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公開番号
2025023547
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-17
出願番号
2023127768
出願日
2023-08-04
発明の名称
二重床構造
出願人
イイダ産業株式会社
,
株式会社リコシス
代理人
個人
,
個人
主分類
E04F
15/024 20060101AFI20250207BHJP(建築物)
要約
【課題】床基材の振動に伴う音の伝搬を低減したときの床の断熱性の低下を抑えることのできる二重床構造を提供する。
【解決手段】二重床構造11は、基台91上において、壁体92から離間された状態で配置される床材12と、床材12の外周に沿って設けられる外周断熱構造13とを備える。外周断熱構造13は、通気性を有する。床材12は、床基材21と、床基材21の最外周となる外周端部を支持する外周支持部材22とを有する。外周支持部材22は、床基材21が載置される際根太部材23を有する。際根太部材23は、床基材21の最外周に沿って隣り合うとともに互いに離間して配置される複数の際根太部材23を含む。外周断熱構造13は、平面視で複数の際根太部材23の各々と壁体92との間に設けられる複数の際根太断熱部31と、複数の際根太断熱部31を連結するように設けられる中間断熱部32とを有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
基台上において壁体に沿って設けられる二重床構造であって、
前記壁体から離間された状態で配置される床材と、
前記床材の外周に沿って設けられ、通気性を有する外周断熱構造と、を備え、
前記床材は、床基材と、前記床基材の最外周となる外周端部を支持する外周支持部材と、を有し、
前記外周支持部材は、前記床基材が載置される際根太部材と、
前記際根太部材を前記基台と離間した状態で支持する外周支持脚と、を有し、
前記際根太部材は、前記床基材の最外周に沿って隣り合うとともに互いに離間して配置される複数の際根太部材を含み、
前記外周断熱構造は、
平面視で前記複数の際根太部材の各々と前記壁体との間に設けられる複数の際根太断熱部と、
前記複数の際根太断熱部を連結するように設けられる中間断熱部と、を有する、二重床構造。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記床基材の最外周は、平面視で直線部分と曲がり部分とを有し、
前記外周断熱構造は、同一の前記直線部分に沿って順に別体で配列される第1断熱材、第2断熱材、及び第3断熱材を備え、
前記第1断熱材及び前記第3断熱材は、平面視で隣り合う前記複数の際根太部材と前記壁体との間にそれぞれ配置され、
前記第2断熱材は、前記直線部分に沿った方向における両端部である第1端部及び第2端部を有するとともに、前記第1断熱材と前記第3断熱材とを連結するように配置され、
前記第1端部の下面は、前記第1断熱材の上面に重なるように配置されるとともに、
前記第2端部の下面は、前記第3断熱材の上面に重なるように配置される、請求項1に記載の二重床構造。
【請求項3】
前記床基材の下側に設けられる下側断熱構造を備え、前記下側断熱構造は、通気性を有する断熱層を備える、請求項1に記載の二重床構造。
【請求項4】
前記床基材の最外周に沿って隣り合う二つの前記際根太部材の間には、前記下側断熱構造が配置されずに空間部が設けられる、請求項3に記載の二重床構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、二重床構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、床スラブ等の基台上に設けられる床構造の一種として二重床構造が知られている(特許文献1参照)。二重床構造を構成する床材は、床基材と、床基材を基台と離間した状態で支持する支持部材とを有している。このような二重床構造は、基台と床基材との間に空間を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-162513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような二重床構造において、床材の最外周と壁体との間に隙間を設ける場合がある。このように床材の最外周と壁体との間に隙間を設けることで、床材を構成する床基材と、基台との間の空間における空気層の圧力変化を抑制することができる。これにより、床基材の振動に伴う音の伝搬を低減することができる。ところが、床材と壁体との間の隙間を通じて床基材の上下の空間の空気が移動することで、床の断熱性の確保が困難となる場合がある。すなわち、床材と壁体との間の隙間を設けることは、床基材の振動に伴う音の伝搬を低減する観点で有利であるものの、床の断熱性の確保が困難となるおそれがある。
【0005】
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、床基材の振動に伴う音の伝搬を低減したときの床の断熱性の低下を抑えることのできる二重床構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する二重床構造の各態様について説明する。
態様1の二重床構造は、基台上において壁体に沿って設けられる二重床構造であって、前記壁体から離間された状態で配置される床材と、前記床材の外周に沿って設けられ、通気性を有する外周断熱構造と、を備え、前記床材は、床基材と、前記床基材の最外周となる外周端部を支持する外周支持部材と、を有し、前記外周支持部材は、前記床基材が載置される際根太部材と、前記際根太部材を前記基台と離間した状態で支持する外周支持脚と、を有し、前記際根太部材は、前記床基材の最外周に沿って隣り合うとともに互いに離間して配置される複数の際根太部材を含み、前記外周断熱構造は、平面視で前記複数の際根太部材の各々と前記壁体との間に設けられる複数の際根太断熱部と、前記複数の際根太断熱部を連結するように設けられる中間断熱部と、を有する。
【0007】
この構成によれば、上記のように設けられる外周断熱構造により、床材と壁体との間の隙間の断熱性を確保することができる。また、外周断熱構造は、通気性を有するため、床基材よりも下の空間における空気圧を調整することができる。
【0008】
態様2の二重床構造では、態様1において、前記床基材の最外周は、平面視で直線部分と曲がり部分とを有し、前記外周断熱構造は、同一の前記直線部分に沿って順に別体で配列される第1断熱材、第2断熱材、及び第3断熱材を備え、前記第1断熱材及び前記第3断熱材は、平面視で隣り合う前記複数の際根太部材と前記壁体との間にそれぞれ配置され、前記第2断熱材は、前記直線部分に沿った方向における両端部である第1端部及び第2端部を有するとともに、前記第1断熱材と前記第3断熱材とを連結するように配置され、前記第1端部の下面は、前記第1断熱材の上面に重なるように配置されるとともに、前記第2端部の下面は、前記第3断熱材の上面に重なるように配置されてもよい。
【0009】
この構成によれば、外周断熱構造を、別体で配列される第1断熱材、第2断熱材、及び第3断熱材により構成することで、例えば、断熱材を部分的に交換することが可能となる。このとき、第2断熱材の両端部は、上述したように配置されているため、第1断熱材と第2断熱材との接続部分の断熱性と、第2断熱材と第3断熱材との接続部分の断熱性とを高めることができる。
【0010】
態様3の二重床構造は、態様1又は態様2において、前記床基材の下側に設けられる下側断熱構造を備え、前記下側断熱構造は、通気性を有する断熱層を備えてもよい。この構成によれば、床材の断熱性を向上させることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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