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公開番号
2025027987
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2024113788
出願日
2024-07-17
発明の名称
イベント検出装置、イベント検出方法、およびプログラム
出願人
日本電気株式会社
,
ナショナル ユニバーシティー オブ シンガポール
,
National University of Singapore
代理人
個人
主分類
G06T
7/20 20170101AFI20250220BHJP(計算;計数)
要約
【課題】物体が撮像されたビデオデータに基づいて物体を監視するイベント検出装置、イベント検出方法および記憶媒体を提供する。
【解決手段】イベント検出装置2000は、1つ以上のビデオデータを取得し、1つ以上のビデオデータから、物体間の2つ以上の動作関連関係を示す物体関係情報を生成し、少なくとも1つが特定の主体によって特定の動作が行われた状況を表す動作関連状況のシーケンスによって、注目イベントを示すイベント情報を取得し、物体関係情報およびイベント情報に基づいて、注目イベントが発生したか否かを判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
イベント検出装置であって、
命令を記憶するように構成された少なくとも1つのメモリと、
命令を実行して、
1つ以上のビデオデータを取得し、
前記1つ以上のビデオデータから、物体間の2つ以上の動作関連関係を示す物体関係情報を生成し、
少なくとも1つが特定の主体によって特定の動作が行われる状況を表す動作関連状況のシーケンスによって、注目イベントを示すイベント情報を取得し、
前記物体関係情報および前記イベント情報に基づいて、前記注目イベントが発生したか否かを判定する、
ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、を有するイベント検出装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記物体関係情報は、前記イベント情報によって示される前記動作関連状況の前記シーケンスとマッチする前記動作関連関係のシーケンスを含む場合に、前記注目イベントが発生したと判定される、請求項1に記載のイベント検出装置。
【請求項3】
前記時間的な動作関連関係は、動作と、前記動作の主体と、前記動作の客体との組み合わせを示し、
前記動作関連状況は、動作と、前記動作の主体と、前記動作の客体との組み合わせを示し、
前記時間的な動作関連関係によって示される前記動作、前記動作の前記主体、および前記動作の前記客体が、前記動作関連状況によって示される前記動作、前記動作の前記主体、および前記動作の前記客体とそれぞれマッチする場合に、前記時間的な動作関連関係が前記動作関連状況にマッチすると判定される、請求項2に記載のイベント検出装置。
【請求項4】
前記イベント情報は、第1の動作関連状況と第2の動作関連状況とをこの順に含み、
前記物体関係情報が、前記第1の動作関連状況にマッチする第1の動作関連関係と、前記第2の動作関連状況にマッチする第2の動作関連関係とをこの順に含む場合に、前記注目イベントが発生したと判定される、請求項2または3に記載のイベント検出装置。
【請求項5】
イベント情報が、第1の動作関連状況、第2の動作関連状況、および第3の動作関連状況を含み、
前記第1の動作関連状況および前記第3の動作関連状況のそれぞれは、特定の主体によって特定の動作が行われた状況を表し、
前記第2の動作関連状況は、特定の主体によって特定の動作が行われていない状況を表し、
前記物体関係情報が、前記第1の動作関連状況にマッチする第1の動作関連関係と、前記第2の動作関連状況にマッチする第2の動作関連関係とをこの順に含み、かつ、前記物体関係情報が、前記第2の動作関連状況とは逆の動作関連状況にマッチする動作関連関係を含まない場合に、前記注目イベントが発生したと判定される、請求項2または3に記載のイベント検出装置。
【請求項6】
前記イベント情報は、互いに同じタイプであって互いに異なる2つ以上の物体を区別可能に示す、請求項1から3のいずれか一項に記載のイベント検出装置。
【請求項7】
前記物体関係情報は、或る時点またはある期間中に存在する物体間の関係をそれぞれが表すシーングラフのシーケンスを表す、請求項1から3のいずれか一項に記載のイベント検出装置。
【請求項8】
1つ以上のビデオデータを取得するステップと、
前記1つ以上のビデオデータから、物体間の2つ以上の動作関連関係を示す物体関係情報を生成するステップと、
少なくとも1つが特定の主体によって特定の動作が行われる状況を表す動作関連状況のシーケンスによって、注目イベントを示すイベント情報を取得するステップと、
前記物体関係情報および前記イベント情報に基づいて、前記注目イベントが発生したか否かを判定するステップと、を含むイベント検出方法。
【請求項9】
前記物体関係情報が、前記イベント情報によって示される前記動作関連状況の前記シーケンスとマッチする前記動作関連関係のシーケンスを含む場合に、前記注目イベントが発生したと判定される、請求項8に記載のイベント検出方法。
【請求項10】
1つ以上のビデオデータを取得するステップと、
前記1つ以上のビデオデータから、物体間の2つ以上の動作関連関係を示す物体関係情報を生成するステップと、
少なくとも1つが特定の主体によって特定の動作が行われる状況を表す動作関連状況のシーケンスによって、注目イベントを示すイベント情報を取得するステップと、
前記物体関係情報および前記イベント情報に基づいて、前記注目イベントが発生したか否かを判定するステップと、をコンピュータに実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、全体として、イベント検出装置、イベント検出方法、および記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
物体を監視するためにビデオデータを使用する技術がある。特許文献1には、ビデオフレームのそれぞれから人物の重心を検出し、その人物の重心の軌跡に基づいて、その人物の挙動を認識する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-075802号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ビデオデータに基づいて物体を監視するために使用できる情報は、それらの物体の重心に限定されない。本開示の目的は、それらの物体が撮像されたビデオデータに基づいて物体を監視するための新規な技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のイベント検出装置は、命令を記憶するように構成された少なくとも1つのメモリと、少なくとも1つのプロセッサと、を有する。前記少なくとも1つのプロセッサは、前記命令を実行して、1つ以上のビデオデータを取得し、前記1つ以上のビデオデータから、物体間の2つ以上の動作関連関係を示す物体関係情報を生成し、少なくとも1つが特定の主体によって特定の動作が行われる状況を表す動作関連状況のシーケンスによって、注目イベントを示すイベント情報を取得し、前記物体関係情報および前記イベント情報に基づいて、前記注目イベントが発生したか否かを判定する。
【0006】
本開示のイベント検出方法は、1つ以上のビデオデータを取得するステップと、前記1つ以上のビデオデータから、物体間の2つ以上の動作関連関係を示す物体関係情報を生成するステップと、少なくとも1つが特定の主体によって特定の動作が行われる状況を表す動作関連状況のシーケンスによって、注目イベントを示すイベント情報を取得するステップと、前記物体関係情報および前記イベント情報に基づいて、前記注目イベントが発生したか否かを判定するステップと、を含む。
【0007】
本開示の記憶媒体は、1つ以上のビデオデータを取得するステップと、前記1つ以上のビデオデータから、物体間の2つ以上の動作関連関係を示す物体関係情報を生成するステップと、少なくとも1つが特定の主体によって特定の動作が行われる状況を表す動作関連状況のシーケンスによって、注目イベントを示すイベント情報を取得するステップと、前記物体関係情報および前記イベント情報に基づいて、前記注目イベントが発生したか否かを判定するステップと、をコンピュータに実行させるプログラムを格納する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、物体が撮像されたビデオデータに基づいて、物体を監視する新規な技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
イベント検出装置の概要を示す図である。
イベント検出装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
イベント検出装置を実現するコンピュータ1000のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
イベント検出装置によって実行される処理の例示的なフローを示すフローチャートである。
物体関係情報をテーブル形式で示す図である。
物体情報をテーブル形式で示す図である。
シーングラフの一例を示す図である。
生成ユニットによって実行される処理の流れを示すフローチャートである。
イベント情報をテーブル形式で示す図である。
状況ごとの持続時間を示すイベント情報を示す図である。
特定の動作が欠落していることを示すイベント情報を示す図である。
判定ユニットによって実行される処理の例示的なフローを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図面において同じまたは対応する要素は同じの参照符号で示され、説明を明確にするために重複する説明は適宜省略される。特に断らない限り、所定の情報(例えば、所定の値または所定の閾値)は、特に断らない限り、その情報を使用するコンピュータがアクセス可能な記憶装置に予め記憶されている。また、特に断らない限り、記憶部は、1つ以上の記憶装置によって構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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