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公開番号
2025025862
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131058
出願日
2023-08-10
発明の名称
結束装置
出願人
マックス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04G
21/12 20060101AFI20250214BHJP(建築物)
要約
【課題】センサを簡易な構成とすることが可能な結束装置を提供することを目的とする。
【解決手段】互いに交差して配置された複数の鉄筋上を移動可能に構成された移動ユニットと、複数の鉄筋を結束可能に構成された鉄筋結束ユニットと、移動ユニット又は鉄筋結束ユニットの近傍に位置する鉄筋を含む第1鉄筋エリア、及び、第1鉄筋エリアより移動ユニットによる移動方向前方に位置する鉄筋を含む第2鉄筋エリアの双方を含む領域を検出範囲とするセンサを有する検出ユニットと、を備え、検出ユニットは、鉄筋上の障害物を検出するように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに交差して配置された複数の鉄筋上を移動可能に構成された移動ユニットと、
複数の鉄筋を結束可能に構成された鉄筋結束ユニットと、
前記移動ユニット又は前記鉄筋結束ユニットの近傍に位置する前記鉄筋を含む第1鉄筋エリア、及び、前記第1鉄筋エリアより前記移動ユニットによる移動方向前方に位置する前記鉄筋を含む第2鉄筋エリアの双方を含む領域を検出範囲とするセンサを有する検出ユニットと、を備え、
前記検出ユニットは、前記鉄筋上の障害物を検出するように構成される、
結束装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
本体部を備え、
前記移動ユニットは、前記本体部を、前記複数の鉄筋上において走行可能に構成される走行ユニットを含み、
前記検出ユニットは、前記本体部の前記移動方向前方の端部に配置されており、
前記検出範囲に含まれる前記第2鉄筋エリアは、前記本体部の前記移動方向の斜め下方である、
請求項1に記載の結束装置。
【請求項3】
基体部を備え、
前記移動ユニットは、ロボットアーム部を含み、
前記ロボットアーム部の一端が前記基体部に接続され、前記鉄筋結束ユニットが前記ロボットアーム部の他端に接続されることにより、前記鉄筋結束ユニットが前記基体部に対し移動可能に構成され、
前記検出範囲に含まれる前記第2鉄筋エリアは、前記鉄筋結束ユニットが、前記複数の鉄筋により形成される面である鉄筋面上において、移動する方向の前方である、
請求項1に記載の結束装置。
【請求項4】
前記検出ユニットの検出結果に基づき、前記移動ユニットの移動制御を行う、
請求項1に記載の結束装置。
【請求項5】
前記センサは、撮像センサを含み、
前記撮像センサは、前記撮像センサの視野角の中心が前記移動方向前方となるように配置されている、
請求項1に記載の結束装置。
【請求項6】
互いに交差して配置された複数の鉄筋上を移動可能に構成された移動ユニットと、
複数の鉄筋を結束可能に構成された鉄筋結束ユニットと、
前記移動ユニット又は前記鉄筋結束ユニットの近傍に位置する前記鉄筋を含む第1鉄筋エリアを含む領域を検出範囲とするセンサを有し、前記センサは、前記鉄筋上の障害物を検出可能に構成される、検出ユニットと、
前記検出ユニットの検出結果に基づき、前記移動ユニットの移動制御を行う制御部と、備える、
結束装置。
【請求項7】
本体部を備え、
前記移動ユニットは、前記本体部を、前記複数の鉄筋上において走行可能に構成される走行ユニットを含み、
前記センサの前記検出範囲は、前記第1鉄筋エリアより前記移動ユニットによる移動方向前方に位置する前記鉄筋を含む第2鉄筋エリアを含み、
前記検出ユニットは、前記第1鉄筋エリアまたは前記第2鉄筋エリアの障害物を検出する、
請求項6に記載の結束装置。
【請求項8】
基体部を備え、
前記移動ユニットは、ロボットアーム部を含み、
前記ロボットアーム部の一端が前記基体部に接続され、前記鉄筋結束ユニットが前記ロボットアーム部の他端に接続されることにより、前記鉄筋結束ユニットが前記基体部に対し移動可能に構成され、
前記センサの前記検出範囲は、前記鉄筋結束ユニットが、前記複数の鉄筋により形成される面である鉄筋面上を移動する方向において、前記第1鉄筋エリアより前方に位置する前記鉄筋を含む第2鉄筋エリアを含み、
前記検出ユニットは、前記第1鉄筋エリアまたは前記第2鉄筋エリアの障害物を検出する、
請求項6に記載の結束装置。
【請求項9】
前記検出ユニットは、前記本体部の前記移動方向前方の端部に配置されており、
前記第2鉄筋エリアは、前記本体部の前記移動方向の斜め下方に位置する前記鉄筋を含む領域である、
請求項7に記載の結束装置。
【請求項10】
前記検出ユニットは、前記ロボットアーム部に配置されており、
前記検出範囲に含まれる前記第2鉄筋エリアは、前記ロボットアーム部の前記鉄筋面に向かって移動する方向の斜め下方に位置する前記鉄筋を含む領域である、
請求項8に記載の結束装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、鉄筋結束ロボットに関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、例えば、縦方向に延伸する鉄筋と、横方向に延伸する鉄筋とが交差する交差部をワイヤ等により結束する鉄筋結束作業を自動化する技術が検討されている。例えば、特許文献1には、鉄筋工事に使用できる自走型の作業用ロボットが開示されている。
【0003】
また、特許文献1に記載の自走型の鉄筋結束作業用ロボットには、センサーとして、交差鉄筋検知センサー、鉄筋端部センサー、障害物センサー等が設けられている。特許文献1に記載の技術においては、交差鉄筋検知センサーにより縦方向の鉄筋と交差する横方向の鉄筋を検知し、鉄筋同士の交差部において作業用ロボットが停止し、結束ユニットにより結束を行う。また、鉄筋端部センサーにより鉄筋の端部を検知し、鉄筋上を走行する作業ロボットを鉄筋の端部において停止させる。また、障害物センサーにより作業用ロボットの周囲の、作業員や物品を障害物として検知し、作業用ロボットの作業員や物品との衝突を防止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019―039174号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された技術により、結束作業用ロボットの鉄筋からの脱落や障害物との衝突を防止することができるので、作業用ロボットの走行や作業を安全に進めることが可能となる。しかしながら、特許文献1に記載の鉄筋結束作業用ロボットにおいては、鉄筋検出のセンサと、障害物検出のセンサとが設けられるので、装置全体のコストの増大となり得る。従って、結束装置のセンサの構成には改善の余地があると考えられる。
【0006】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、センサを簡易な構成とすることが可能な結束装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、互いに交差して配置された複数の鉄筋上を移動可能に構成された移動ユニットと、複数の鉄筋を結束可能に構成された鉄筋結束ユニットと、移動ユニット又は鉄筋結束ユニットの近傍に位置する鉄筋を含む第1鉄筋エリア、及び、第1鉄筋エリアより移動ユニットによる移動方向前方に位置する鉄筋を含む第2鉄筋エリアの双方を含む領域を検出範囲とするセンサを有する検出ユニットと、を備え、検出ユニットは、鉄筋上の障害物を検出するように構成される結束装置を提供する。
【0008】
また、本開示の他の一態様は、互いに交差して配置された複数の鉄筋上を移動可能に構成された移動ユニットと、複数の鉄筋を結束可能に構成された鉄筋結束ユニットと、移動ユニット又は鉄筋結束ユニットの近傍に位置する鉄筋を含む第1鉄筋エリアを含む領域を検出範囲とするセンサを有し、センサは、鉄筋上の障害物を検出可能に構成される、検出ユニットと、検出ユニットの検出結果に基づき、移動ユニットの移動制御を行う制御部と、備える結束装置を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によりセンサを簡易な構成とすることが可能な結束装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の一実施例である鉄筋結束ロボット100の斜め上方向から見た全体斜視図である。
図2は、本開示の一実施例である鉄筋結束ロボットの斜め下方向から見た全体斜視図である。
図3は、鉄筋結束ロボット100を上方向(Z方向における上方)から見た平面図である。
図4は、鉄筋結束ロボット100を下方向(Z方向における下方)から見た平面図である。
図5は、鉄筋結束ロボット100の鉄筋結束ユニット110を外した状態を斜め上方向から見た斜視図である。
図6は、鉄筋結束ロボット100の鉄筋結束ユニット110を外した状態を斜め上方向から見た斜視図である。
図7は、鉄筋結束ロボット100の機能ブロック構成を説明する図である。
図8は、第1鉄筋R10に沿って走行中の鉄筋結束ロボット100をY方向から見た図である。
図9は、第1鉄筋R10に沿って走行中の鉄筋結束ロボット100をX方向から見た図である。
図10は、走行を停止し結束作業を実行する鉄筋結束ロボット100をY方向から見た図である。
図11は、結束作業を実行する鉄筋結束ロボット100をX方向から見た図である。
図12は、結束作業を実行する鉄筋結束ロボット100をZ方向下側から見た図である。
図13Aは3D距離カメラにより撮影された第1鉄筋R10及び第2鉄筋R20の交差箇所付近の画像を示す。
図13Bは、第1鉄筋R10及び第2鉄筋R20の交差箇所付近の画像を模式的に示す。
図14Aは、鉄筋結束ロボット100を水平方向(X方向)から見た模式的な側面図である。
図14Bは、鉄筋結束ロボット100を上方向(Z方向上側)から見た模式的な上面図である。
図15は、第1センサ130aによる撮像画像を模式的に示す図である。
図16は、テンプレートマッチングを説明するための模式的な図である。
図17は、交差箇所の推定方法を説明するための、鉄筋結束ロボット100を模式的に示す図である。
図18は、本開示の実施形態における交差箇所c12の推定方法のフローチャートである。
図19は、鉄筋結束ロボット100の横移動に関するフローチャートである。
図20Aは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を背面から見た図である。
図20Bは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を斜め上方向から見た図である。
図21Aは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を背面から見た図である。
図21Bは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を斜め上方向から見た図である。
図22Aは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を背面から見た図である。
図22Bは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を斜め上方向から見た図である。
図23Aは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を背面から見た図である。
図23Bは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を斜め上方向から見た図である。
図24Aは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を背面から見た図である。
図24Bは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を斜め上方向から見た図である。
図25Aは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を背面から見た図である。
図25Bは、横移動中の鉄筋結束ロボット100を斜め上方向から見た図である。
図26は、本開示の他の実施形態に係る鉄筋結束ロボット200のZ方向下方から見た模式的な図である。
図27は、本開示の実施形態に係る結束装置100を+X方向から見た図である。
図28は、本開示の実施形態に係る結束装置100を-Y方向から見た図である。
図29は、本開示の実施形態に係る結束装置100の機能ブロック構成を説明する図である。
図30Aは、本開示の実施形態に係る結束装置300を-X方向から見た図である。
図30Bは、本開示の実施形態に係る結束装置300の斜視図である。
図31Aは、本開示の実施形態に係る結束装置400を-X方向から見た図である。
図31Bは、本開示の実施形態に係る結束装置400の斜視図である。
図32は、本開示の実施形態に係る結束装置300の機能ブロック構成を説明する図である。
図33は、本開示の実施形態に係る結束装置400の機能ブロック構成を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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