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公開番号2025028280
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2024221844,2022558926
出願日2024-12-18,2021-09-24
発明の名称商品推奨装置、方法、およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 30/0601 20230101AFI20250220BHJP(計算;計数)
要約【課題】店舗で販売されている商品から、顧客に適した商品を顧客が見つけることの容
易化を図ること。
【解決手段】商品推奨装置は、識別部と、取得部と、特定部と、出力部と、を有する。識別部は、店舗に来店した顧客を識別する。取得部は、識別された顧客が所有する所有商品の情報を取得する。特定部は、店舗において販売されている販売商品から、当該販売商品と所有商品とを組み合わせて着用したときの着用感の組み合わせが、顧客の好みの着用感の組み合わせ条件に合致する販売商品を特定する。出力部は、特定された販売商品の情報を、推奨商品情報として出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
店舗に来店した顧客を識別する識別手段と、
識別された前記顧客が所有する所有商品の情報を取得する取得手段と、
取得された前記所有商品の情報に基づいて、前記店舗において販売されている販売商品から、前記所有商品との組み合わせが所定の組み合わせ条件に合致する販売商品を特定する特定手段と、
特定された前記販売商品の情報を、前記顧客が着用するための推奨商品情報として出力する出力手段と、
を備え、
前記所定の組み合わせ条件は、前記顧客の好みの着用感の組み合わせ条件を含み、
前記特定手段は、前記店舗において販売されている前記販売商品から、当該販売商品と前記所有商品とを組み合わせて着用したときの着用感の組み合わせが、前記顧客の好みの着用感の組み合わせ条件に合致する販売商品を特定する、
商品推奨装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記出力手段は、前記所定の組み合わせ条件に合致する前記組み合わせの数に応じた順に、前記推奨商品情報を出力する、
請求項１に記載の商品推奨装置。
【請求項３】
前記出力手段は、前記所定の組み合わせ条件に合致する前記組み合わせの数が所定数以上である前記販売商品の情報を前記推奨商品情報として出力する、
請求項１または２に記載の商品推奨装置。
【請求項４】
前記出力手段は、前記所定の組み合わせ条件に合致する前記組み合わせにおける前記販売商品の数に応じた順に、前記推奨商品情報を出力する、
請求項１から３のいずれかに記載の商品推奨装置。
【請求項５】
前記出力手段は、前記所定の組み合わせ条件に合致する前記組み合わせにおける前記販売商品の総額に応じた順に、前記推奨商品情報を出力する、
請求項１から４のいずれかに記載の商品推奨装置。
【請求項６】
前記出力手段は、特定された前記販売商品のうち、前記所定の組み合わせ条件に合致する前記組み合わせにおける前記販売商品の総額が予算範囲内である販売商品の情報を、前記推奨商品情報として出力する、
請求項１から５のいずれかに記載の商品推奨装置。
【請求項７】
コンピュータが、
店舗に来店した顧客を識別し、
識別された前記顧客が所有する所有商品の情報を取得し、
取得された前記所有商品の情報に基づいて、前記店舗において販売されている販売商品から、前記所有商品との組み合わせが所定の組み合わせ条件に合致する販売商品を特定し、
特定された前記販売商品の情報を、前記顧客が着用するための推奨商品情報として出力する、
処理を実行し、
前記所定の組み合わせ条件は、前記顧客の好みの着用感の組み合わせ条件を含み、
前記特定する処理では、前記店舗において販売されている前記販売商品から、当該販売商品と前記所有商品とを組み合わせて着用したときの着用感の組み合わせが、前記顧客の好みの着用感の組み合わせ条件に合致する販売商品を特定する、
方法。
【請求項８】
コンピュータに、
店舗に来店した顧客を識別し、
識別された前記顧客が所有する所有商品の情報を取得し、
取得された前記所有商品の情報に基づいて、前記店舗において販売されている販売商品から、前記所有商品との組み合わせが所定の組み合わせ条件に合致する販売商品を特定し、
特定された前記販売商品の情報を、前記顧客が着用するための推奨商品情報として出力する、
処理を実行させ、
前記所定の組み合わせ条件は、前記顧客の好みの着用感の組み合わせ条件を含み、
前記特定する処理では、前記店舗において販売されている前記販売商品から、当該販売商品と前記所有商品とを組み合わせて着用したときの着用感の組み合わせが、前記顧客の好みの着用感の組み合わせ条件に合致する販売商品を特定する、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、商品推奨装置などに関する。
続きを表示（約 2,300 文字）【背景技術】
【０００２】
服飾品の買い物において、顧客に商品を購買させるために顧客に対してコンテンツ等を配信する技術がある。例えば、特許文献１に開示された技術では、商品陳列棚前に位置する消費者が手に取ったアクセサリーまたは洋服を消費者が使用した時を表示する。また、例えば、特許文献１に開示された技術では、消費者が手に取った商品と他の商品との組み合わせまたはコーディネート情報を表示する。また、例えば、特許文献２に開示された技術では、パーソナルカラーを用いて、顧客に商品を推奨する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－０４５４５４号公報
特開２００６－０８９８８３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、実際の店舗での服飾品の買い物において、顧客は、自身に適した商品を容易にみつけることができない場合がある。例えば、特許文献１では、商品を使用した状態またはコーディネート情報などを顧客に対して表示しているが、顧客は、複数ある商品から実際にどの商品が自身に適しているのかを判断することは難しい。
【０００５】
本開示の目的の一例は、店舗で販売されている商品から、顧客に適した商品を顧客が見つけることの容易化を図る商品推奨装置などを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一態様における商品推奨装置は、店舗に来店した顧客を識別する識別手段と、識別された前記顧客が所有する所有商品の情報を取得する取得手段と、取得された前記所有商品の情報に基づいて、前記店舗において販売されている販売商品から、前記所有商品との組み合わせが所定の組み合わせ条件に合致する販売商品を特定する特定手段と、特定された前記販売商品の情報を、前記顧客が着用するための推奨商品情報として出力する出力手段と、を備え、前記所定の組み合わせ条件は、前記顧客の好みの着用感の組み合わせ条件を含み、前記特定手段は、前記店舗において販売されている前記販売商品から、当該販売商品と前記所有商品とを組み合わせて着用したときの着用感の組み合わせが、前記顧客の好みの着用感の組み合わせ条件に合致する販売商品を特定する。
【０００７】
本開示の一態様における方法は、コンピュータが、店舗に来店した顧客を識別し、識別された前記顧客が所有する所有商品の情報を取得し、取得された前記所有商品の情報に基づいて、前記店舗において販売されている販売商品から、前記所有商品との組み合わせが所定の組み合わせ条件に合致する販売商品を特定し、特定された前記販売商品の情報を、前記顧客が着用するための推奨商品情報として出力する、処理を実行し、前記所定の組み合わせ条件は、前記顧客の好みの着用感の組み合わせ条件を含み、前記特定する処理では、前記店舗において販売されている前記販売商品から、当該販売商品と前記所有商品とを組み合わせて着用したときの着用感の組み合わせが、前記顧客の好みの着用感の組み合わせ条件に合致する販売商品を特定する。
【０００８】
本開示の一態様におけるプログラムは、コンピュータに、店舗に来店した顧客を識別し、識別された前記顧客が所有する所有商品の情報を取得し、取得された前記所有商品の情報に基づいて、前記店舗において販売されている販売商品から、前記所有商品との組み合わせが所定の組み合わせ条件に合致する販売商品を特定し、特定された前記販売商品の情報を、前記顧客が着用するための推奨商品情報として出力する、処理を実行させ、前記所定の組み合わせ条件は、前記顧客の好みの着用感の組み合わせ条件を含み、前記特定する処理では、前記店舗において販売されている前記販売商品から、当該販売商品と前記所有商品とを組み合わせて着用したときの着用感の組み合わせが、前記顧客の好みの着用感の組み合わせ条件に合致する販売商品を特定する。
【発明の効果】
【０００９】
本開示によれば、店舗で販売されている商品から、顧客に適した商品を顧客が見つけることの容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
図１は、実施の形態１にかかる商品推奨装置の一構成例を示すブロック図である。
図２は、実施の形態１にかかる商品推奨装置の一動作例を示すフローチャートである。
図３は、実施の形態２にかかるシステムの一構成例を示す説明図である。
図４は、実施の形態２にかかるシステムの一構成例を示すブロック図である。
図５は、顧客識別ＤＢの一例を示す説明図である。
図６は、所有商品ＤＢの一例を示す説明図である。
図７は、販売商品ＤＢの一例を示す説明図である。
図８は、組み合わせ条件の一例を示す説明図である。
図９は、組み合わせから出力までの一例を示す説明図である。
図１０は、総額の低い順の出力例を示す説明図である。
図１１は、実施の形態２にかかる商品推奨装置の一動作例を示すフローチャートである。
図１２は、図１１における特定処理の一例を示すフローチャートである。
図１３は、図１１における出力処理の一例を示すフローチャートである。
図１４は、システムのハードウェア構成例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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