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公開番号
2025025537
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130383
出願日
2023-08-09
発明の名称
媒体搬送装置、画像読取装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250214BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】従来技術においては超音波センサーの構成とその配置を工夫して装置の小型化を図る観点で改善の余地があった。
【解決手段】媒体搬送装置は、第1ローラー対と、第1ローラー対の下流に配置された第2ローラー対と、第1ローラー対と第2ローラー対との間に配置された超音波検出部とを備える。超音波検出部は、送信センサーチップと、受信センサーチップと、送信センサーチップが設けられる送信基板と、受信センサーチップが設けられる受信基板と、を有する。 第1軸は、送信センサーチップと受信センサーチップとの間を通る媒体の面に対して傾斜しており、送信センサーチップの少なくとも一部と受信センサーチップの少なくとも一部は、第2ローラー対のニップ位置での媒体の面に対する法線方向において、第2ローラー対の範囲内にある。
【選択図】図24
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体を搬送方向に搬送する第1ローラー対と、
前記搬送方向において、前記第1ローラー対の下流に配置された第2ローラー対と、
前記搬送方向において、前記第1ローラー対と前記第2ローラー対との間に配置された超音波検出部と、
を備えた媒体搬送装置であって、
前記超音波検出部は、
搬送される前記媒体の第1面に向けて、第1軸に沿って超音波を発する送信センサーチップと、
前記送信センサーチップとで前記媒体を挟む位置であって前記第1軸上の位置に配置され、超音波を受信する受信センサーチップと、
前記送信センサーチップが設けられる送信基板であって基板面に前記送信センサーチップが載せられる送信基板と、
前記受信センサーチップが設けられる受信基板であって基板面に前記受信センサーチップが載せられる受信基板と、
を有し、
前記第1軸は、前記送信センサーチップと前記受信センサーチップとの間を通る前記媒体の面に対して傾斜しており、
前記送信センサーチップの厚みは、前記送信基板の厚みより薄く、
前記受信センサーチップの厚みは、前記受信基板の厚みより薄く、
前記送信センサーチップの少なくとも一部と前記受信センサーチップの少なくとも一部は、前記第2ローラー対のニップ位置での前記媒体の面に対する法線方向において、前記第2ローラー対の範囲内にある、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の媒体搬送装置において、
前記送信センサーチップの少なくとも一部と前記受信センサーチップの少なくとも一部は、
前記第1ローラー対のニップ位置での前記媒体の面に対する法線方向において、前記第1ローラー対の範囲内にある、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項3】
請求項1に記載の媒体搬送装置において、
前記搬送方向において、前記第2ローラー対の下流に第3ローラー対を備え、
前記送信センサーチップの少なくとも一部と前記受信センサーチップの少なくとも一部は、
前記第3ローラー対のニップ位置での前記媒体の面に対する法線方向において、前記第3ローラー対の範囲内にある、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項4】
請求項1に記載の媒体搬送装置において、
前記第2ローラー対を構成する二つのローラーの軸間距離は、前記第1軸における前記送信センサーチップと前記受信センサーチップとの間の距離よりも短い、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項5】
請求項1に記載の媒体搬送装置において、
前記搬送方向において、前記第2ローラー対の下流に第3ローラー対を備え、
前記第3ローラー対を構成する二つのローラーの軸間距離は、前記第1軸における前記送信センサーチップと前記受信センサーチップとの間の距離よりも短い、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項6】
請求項1に記載の媒体搬送装置において、
前記第1ローラー対を構成する二つのローラーの軸間距離は、前記第1軸における前記送信センサーチップと前記受信センサーチップとの間の距離よりも短い、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項7】
請求項1に記載の媒体搬送装置において、
前記送信基板及び前記受信基板は、前記送信センサーチップと前記受信センサーチップとの間を通る前記媒体の面に対する法線方向に対し傾斜しており、
前記送信センサーチップの送信面は、前記送信基板の面に沿っており、
前記受信センサーチップの受信面は、前記受信基板の面に沿っており、
前記送信基板の少なくとも一部と前記受信基板の少なくとも一部は、前記第2ローラー対のニップ位置での前記媒体の面に対する法線方向において、前記第2ローラー対の範囲内にある、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項8】
請求項1に記載の媒体搬送装置において、
前記搬送方向において、前記第2ローラー対の下流に第3ローラー対を備え、
前記第1ローラー対と前記第2ローラー対との間の経路長が、前記第2ローラー対と前記第3ローラー対との間の経路長より短い、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項9】
請求項1に記載の媒体搬送装置において、
前記送信基板を保持する送信基板ホルダーと、
前記受信基板を保持する受信基板ホルダーと、
前記第1ローラー対と前記第2ローラー対との間の媒体搬送経路を形成する部材であって、前記送信基板ホルダーを固定する送信側経路形成部材と、
前記第1ローラー対と前記第2ローラー対との間の媒体搬送経路を形成する部材であって、前記受信基板ホルダーを固定する受信側経路形成部材と、
を備える、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
【請求項10】
請求項9に記載の媒体搬送装置において、
前記送信基板ホルダーは、前記第1軸上に設けられる保護部材であって、前記送信センサーチップと媒体との間に位置する第1保護部材を備え、
前記受信基板ホルダーは、前記第1軸上に設けられる保護部材であって、前記受信センサーチップと媒体との間に位置する第2保護部材を備える、
ことを特徴とする媒体搬送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体を搬送する媒体搬送装置、及びこれを備えた画像読取装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から特許文献1に示される様に超音波センサーを用いて媒体の重送を検出する技術が用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-25242号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
超音波センサーの採用は装置の大型化を招き易い。
従来技術においては超音波センサーの構成とその配置を工夫して装置の小型化を図る観点で改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する為の、本発明の媒体搬送装置は、媒体を搬送方向に搬送する第1ローラー対と、前記搬送方向において、前記第1ローラー対の下流に配置された第2ローラー対と、前記搬送方向において、前記第1ローラー対と前記第2ローラー対との間に配置された超音波検出部と、を備えた媒体搬送装置であって、前記超音波検出部は、搬送される前記媒体の第1面に向けて、第1軸に沿って超音波を発する送信センサーチップと、前記送信センサーチップとで前記媒体を挟む位置であって前記第1軸上の位置に配置され、超音波を受信する受信センサーチップと、前記送信センサーチップが設けられる送信基板であって基板面に前記送信センサーチップが載せられる送信基板と、前記受信センサーチップが設けられる受信基板であって基板面に前記受信センサーチップが載せられる受信基板と、を有し、前記第1軸は、前記送信センサーチップと前記受信センサーチップとの間を通る前記媒体の面に対して傾斜しており、前記送信センサーチップの厚みは、前記送信基板の厚みより薄く、前記受信センサーチップの厚みは、前記受信基板の厚みより薄く、前記送信センサーチップの少なくとも一部と前記受信センサーチップの少なくとも一部は、前記第2ローラー対のニップ位置での前記媒体の面に対する法線方向において、前記第2ローラー対の範囲内にあることを特徴とする。
【0006】
また本発明の画像読取装置は、前記媒体搬送装置と、前記搬送方向において前記第2ローラー対の下流に位置し、前記媒体の画像を読み取る読み取り部と、を備えたことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
スキャナーを前方から視た斜視図。
スキャナーの原稿搬送路を幅方向から視た図。
スキャナーの制御系を示すブロック図。
第1ユニットに対して第2ユニットを開いた状態の斜視図。
第1ユニットの平面図。
第1ユニットに設けられたカバーを装着した状態の斜視図。
第1ユニットに設けられたカバーを取り外した状態の斜視図。
第1ユニットを背面側から見た斜視図。
送信基板ホルダーの固定状態を示す斜視図。
第2ユニットの平面図。
受信基板ホルダーの固定状態を示す斜視図。
第1ローラー対、第2ローラー対、第3ローラー対、超音波検出部、のこれらの位置関係を示す斜視図。
超音波検出部の斜視図。
超音波検出部の斜視図。
送信基板の斜視図。
送信基板の側面図。
送信基板ホルダーの斜視図。
送信基板ホルダーの斜視図。
保護部材の斜視図。
保護部材の拡大平面図。
送信センサーチップの構造を示す断面図。
超音波検出部の構成を示す断面図。
超音波検出部と第1ローラー対の位置関係を示す図。
超音波検出部と第2ローラー対或いは第3ローラー対の位置関係を示す図。
第2ローラー対の構成を示す図。
第1読み取り部の構造を示す断面斜視図。
第1読み取りユニットのセンサー基板と送信センサーチップ及び送信基板との位置関係を示す図。
第2読み取りユニットと受信センサーチップ及び受信基板との位置関係を示す図。
第1ローラー対、第2ローラー対、搬送モーター、送信センサーチップ、送信基板、受信センサーチップ、受信基板、のこれらの占有領域を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る媒体搬送装置は、媒体を搬送方向に搬送する第1ローラー対と、前記搬送方向において、前記第1ローラー対の下流に配置された第2ローラー対と、前記搬送方向において、前記第1ローラー対と前記第2ローラー対との間に配置された超音波検出部と、を備えた媒体搬送装置であって、前記超音波検出部は、搬送される前記媒体の第1面に向けて、第1軸に沿って超音波を発する送信センサーチップと、前記送信センサーチップとで前記媒体を挟む位置であって前記第1軸上の位置に配置され、超音波を受信する受信センサーチップと、前記送信センサーチップが設けられる送信基板であって基板面に前記送信センサーチップが載せられる送信基板と、前記受信センサーチップが設けられる受信基板であって基板面に前記受信センサーチップが載せられる受信基板と、を有し、前記第1軸は、前記送信センサーチップと前記受信センサーチップとの間を通る前記媒体の面に対して傾斜しており、前記送信センサーチップの厚みは、前記送信基板の厚みより薄く、前記受信センサーチップの厚みは、前記受信基板の厚みより薄く、前記送信センサーチップの少なくとも一部と前記受信センサーチップの少なくとも一部は、前記第2ローラー対のニップ位置での前記媒体の面に対する法線方向において、前記第2ローラー対の範囲内にあることを特徴とする。
【0009】
本態様によれば、前記送信センサーチップの少なくとも一部と前記受信センサーチップの少なくとも一部は、前記第2ローラー対のニップ位置での前記媒体の面に対する法線方向において前記第2ローラー対の範囲内にあることから、前記第2ローラー対のニップ位置での前記媒体の面に対する法線方向における装置寸法を抑制できる。
【0010】
第2の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記送信センサーチップの少なくとも一部と前記受信センサーチップの少なくとも一部は、前記第1ローラー対のニップ位置での前記媒体の面に対する法線方向において、前記第1ローラー対の範囲内にあることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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