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公開番号2025025316
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023129976
出願日2023-08-09
発明の名称お便り作成システム、お便り作成方法、および、プログラム
出願人東電タウンプランニング株式会社
代理人弁理士法人牛木国際特許事務所
主分類G06F 40/56 20200101AFI20250214BHJP(計算;計数)
要約【課題】動画を含む高品質なお便りを手軽に作成することができる、お便り作成システム、お便り作成方法、および、プログラムを提供する。
【解決手段】制御部2および記憶部3を備えたお便り作成システム1であって、制御部2が、記憶部3に記憶された動画データ5から、対象人物が笑顔である動画フレームをAIにより検出して、対象人物が笑顔である動画フレームの前後の動画データ5を抽出することにより、提供動画7を作成し、記憶部3に記憶された文書データ6、および、提供動画7から、AIにより、文書データ6、および、提供動画7に関連した内容の提供文章8を作成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
制御部および記憶部を備えたお便り作成システムであって、
前記制御部が、前記記憶部に記憶された動画データから、対象人物が笑顔である動画フレームをＡＩにより検出して、前記対象人物が笑顔である動画フレームの前後の動画データを抽出することにより、提供動画を作成し、
前記制御部が、前記記憶部に記憶された文書データ、および、前記提供動画から、ＡＩにより、前記文書データ、および、前記提供動画に関連した内容の提供文章を作成する、
お便り作成システム。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記提供文章を作成する際に、さらに、前記提供動画に含まれる音声データから、ＡＩにより、前記提供文章を作成する、請求項１に記載のお便り作成システム。
【請求項３】
前記提供文章を作成する際に、
行動の動詞の単語、状態の動詞の単語、感情の形容詞の単語、および、名詞の単語の各カテゴリにおいて、前記文書データに含まれるキーワードと関連性の高い上位の第１キーワードを複数個ずつＡＩにより導出し、
導出した前記第１キーワードの中で、前記提供動画と関連性の高い上位の第２キーワードをＡＩにより導出し、
導出した前記第２キーワードを基にＡＩにより前記提供文章を作成する、請求項１に記載のお便り作成システム。
【請求項４】
前記対象人物が笑顔である動画フレームを検出する際に、任意の秒数あたり１つの動画フレームを使用し、残りの動画フレームをスキップする、請求項１に記載のお便り作成システム。
【請求項５】
前記対象人物が笑顔である動画フレームを検出する際に、前記動画データの画像サイズを分割して、分割した前記動画データのそれぞれから、前記対象人物が笑顔である動画フレームをＡＩにより検出する、請求項１に記載のお便り作成システム。
【請求項６】
前記提供文章と、
前記動画データから抽出した静止画像と、
前記提供動画が保存されたＵＲＬを暗号化した識別コードと、
を記載した文書を作成する、請求項１に記載のお便り作成システム。
【請求項７】
制御部および記憶部を備えたお便り作成システムを用いてお便りを作成するお便り作成方法であって、
制御部および記憶部を備えたお便り作成システムであって、
前記制御部が、前記記憶部に記憶された動画データから、対象人物が笑顔である動画フレームをＡＩにより検出して、前記対象人物が笑顔である動画フレームの前後の動画データを抽出することにより、提供動画を作成し、
前記制御部が、前記記憶部に記憶された文書データ、および、前記提供動画から、ＡＩにより、前記文書データ、および、前記提供動画に関連した内容の提供文章を作成する、
お便り作成方法。
【請求項８】
前記提供文章を作成する際に、さらに、前記提供動画に含まれる音声データから、ＡＩにより、前記提供文章を作成する、請求項７に記載のお便り作成方法。
【請求項９】
前記提供文章を作成する際に、
行動の動詞の単語、状態の動詞の単語、感情の形容詞の単語、および、名詞の単語の各カテゴリにおいて、前記文書データに含まれるキーワードと関連性の高い上位の第１キーワードを複数個ずつＡＩにより導出し、
導出した前記第１キーワードの中で、前記提供動画と関連性の高い上位の第２キーワードをＡＩにより導出し、
導出した前記第２キーワードを基にＡＩにより前記提供文章を作成する、請求項７に記載のお便り作成方法。
【請求項１０】
前記対象人物が笑顔である動画フレームを検出する際に、任意の秒数あたり１つの動画フレームを使用し、残りの動画フレームをスキップする、請求項７に記載のお便り作成方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、動画データおよび文書データから、ＡＩにより、自動でお便りなどの文書を作成する、お便り作成システム、お便り作成方法、および、プログラムに関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、動画データの画像などで、ＡＩにより、対象人物の表情を認識し、笑顔を検出する技術が知られている（例えば、非特許文献１および２）。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００３】
「画像認識技術の仕組みは？種類や最新の活用事例、ＡＩ（ディープラーニング）の活用における変化について」、［online］、株式会社システムインテグレータ［２０２３年７月１８日検索］、インターネット＜ＵＲＬ：https://products.sint.co.jp/aisia-ad/blog/image-recognition-ai＞
「ＡＩ映像認識活用ソリューション」、［online］、日本電気株式会社［２０２３年７月１８日検索］、インターネット＜ＵＲＬ：https://jpn.nec.com/bv/hoso/ai_recognition.html＞
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、例えば老人ホームなどの入居型の介護施設では、コロナ禍の影響で、家族が入居者と面会できない状況が続いていた。一方、介護施設では、毎日レクリエーションが行われており、家族に向けてお便りなどで報告する場合があるが、手間がかかることから、高頻度でお便りを作成することができない課題があった。このような状況下では、家族が入居者の日々の状況を手軽に知ることができなかった。
【０００５】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、動画を含む高品質なお便りを手軽に作成することができる、お便り作成システム、お便り作成方法、および、プログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明はかかる課題を解決するため、制御部および記憶部を備えたお便り作成システム、および、これを用いてお便りを作成するお便り作成方法であって、前記制御部が、前記記憶部に記憶された動画データから、対象人物が笑顔である動画フレームをＡＩにより検出して、前記対象人物が笑顔である動画フレームの前後の動画データを抽出することにより、提供動画を作成し、前記制御部が、前記記憶部に記憶された文書データ、および、前記提供動画から、ＡＩにより、前記文書データ、および、前記提供動画に関連した内容の提供文章を作成する、お便り作成システム、および、お便り作成方法を提供する。
【０００７】
前記お便り作成システム、および、前記お便り作成方法では、前記提供文章を作成する際に、さらに、前記提供動画に含まれる音声データから、ＡＩにより、前記提供文章を作成することができる。
【０００８】
前記お便り作成システム、および、前記お便り作成方法では、前記提供文章を作成する際に、行動の動詞の単語、状態の動詞の単語、感情の形容詞の単語、および、名詞の単語の各カテゴリにおいて、前記文書データに含まれるキーワードと関連性の高い上位の第１キーワードを複数個ずつＡＩにより導出し、導出した前記第１キーワードの中で、前記提供動画と関連性の高い上位の第２キーワードをＡＩにより導出し、導出した前記第２キーワードを基にＡＩにより前記提供文章を作成することができる。
【０００９】
前記お便り作成システム、および、前記お便り作成方法では、前記対象人物が笑顔である動画フレームを検出する際に、任意の秒数あたり１つの動画フレームを使用し、残りの動画フレームをスキップすることができる。
【００１０】
前記お便り作成システム、および、前記お便り作成方法では、前記対象人物が笑顔である動画フレームを検出する際に、前記動画データの画像サイズを分割して、分割した前記動画データのそれぞれから、前記対象人物が笑顔である動画フレームをＡＩにより検出することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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