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公開番号
2025025069
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129519
出願日
2023-08-08
発明の名称
火災感知器及び感知器搭載用ユニット
出願人
能美防災株式会社
代理人
弁理士法人エビス国際特許事務所
主分類
G08B
17/00 20060101AFI20250214BHJP(信号)
要約
【課題】火災感知器本体の取り付けや取り外しの際には、作業者が感知器ベースに近寄る必要がある。しかしながら、ロビーやエントランスなどの天井が高い場所に火災感知器を設置している場合、足場を設置して火災感知器本体の取り外しや取り付けを行う必要があった。
【解決手段】本発明の火災感知器は、火災感知器本体と、感知器ベースと、を備え、前記火災感知器本体は、弾性を備えた基部と、テーパー面と係止面を備えた先端部を有する係止片を有し、前記感知器ベースは、側面に窓部を有し、前記火災感知器本体と前記感知器ベースの一方は、取り付け側に直径の異なる2つの環状端子を有すると共に、前記火災感知器本体と前記感知器ベースの他方は、前記環状端子に接触する2つの接触端子を有し、前記係止片を前記窓部に係止することにより、前記環状端子に前記接触端子を接触し、前記感知器本体を前記感知器ベースに取り付け可能であることを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
火災感知器本体と、
感知器ベースと、を備え、
前記火災感知器本体は、弾性を備えた基部と、テーパー面と係止面を備えた先端部を有する係止片を有し、
前記感知器ベースは、側面に窓部を有し、
前記火災感知器本体と前記感知器ベースの一方は、取り付け側に直径の異なる2つの環状端子を有すると共に、前記火災感知器本体と前記感知器ベースの他方は、前記環状端子に接触する2つの接触端子を有し、
前記係止片を前記窓部に係止することにより、前記環状端子に前記接触端子を接触し、前記火災感知器本体を前記感知器ベースに取り付け可能である
ことを特徴とする火災感知器。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記環状端子は、取付方向に向けて拡がる環状溝を有しており、前記接触端子は、前記環状溝の中に収容されて接触する
ことを特徴とする請求項1に記載された火災感知器。
【請求項3】
対向する2つの位置に設けられた押し込み装置を備え、
前記押し込み装置により押し込み片を互いの方向へ押し出すことにより、火災感知器本体の係止片を感知器ベースの窓部の内側へ押し込んで、火災感知器本体を感知器ベースから取り外すことが可能である
ことを特徴とする感知器搭載用ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、火災感知器及び感知器搭載用ユニットに関するものであり、天井が高い施設にも有用な火災感知器及び感知器搭載用ユニットに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
煙感知器や炎感知器等の火災感知器は、天井等に設けられて煙や炎を検知し、火災を感知する。このような火災感知器は、天井等に設けた感知器ベースに火災感知器本体を取り付けることにより設置される。そして、点検や交換の際に、火災感知器本体を感知器ベースから取り外したり、再び取り付けたりする。
【0003】
特許文献1の発明では、感知器ベースに一対の嵌合端子を設けると共に感知器本体には一対の嵌合金具を設けている。そして、感知器ベースに取り付けられた火災感知器本体は、作業者が手で回転させることにより嵌合金具から嵌合端子が外れて、電気的接続を解除すると共に取り外すことができる。また、作業者が火災感知器本体を手で持ち、感知器ベースに押し当てて取り外し時と逆に回転することにより嵌合金具に嵌合端子が嵌合し、火災感知器本体を感知器ベースに取り付けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-147774号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の発明では、火災感知器本体の取り付けや取り外しの際に作業者が感知器ベースに近寄る必要がある。そのため、ロビーやエントランスなどの天井が高い場所に火災感知器を設置する場合、足場を設置して火災感知器本体の取り外しや取り付けを行う必要があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態である火災感知器は、火災感知器本体と、感知器ベースと、を備え、前記火災感知器本体は、弾性を備えた基部と、テーパー面と係止面を備えた先端部を有する係止片を有し、前記感知器ベースは、側面に窓部を有し、前記火災感知器本体と前記感知器ベースの一方は、取り付け側に直径の異なる2つの環状端子を有すると共に、前記火災感知器本体と前記感知器ベースの他方は、前記環状端子に接触する2つの接触端子を有し、前記係止片を前記窓部に係止することにより、前記環状端子に前記接触端子を接触し、前記感知器本体を前記感知器ベースに取り付け可能であることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の一実施形態である感知器搭載用ユニットは、対向する2つの位置に設けられた押し込み装置を備え、前記押し込み装置により押し込み片を互いの方向へ押し出すことにより、火災感知器本体の係止片を感知器ベースの窓部の内側へ押し込んで、火災感知器本体を感知器ベースから取り外すことが可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、高所に設置した火災感知器において、マルチコプター等の飛行体(飛行ロボット)によって感知器ベースから火災感知器本体を取り外したり、感知器ベースに火災感知器本体を取り付けたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1における火災感知器。図1(a)は感知器ベースの下面図、図1(b)は感知器ベースと火災感知器本体の側面図を示す。
天井に取り付けた実施例1における火災感知器の側面図。
実施例1における環状端子と接触端子の接触状況を示す図。
実施例1の感知器ベースに火災感知器本体を取り付ける直前の状況を示す図。
実施例1の感知器ベースから火災感知器本体を取り外す直前の状況を示す図。
実施例2における火災感知器。図6(a)は感知器ベースと火災感知器本体の側面図、図6(b)は火災感知器本体の上面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0010】
図1に、火災感知器本体1と感知器ベース2からなる実施例1の火災感知器を示す。図1(a)は感知器ベース2の天井に取り付ける方向における下面図である。また、図1(b)は、分離した感知器ベース2と火災感知器本体1の側面図を示す。火災感知器本体1は、感知器ベース2に接続するための接続機構である係止片11と接触端子12、13を備えている。火災感知器本体1において、係止片11と接触端子12、13の下方に位置する感知機能部14により、火災を感知する。感知機能部14には、煙感知センサ(図示せず)や煙感知回路(図示せず)等が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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