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公開番号
2025023705
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-17
出願番号
2023128075
出願日
2023-08-04
発明の名称
耐火被覆構造
出願人
株式会社竹中工務店
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
E04B
1/94 20060101AFI20250207BHJP(建築物)
要約
【課題】鉄骨柱及び鉄骨梁の少なくとも一方の耐火被覆材の外側が木質耐火被覆材で構成されている仕口部において、木質耐火被覆材が焼失することによる耐火性能の低下を抑制する。
【解決手段】柱側耐火被覆材120で耐火被覆された鉄骨柱20と梁側耐火被覆材150で耐火被覆された鉄骨梁50との仕口部11の耐火被覆構造100は、仕口部11において、柱側耐火下地材122と梁側耐火下地材152とが接触している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
耐火被覆された鉄骨柱と耐火被覆された鉄骨梁との仕口部の耐火被覆構造であって、
前記鉄骨柱の周囲には、柱側耐火下地材が設けられ、
前記鉄骨梁の周囲には、梁側耐火下地材が設けられ、
前記柱側耐火下地材及び前記梁側耐火下地材の少なくとも一方の周囲には、木質耐火被覆材が設けられ、
前記仕口部において、
前記柱側耐火下地材と前記梁側耐火下地材とが接触している、
耐火被覆構造。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記柱側耐火下地材及び前記梁側耐火下地材における熱膨張係数が大きい一方の側面に熱膨張係数が小さい他方の端面が接触している、
請求項1に記載の耐火被覆構造。
【請求項3】
前記柱側耐火下地材及び前記梁側耐火下地材における柔軟性を有する一方の側面に他方の端面が接触している、
請求項1に記載の耐火被覆構造。
【請求項4】
耐火被覆された鉄骨柱と耐火被覆された鉄骨梁との仕口部の耐火被覆構造であって、
前記鉄骨柱の周囲には、柱側耐火下地材が設けられ、
前記鉄骨梁の周囲には、梁側耐火下地材が設けられ、
前記柱側耐火下地材及び前記梁側耐火下地材の少なくとも一方の周囲には、木質耐火被覆材が設けられ、
前記仕口部の外周は、仕口側耐火部材で構成され、
前記仕口部において、
前記柱側耐火下地材と前記梁側耐火下地材とが、それぞれ前記仕口側耐火部材に接触している、
耐火被覆構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、耐火被覆構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、補強材に固定されたラスシートとラスシートのラスが形成された面に吹付けられた耐火被覆材とを有する耐火構造に関する技術が開示されている。この先行技術では、補強材は、鉄骨梁と間仕切り壁の間で、鉄骨梁から間仕切り壁の位置まで至るように水平方向に配置され、ラスが形成された面がラスシートの下面であり、ラスシートの下面の耐火被覆材と鉄骨梁に吹付けられた耐火被覆材が連続している。
【0003】
特許文献2には、上下の水平耐火区画の間に建込む乾式工法の耐火間仕切壁と柱・梁との接合構造及び接合方法に関する技術が開示されている。この先行技術では、耐火間仕切壁の末端部又は上端部は、柱又は梁の耐火被覆を分断して柱又は梁の表面に達する。耐火間仕切壁の中空部には、壁面材と連接する壁内耐火材が配置される。壁内耐火材は、壁面材を介して耐火被覆材と耐火上連続し、柱又は梁を全面的に被覆する耐火被覆が、耐火被覆材、壁面材及び壁内耐火材により形成される。柱又は梁の耐火被覆材は、耐火間仕切壁の壁面材及び壁内耐火材を施工した後に施工される。
【0004】
特許文献3には、鉄骨構造部材からなる柱または梁に耐火間仕切壁を取り合わせる構造及び方法に関する技術が開示されている。この先行技術では、鉄骨構造部材の下面に耐火間仕切壁の上端部が突き付けられた状態で接続され、鉄骨構造部材に取り付けられた複数の下地を介して複数の成型耐火被覆材が鉄骨構造部材の周囲に配置される。鉄骨構造部材の下部を覆う成型耐火被覆材は耐火間仕切壁を挟んで2分割され、分割された成型耐火被覆材の端部が耐火間仕切壁の表面に接続され、成型耐火被覆材と耐火間仕切壁とが一体となって鉄骨構造部材の所定の耐火性能を確保し、且つ、防火区画を形成する。
【0005】
特許文献4には、耐火被覆が施された鉄骨部材にて構成される軸組み内に遮音壁を設けた遮音耐火構造に関する技術が開示されている。この先行技術では、耐火被覆に当接する遮音壁の端部に、耐火被覆の表面に密接する遮音材を設けており、さらに遮音材は、遮音壁の端部から壁厚方向外側に張り出して形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第7267473号
特開2003-064804号公報
特開2008-240355号公報
特開2011-163042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
耐火被覆された鉄骨柱及び耐火被覆された鉄骨梁の少なくとも一方の耐火被覆材の外側が木質耐火被覆材で構成されていることがある。このような耐火被覆された鉄骨柱と耐火被覆された鉄骨梁との仕口部では、木質耐火被覆材が焼失して耐火被覆材に隙間が生じると耐火性能が著しく低下する虞がある。
【0008】
本発明は、上記事実を鑑み、鉄骨柱及び鉄骨梁の少なくとも一方の耐火被覆材の外側が木質耐火被覆材で構成されている仕口部において、木質耐火被覆材が焼失することによる耐火性能の低下を抑制することが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第一態様は、耐火被覆された鉄骨柱と耐火被覆された鉄骨梁との仕口部の耐火被覆構造であって、前記鉄骨柱の周囲には、柱側耐火下地材が設けられ、前記鉄骨梁の周囲には、梁側耐火下地材が設けられ、前記柱側耐火下地材及び前記梁側耐火下地材の少なくとも一方の周囲には、木質耐火被覆材が設けられ、前記仕口部において、前記柱側耐火下地材と前記梁側耐火下地材とが接触している、耐火被覆構造である。
【0010】
第一態様の耐火被覆構造では、耐火被覆された鉄骨柱と耐火被覆された鉄骨梁との仕口部において、柱側耐火下地材と梁側耐火下地材とが接触しているので、木質耐火被覆材が焼失しだけでは耐火被覆に隙間が生じない。したがって、木質耐火被覆材が焼失すると隙間が生じる場合と比較し、耐火性能の低下が抑制される。
(【0011】以降は省略されています)
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