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公開番号2025022990
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2024205465,2022511435
出願日2024-11-26,2020-04-01
発明の名称映像符号化装置および映像復号装置
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類H04N 19/59 20140101AFI20250206BHJP(電気通信技術)
要約【課題】超高精細映像の映像品質を高く保つことができる映像符号化装置および映像復号装置を提供する。
【解決手段】映像符号化装置は、すべてのフレームの輝度サンプルの最大画像幅と最大画像高とをビットストリームに多重化する多重化手段と、フレーム毎に輝度サンプルの画像幅および画像高を、周期的に第1の画像幅および画像高と第2の画像幅および画像高との間で切り替える手段とを含み、多重化手段は、決定された輝度サンプルの画像幅と画像高とをビットストリームに多重化するように制御される。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
すべてのフレームの輝度サンプルの最大画像幅と最大画像高とをビットストリームに多重化する多重化手段と、
フレーム毎に輝度サンプルの画像幅および画像高を、周期的に第1の画像幅および画像高と第2の画像幅および画像高との間で切り替える手段とを備え、
前記多重化手段は、決定された前記輝度サンプルの画像幅と画像高とをビットストリームに多重化するように制御される
映像符号化装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
処理対象フレームの輝度サンプルの画像幅および画像高を過去に処理されたフレームの輝度サンプルの画像幅および画像高にスケールさせるための参照ピクチャスケールレシオを導出する導出手段を備える
請求項1に記載の映像符号化装置。
【請求項3】
すべてのフレームの輝度サンプルの最大画像幅と最大画像高とをビットストリームから多重化解除し、フレーム毎に輝度サンプルの画像幅と画像高とをビットストリームから多重化解除する多重化解除手段を備え、
前記多重化解除手段は、周期的に第1の画像幅および画像高と第2の画像幅および画像高との間で切り替えられている輝度サンプルの画像幅および画像高を取得する
映像復号装置。
【請求項4】
処理対象フレームの輝度サンプルの画像幅および画像高を過去に処理されたフレームの輝度サンプルの画像幅および画像高にスケールさせるための参照ピクチャスケールレシオを導出する導出手段を備える
請求項3に記載の映像復号装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、参照ピクチャのスケーリングを利用する映像符号化装置および映像復号装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1は、HEVC(High Efficiency Video Coding)方式と同じ画質でビットレートを約半分にできるVVC(Versatile Video Coding)方式の仕様を開示している。
【0003】
非特許文献2は、デジタル放送におけるHEVC方式に基づいた映像信号圧縮を規定し、SOP(Set of Pictures)という概念を導入している。SOPは、時間方向階層符号化を行う場合に各AU(Access Unit) の符号化順及び参照関係を記述する単位である。その構造には、L0構造、L1構造、L2構造、L3構造、およびL4構造がある。
【0004】
VVC方式についても、VVC方式にSOP構造を定義することによって、HEVC方式と同様なデジタル放送を運用できる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
"Versatile Video Coding (Draft 8)", JVET-Q2001, Joint Video Experts Team (JVET) of ITU-T SG 16 WP 3 and ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 11 17th Meeting: Brussels, BE, 7-17 January 2020.
ARIB (Association of Radio Industries and Businesses) 標準規格 STD-B32 3.11版 平成30年7月26日 電波産業会
"Supplemental enhancement information for coded video bitstreams (Draft 3)", JVET-Q2007, Joint Video Experts Team (JVET) of ITU-T SG 16 WP 3 and ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 11 17th Meeting: Brussels, BE, 7-17 January 2020.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
日本において、2018年12月から開始されている新4K8K衛星放送における伝送容量は約100Mbpsであり、HEVC方式で1つの8K映像が送出されている。よって、VVC方式の採用で映像ビットレートを半減できたとしても、次世代地上放送の伝送容量の約40Mbpsでは、複雑な絵柄や動きのあるシーンにおいて8K映像の品質をサービス品質レベルに保つことは困難である。
【0007】
本発明は、超高精細映像の映像品質を高く保つことができる映像符号化装置および映像復号装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明による映像符号化装置は、すべてのフレームの輝度サンプルの最大画像幅と最大画像高とをビットストリームに多重化する多重化手段と、フレーム毎に輝度サンプルの画像幅および画像高を、周期的に第1の画像幅および画像高と第2の画像幅および画像高との間で切り替える手段とを含み、多重化手段は、決定された輝度サンプルの画像幅と画像高とをビットストリームに多重化するように制御される。
【0009】
本発明による映像復号装置は、すべてのフレームの輝度サンプルの最大画像幅と最大画像高とをビットストリームから多重化解除し、フレーム毎に輝度サンプルの画像幅と画像高をビットストリームから多重化解除する多重化解除手段を含み、多重化解除手段は、周期的に第1の画像幅および画像高と第2の画像幅および画像高との間で切り替えられている輝度サンプルの画像幅および画像高を取得する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、超高精細映像の映像品質を高く保つことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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