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公開番号2025025224
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023129813
出願日2023-08-09
発明の名称浴室システム
出願人株式会社ノーリツ
代理人弁理士法人有古特許事務所
主分類F24H 15/196 20220101AFI20250214BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】 施工が簡単で、入浴者の異常を検出することができる浴室システムを提供する。
【解決手段】 浴室内に設置され、温水装置を遠隔操作するための操作装置である浴室リモコン6と、浴室リモコン6に設けられ、互いに隣接して配置された浴室および脱衣室に存在する人の生体情報を所定周期で検出する生体情報センサ64と、生体情報センサ64によって所定周期で継続して検出される人の生体情報に基づいて前記人が異常であるか否かを判定する異常判定部である制御部67と、を備えている。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
浴室内に設置され、温水装置を遠隔操作するための操作装置と、
前記操作装置に設けられ、互いに隣接して配置された浴室および脱衣室に存在する人の生体情報を所定周期で検出する生体情報センサと、
前記生体情報センサによって前記所定周期で継続して検出される人の生体情報に基づいて前記人が異常であるか否かを判定する異常判定部と、
を備えた浴室システム。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記異常判定部によって人が異常であると判定されたときに人の異常を報知する報知部と、
前記操作装置に設けられ、浴室内の人の存在を検出する人検知センサと、
をさらに備え、
前記異常判定部は、
前記人検知センサによって浴室内に人の存在が検出されていないときに前記生体情報センサで検出される生体情報と、その後に前記人検知センサによって浴室内に人の存在が検出されたときに前記生体情報センサで検出される生体情報との差分が、所定の基準値を超えた場合に浴室内の人が異常であると判定する、
請求項1に記載の浴室システム。
【請求項3】
前記操作装置に設けられ、浴室の室温を検出する温度センサをさらに備え、
前記異常判定部は、
前記人検知センサによって浴室内に人の存在が検出されていないときに前記生体情報センサで検出される生体情報と、その後に前記人検知センサによって浴室内に人の存在が検出されたときに前記生体情報センサで検出される生体情報との差分が、所定の基準値を超え、かつ、前記温度センサで検出される浴室の室温が所定の基準温度以下である場合に浴室内の人が異常であると判定する、
請求項2に記載の浴室システム。
【請求項4】
前記生体情報センサで検出する前記生体情報は、心拍数である、
請求項1から3のいずれかに記載の浴室システム。
【請求項5】
前記報知部は、前記操作装置に設けられている、
請求項2または3に記載の浴室システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、入浴者の異常を検出する浴室システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
冬場等において、入浴者が脱衣室から浴室へ入ったときにヒートショック等によって血圧、心拍数等の生体情報に異常がみられる場合がある。例えば、特許文献1には、脱衣室と浴室の両方に生体センサを備え、脱衣室の生体センサで得られた生体情報と、その後の浴室の生体センサで得られた生体情報との差分に基づいて、入浴者の異常を検出することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-76184号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の特許文献1の構成では、脱衣室と浴室の両方に生体センサを備えなければならず、両方の生体センサで得られた生体情報を用いて入浴者の異常を検出するようにしているため、施工が簡単ではない。
【0005】
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、施工が簡単で、入浴者の異常を検出することができる浴室システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のある態様に係る浴室システムは、浴室内に設置され、温水装置を遠隔操作するための操作装置と、前記操作装置に設けられ、互いに隣接して配置された浴室および脱衣室に存在する人の生体情報を所定周期で検出する生体情報センサと、前記生体情報センサによって前記所定周期で継続して検出される人の生体情報に基づいて前記人が異常であるか否かを判定する異常判定部と、を備えている。
【0007】
この構成によれば、浴室内に設置された操作装置に設けられた単一の生体情報センサによって浴室および脱衣室に存在する人の生体情報を所定周期で検出し、検出される生体情報に基づいて人が異常であるか否かを判定するようにしている。浴室および脱衣室の両方に生体情報センサを設置する必要がなく、また、生体情報センサが温水装置の操作装置に設けられていることにより、施工が簡単で、入浴者の異常を検出することができる。
【0008】
前記異常判定部によって人が異常であると判定されたときに人の異常を報知する報知部と、前記操作装置に設けられ、浴室内の人の存在を検出する人検知センサと、をさらに備え、前記異常判定部は、前記人検知センサによって浴室内に人の存在が検出されていないときに前記生体情報センサで検出される生体情報と、その後に前記人検知センサによって浴室内に人の存在が検出されたときに前記生体情報センサで検出される生体情報との差分が、所定の基準値を超えた場合に浴室内の人が異常であると判定するようにしてもよい。
【0009】
この構成によれば、浴室内の人の存在を検出する人検知センサを備えたことにより、生体情報センサで検出される生体情報が脱衣室に居る人の生体情報であるか浴室に居る人の生体情報であるかを明確に区別できる。また、人検知センサが操作装置に設けられていることにより、施工における負担も増加しない。また、報知部の報知によって、入浴者本人や家族に注意喚起を行うことができる。
【0010】
前記操作装置に設けられ、浴室の室温を検出する温度センサをさらに備え、前記異常判定部は、前記人検知センサによって浴室内に人の存在が検出されていないときに前記生体情報センサで検出される生体情報と、その後に前記人検知センサによって浴室内に人の存在が検出されたときに前記生体情報センサで検出される生体情報との差分が、所定の基準値を超え、かつ、前記温度センサで検出される浴室の室温が所定の基準温度以下である場合に浴室内の人が異常であると判定するようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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