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公開番号2025025417
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130159
出願日2023-08-09
発明の名称録音装置および録音装置セット
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04R 1/00 20060101AFI20250214BHJP(電気通信技術)
要約【課題】衣服に対する着脱時の操作性に優れるとともに、衣服に装着された状態での姿勢を維持することができる録音装置および録音装置セットを提供することを目的とする。
【解決手段】録音装置であるワイヤレスマイク100は、風防アクセサリ200が着脱可能に装着される。ワイヤレスマイク100は、ボトムカバー103に対して軸部117回りに回動可能に支持され、ボトムカバー103との間で衣服の一部を挟持するクリップ109を備える。クリップ109は、衣服との間での滑りを抑制する滑り止め部109bと、クリップ109を回動させるときに押圧操作されるクリップ操作部109aとを有する。クリップ操作部109aを構成する第1面109dは、滑り止め部109bを構成する第2面109cに対して傾斜しており、軸部117方向から見たとき、風防アクセサリ200の凹部202dよりも押圧操作方向の反対側に位置する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
録音を行う際に衣服に装着して用いられる録音装置であって、
前記録音用のマイクロフォンと、
前記録音時の風雑音を低減する風防ユニットが着脱可能に装着される装着部と、
ベースと、該ベースに対して回動軸回りに回動可能に支持され、前記ベースとの間で前記衣服の一部を挟持するクリップ部材と、を有するクリップ機構と、を備え、
前記クリップ部材は、前記衣服に接する部分に設けられ、前記衣服との間での滑りを抑制する滑り止め部と、前記回動軸を介して前記滑り止め部と反対側の部分に設けられ、前記クリップ部材を回動させるときに押圧操作される操作部と、を有し、
前記風防ユニットは、前記装着部に装着された装着状態で前記操作部に対して設けられ、該操作部の押圧操作方向に窪んだ凹部を有しており、
前記操作部を構成する面は、前記滑り止め部を構成する面に対して傾斜しており、前記回動軸方向から見たとき、前記操作部に対する押圧操作の有無に関わらず、前記凹部よりも前記押圧操作方向の反対側に位置することを特徴とする録音装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記滑り止め部を構成する面は、前記回動軸方向から見たとき、前記押圧操作が無しの状態で、前記凹部よりも前記押圧操作方向側に位置することを特徴とする請求項1に記載の録音装置。
【請求項3】
前記滑り止め部を構成する面は、前記回動軸方向から見たとき、前記押圧操作が有りの状態で、前記凹部よりも前記押圧操作方向の反対側に位置することを特徴とする請求項2に記載の録音装置。
【請求項4】
前記滑り止め部を構成する面は、前記回動軸方向から見たとき、前記押圧操作が無しの状態で、前記操作部を構成する面よりも前記押圧操作方向側に位置することを特徴とする請求項1に記載の録音装置。
【請求項5】
前記滑り止め部を構成する面は、前記回動軸方向から見たとき、前記押圧操作が有りの状態で、前記操作部を構成する面よりも前記押圧操作方向の反対側に位置することを特徴とする請求項4に記載の録音装置。
【請求項6】
前記滑り止め部は、前記操作部よりも前記マイクロフォンから遠位に配置されることを特徴とする請求項1に記載の録音装置。
【請求項7】
前記ベースは、前記衣服に接する部分に設けられ、前記衣服との間での滑りを抑制するベース側滑り止め部を有し、
前記クリップ機構は、前記押圧操作が無しの状態で、前記滑り止め部を構成する面と、前記ベース側滑り止め部を構成する面との間に所定の間隔を形成可能に前記クリップ部材の位置を規制する規制部を有することを特徴とする請求項1に記載の録音装置。
【請求項8】
前記装着部は、前記クリップ機構と同じ側で前記風防ユニットを着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の録音装置。
【請求項9】
前記装着部は、前記クリップ機構と同じ側に設けられ、前記風防ユニットの一部が嵌合する装着用凹部を有することを特徴とする請求項8に記載の録音装置。
【請求項10】
複数の部材で構成され、該部材同士を組み立てることにより、前記マイクロフォンを収納可能な筐体を備え、
前記装着用凹部には、前記部材同士の組み立てに用いられるネジが挿入されることを特徴とする請求項9に記載の録音装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、録音装置および録音装置セットに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、録音を行う際に、録音対象となるユーザの衣服の胸ポケット等に装着して用いられる録音装置が知られている。また、このような録音装置と同様に衣服等に装着して用いられる装置として、小型携帯ラジオ受信機等の電子機器も挙げられる。例えば特許文献1には、電子機器(保持本体)を衣服(被装着体)に保持するクリップが開示されている。この特許文献1に記載のクリップは、電子機器からのクリップ全体の飛び出し量を、衣服の厚さに応じて変化可能に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-190699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のクリップでは、例えばクリップ全体の飛び出し量によっては、クリップが衣服に引掛かって、衣服に対する着脱時の操作性が損なわれることがある。また、特許文献1に記載のクリップでは、衣服へのクリップの引掛かりによって、衣服に対する電子機器の位置ズレが生じて、衣服上での電子機器の姿勢が意図せずに変わってしまったりする。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、衣服に対する着脱時の操作性に優れるとともに、衣服に装着された状態での姿勢を維持することができる録音装置および録音装置セットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の録音装置は、録音を行う際に衣服に装着して用いられる録音装置であって、前記録音用のマイクロフォンと、前記録音時の風雑音を低減する風防ユニットが着脱可能に装着される装着部と、ベースと、該ベースに対して回動軸回りに回動可能に支持され、前記ベースとの間で前記衣服の一部を挟持するクリップ部材と、を有するクリップ機構と、を備え、前記クリップ部材は、前記衣服に接する部分に設けられ、前記衣服との間での滑りを抑制する滑り止め部と、前記回動軸を介して前記滑り止め部と反対側の部分に設けられ、前記クリップ部材を回動させるときに押圧操作される操作部と、を有し、前記風防ユニットは、前記装着部に装着された装着状態で前記操作部に対して設けられ、該操作部の押圧操作方向に窪んだ凹部を有しており、前記操作部を構成する面は、前記滑り止め部を構成する面に対して傾斜しており、前記回動軸方向から見たとき、前記操作部に対する押圧操作の有無に関わらず、前記凹部よりも前記押圧操作方向の反対側に位置することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、衣服に対する着脱時の操作性に優れるとともに、衣服に装着された状態での姿勢を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
録音装置セットおよび撮像装置の外観斜視図である。
録音装置セットの外観斜視図である。
ワイヤレスマイク(録音装置セット)の断面図である。
ワイヤレスマイクの分解斜視図である。
トップカバーユニットの分解斜視図である。
ミドルカバーユニットの分解斜視図である。
ボトムカバーユニットの分解斜視図である。
図3に示す状態からクリップを全開まで操作した状態を示す断面図である。
風防アクセサリを示す外観図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。例えば、本発明を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
【0010】
図1は、録音装置セットおよび撮像装置の外観斜視図である。図1に示すように、録音装置セット10は、録音装置(電子機器)としてのワイヤレスマイク100と、ワイヤレスマイク100に着脱可能に装着される風防アクセサリ(風防ユニット)200とを有する。ワイヤレスマイク100は、録音を行う際に、例えば衣服のポケットに装着して用いられる。風防アクセサリ200は、ワイヤレスマイク100に装着された状態で、録音時の風雑音を低減することができる。以下では、風防アクセサリ200をワイヤレスマイク100に装着した状態を「風防装着状態」と言うことがある。録音装置セット10は、撮像装置600とともに撮像システム1000を構成する。撮像装置600は、カメラ(撮像装置本体)400と、カメラ400に着脱可能に装着される撮影レンズ500、カメラ400に着脱可能に装着されるレシーバ300とを有する。レシーバ300は、カメラ400に装着された状態で、ワイヤレスマイク100との間で無線通信可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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