれを取得したセンサ装置の設置位置とを関連付ける。また、サーバは、所定の領域内の特定の位置又は部分領域内に設置された拡声装置を選択し、選択された拡声装置に対して拡声するよう指令している。これにより、サーバは、所定の領域において取得したセンサ情報を用いたサービス、所定の領域に存在する人物等に対して各種音声を拡声するサービスなど、所定の領域に関する有用な様々なサービスを提供できる。
【発明の効果】
【0010】
所定の領域に設置された電柱及び/又は架線にセンサ装置、拡声装置を設置することで、センサ情報の取得、音声の拡声を行う対象の領域(すなわち、所定の領域)に隈なくセンサ装置、拡声装置を設置できる。この結果、当該所定の領域に関する有用な様々なサービスを提供可能なシステムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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