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公開番号2025025598
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130491
出願日2023-08-09
発明の名称通信端末、基地局、通信システム、通信制御方法、およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H04W 16/28 20090101AFI20250214BHJP(電気通信技術)
要約【課題】アンテナ指向性を通信に適した設定にするまでの時間を短縮させることできる通信端末を実現する。
【解決手段】通信端末(1)は、アンテナ部(11)の指向性を第1の指向性に制御して、基地局から基地局の位置を示す情報を取得する情報取得部(12)と、指向性を第1の指向性よりも狭い第2の指向性に制御して、基地局と通信を行う通信制御部(13)と、を備え、通信制御部(13)は、基地局と通信端末(1)との相対位置、および、通信端末(1)の移動速度に基づいて第2の指向性を決定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
指向性を制御可能なアンテナ部と、
前記アンテナ部の指向性を第1の指向性に制御して、前記アンテナ部を介して基地局から前記基地局の位置を示す情報を取得する情報取得手段と、
前記アンテナ部の指向性を前記第1の指向性よりも狭い第2の指向性に制御して、前記アンテナ部を介して前記基地局と通信を行う通信制御手段と、を備え、
前記通信制御手段は、前記情報に基づく前記基地局と当該通信端末との相対位置、および、当該通信端末の移動速度に基づいて前記第2の指向性を決定する、
通信端末。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記通信制御手段は、前記基地局と当該通信端末との相対位置、および、当該通信端末の移動速度が少なくとも入力され、前記第2の指向性を出力するように学習された学習モデルを用いて、前記第2の指向性を決定する、
請求項1に記載の通信端末。
【請求項3】
前記通信制御手段は、前記基地局と当該通信端末との相対位置、当該通信端末の移動速度、および、場所ごとの電波状況を示す電波マップに基づいて、前記第2の指向性を決定する、
請求項1に記載の通信端末。
【請求項4】
当該通信端末の所定の時間後の移動先を推測する推測手段をさらに備え、
前記通信制御手段は、前記電波マップを参照し、前記推測手段が推測した移動先の電波状況に基づいて、前記所定の時間後の前記第2の指向性を決定する、
請求項3に記載の通信端末。
【請求項5】
前記電波マップは、当該通信端末の電波状況と、当該通信端末とは異なる1または複数の他の通信端末の電波状況とが反映された電波マップである、
請求項3または4に記載の通信端末。
【請求項6】
前記通信制御手段は、前記基地局と当該通信端末との相対位置、および、当該通信端末の移動速度に基づいて、前記通信の通信方式を決定する、
請求項1~4のいずれか一項に記載の通信端末。
【請求項7】
指向性を制御可能なアンテナ部を備える通信端末から、前記通信端末が当該基地局と通信している場合における前記アンテナ部の第1の指向性、前記通信端末の位置、および前記通信端末の移動速度を示す情報を取得する情報取得手段と、
前記アンテナ部の指向性を前記第1の指向性よりも狭い第2の指向性に制御して、前記アンテナ部を介して当該基地局と通信を行うよう前記通信端末に指示する指示手段と、を備え、
前記指示手段は、前記情報に基づく当該基地局と前記通信端末との相対位置、および、前記通信端末の移動速度に基づいて前記第2の指向性を決定する、
基地局。
【請求項8】
前記指示手段は、前記第1の指向性、当該基地局と前記通信端末との相対位置、および、前記通信端末の移動速度が少なくとも入力され、前記第2の指向性を出力するように学習された学習モデルを用いて、前記第2の指向性を決定する、
請求項7に記載の基地局。
【請求項9】
前記指示手段は、前記第1の指向性、当該基地局と前記通信端末との相対位置、前記通信端末の移動速度、および、場所ごとの電波状況を示す電波マップに基づいて、前記第2の指向性を決定する、
請求項7に記載の基地局。
【請求項10】
前記情報に基づく当該基地局と当該通信端末との相対位置、および、前記通信端末の移動速度に基づいて、前記通信の通信方式を決定する通信制御手段、をさらに備える、
請求項7から9の何れか1項に記載の基地局。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、通信端末、基地局、通信システム、通信制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
指向性を制御可能なアンテナを備える端末が、指向性を変更しながら基地局と通信する技術が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、アンテナ指向性を広い範囲から徐々に狭くしていくことにより応答可能な無線通信端末を絞り込む無線通信装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-188886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の無線通信装置は、アンテナ指向性を徐々に狭くしていく。そのため、当該無線通信装置においては、無線通信端末との通信が確立した後、当該無線通信端末との通信を切断することなく、かつ通信速度が速いアンテナ指向性に設定するまで、時間が掛かる。すなわち、当該無線通信装置においては、通信端末のアンテナ指向性を通信に適した設定にするまで時間が掛かるという問題があった。
【0006】
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その一例示的目的は、通信端末のアンテナ指向性を通信に適した設定にするまでの時間を短縮させる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一例示的側面に係る通信端末装置は、指向性を制御可能なアンテナ部と、前記アンテナ部の指向性を第1の指向性に制御して、前記アンテナ部を介して基地局から前記基地局の位置を示す情報を取得する情報取得手段と、前記アンテナ部の指向性を前記第1の指向性よりも狭い第2の指向性に制御して、前記アンテナ部を介して前記基地局と通信を行う通信制御手段と、を備え、前記通信制御手段は、前記情報に基づく前記基地局と当該通信端末との相対位置、および、当該通信端末の移動速度に基づいて前記第2の指向性を決定する。
【0008】
本開示の一例示的側面に係る基地局は、指向性を制御可能なアンテナ部を備える通信端末から、前記通信端末が当該基地局と通信している場合における前記アンテナ部の第1の指向性、前記通信端末の位置、および前記通信端末の移動速度を示す情報を取得する情報取得手段と、前記アンテナ部の指向性を前記第1の指向性よりも狭い第2の指向性に制御して、前記アンテナ部を介して当該基地局と通信を行うよう前記通信端末に指示する指示手段と、を備え、前記指示手段は、前記情報に基づく当該基地局と前記通信端末との相対位置、および、前記通信端末の移動速度に基づいて前記第2の指向性を決定する。
【0009】
本開示の一例示的側面に係る通信システムは、通信端末と基地局とを備える通信システムであって、前記通信端末は、指向性を制御可能なアンテナ部と、前記アンテナ部の指向性を第1の指向性に制御して、前記アンテナ部を介して基地局から前記基地局の位置を示す情報を取得する情報取得手段と、前記アンテナ部の指向性を前記第1の指向性よりも狭い第2の指向性に制御して、前記アンテナ部を介して前記基地局と通信を行う通信制御手段と、を備え、前記通信制御手段は、前記情報に基づく前記基地局と当該通信端末との相対位置、および、当該通信端末の移動速度に基づいて前記第2の指向性を決定し、前記基地局は、当該基地局の位置を示す情報を前記通信端末に出力する情報出力手段を備える。
【0010】
本開示の一例示的側面に係る通信システムは、通信端末と基地局とを備える通信システムであって、前記通信端末は、指向性を制御可能なアンテナ部と、当該通信端末が前記基地局と通信している場合における前記アンテナ部の第1の指向性、当該通信端末の位置、および当該通信端末の移動速度を示す情報を前記基地局に出力する情報出力手段と、前記基地局からの指示を受け付ける受付手段と、前記指示に従って前記アンテナ部の指向性を制御し、前記アンテナ部を介して前記基地局と通信を行う通信制御手段と、を備え、前記基地局は、前記通信端末から、前記情報を取得する情報取得手段と、前記アンテナ部の指向性を前記第1の指向性よりも狭い第2の指向性に制御して、前記アンテナ部を介して当該基地局と通信を行うよう前記通信端末に指示する指示手段と、を備え、前記指示手段は、前記情報に基づく当該基地局と前記通信端末との相対位置、および、前記通信端末の移動速度に基づいて前記第2の指向性を決定する。
(【0011】以降は省略されています)

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