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公開番号2025025014
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023129446
出願日2023-08-08
発明の名称アスコルビン酸及び/又はその塩を含有する組成物
出願人株式会社成和化成
代理人
主分類A61K 8/67 20060101AFI20250214BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】安定性に優れたアスコルビン酸含有組成物を提供する。
【解決手段】(A)アスコルビン酸、及びアスコルビン酸の塩からなる群より選択される少なくとも1種、(B)グリセリルアスコルビン酸、アルキルグリセリルアスコルビン酸、ヒドロキシイソブチルアスコルビン酸またはそれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種を含有する組成物を調製する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
（Ａ）アスコルビン酸、及びアスコルビン酸の塩からなる群より選択される少なくとも１種
（Ｂ）グリセリルアスコルビン酸、アルキルグリセリルアスコルビン酸、ヒドロキシイソブチルアスコルビン酸またはそれらの塩からなる群より選択される少なくとも１種
を含有する組成物
続きを表示（約 68 文字）【請求項２】
前記アスコルビン酸、及びアスコルビン酸の塩の濃度が３ｗ／ｗ％～４０ｗ／ｗ％である、請求項１に記載の組成物

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、アスコルビン酸及び／又はその塩を含有する組成物に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
アスコルビン酸は、美白効果、抗酸化効果、コラーゲン等の生体成分の合成促進による細胞賦活効果といった機能を発揮することが知られており、これらの効果を期待して皮膚外用剤として広く利用されている。
【０００３】
しかしながらアスコルビン酸は安定性が悪く、水溶液中など水存在下で容易に酸化してしまうため製剤中の水を減らすことが求められているが、少量の水では十分に可溶化することができない。
【０００４】
そのため、アスコルビン酸を安定に可溶化するための検討が行われている（特許文献１～３）が更なる改善が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
ＷＯ２０１９／１３１８９２号公報
ＷＯ２０１８／００３８５０号公報
特開２００５―２２５８６５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明は、安定性に優れたアスコルビン酸含有組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
アスコルビン酸及び／又はその塩を高濃度で配合すると、製造時から溶解しないことや、製造時には溶解しても、例えば５℃等の低温で保管した場合に析出することがある。
【０００８】
本発明者らは、上記実情に鑑みて鋭意検討した結果、（Ａ）アスコルビン酸、及びアスコルビン酸の塩からなる群より選択される少なくとも１種、（Ｂ）グリセリルアスコルビン酸、アルキルグリセリルアスコルビン酸、ヒドロキシイソブチルアスコルビン酸またはそれらの塩からなる群より選択される少なくとも１種、を用いることでアスコルビン酸の析出及び分解を抑制できる安定性に優れた組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【発明の効果】
【０００９】
本発明により、安定性に優れた組成物を提供することができる。さらに詳しくは、低温保管においても高濃度のアスコルビン酸及び／又はその塩を可溶化し、析出を抑制することができる。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
本発明の組成物は、（Ａ）アスコルビン酸、及びアスコルビン酸の塩からなる群より選択される少なくとも１種、（Ｂ）グリセリルアスコルビン酸、アルキルグリセリルアスコルビン酸、ヒドロキシイソブチルアスコルビン酸またはそれらの塩からなる群より選択される少なくとも１種、を含有する。
（【００１１】以降は省略されています）

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