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公開番号
2025023495
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-17
出願番号
2023127651
出願日
2023-08-04
発明の名称
レモン果汁含有飲料
出願人
アサヒ飲料株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A23L
2/00 20060101AFI20250207BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】レモン果汁含有飲料において、すっきり感および後味を改善することができる新規な技術を提供する。
【解決手段】(A)果汁率:4%以下、クエン酸酸度:0.4~1.0g/100ml、酢酸エチル含有量:20~10000ppb、(B)果汁率:30%以下、クエン酸酸度:0.4~1.2、酪酸エチル含有量:10~1000ppb、(C)果汁率:30%以下、クエン酸酸度:0.4~1.0、6-メチル-5-ヘプテン-2-オン含有量:30~1000ppb、または(D)果汁率:4%以下、クエン酸酸度:0.4~1.2、1-オクタノール含有量:40~1000ppbである、レモン果汁含有飲料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
以下の(A)~(D)の少なくともいずれか一つを満たす、レモン果汁含有飲料。
(A) 果汁率が4%以下であり、クエン酸酸度が0.4~1.0g/100mlであり、その含有量が20~10000ppbである酢酸エチルを含有する。
(B) 果汁率が30%以下であり、クエン酸酸度が0.4~1.2g/100mlであり、その含有量が10~1000ppbである酪酸エチルを含有する。
(C) 果汁率が30%以下であり、クエン酸酸度が0.4~1.0g/100mlであり、その含有量が30~1000ppbである6-メチル-5-ヘプテン-2-オンを含有する。
(D) 果汁率が4%以下であり、クエン酸酸度が0.4~1.2g/100mlであり、その含有量が40~1000ppbである1-オクタノールを含有する。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
レモン果汁含有飲料において、以下の(A)~(D)の少なくともいずれか1つを満たすように果汁率、クエン酸酸度および酢酸エチル、酪酸エチル、6-メチル-5-ヘプテン-2-オンまたは1-オクタノールの含有量を調整することを含む、すっきり感および後味の改善方法。
(A) 果汁率が4%以下であり、クエン酸酸度が0.4~1.0g/100mlであり、酢酸エチルの含有量が20~10000ppb
(B) 果汁率が30%以下であり、クエン酸酸度が0.4~1.2g/100mlであり、酪酸エチルの含有量が10~1000ppb
(C) 果汁率が30%以下であり、クエン酸酸度が0.4~1.0g/100mlであり、6-メチル-5-ヘプテン-2-オンの含有量が30~1000ppb
(D) 果汁率が4%以下であり、クエン酸酸度が0.4~1.2g/100mlであり、1-オクタノールの含有量が40~1000ppb
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はレモン類由来の果汁を含む飲料に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から柑橘類の果汁を含む飲料が広く親しまれている(例えば特許文献1)。該飲料においては消費者の多様な好みに応えるために果汁率やクエン酸酸度の異なる飲料が販売されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-167171号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、レモン果汁含有飲料において、すっきり感および後味を改善することができる新規な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は、レモン果汁含有飲料においてクエン酸酸度を0.40g/100ml以上とする場合に、飲料を飲んだときに感じられるすっきり感が低下し、後味についても評価が低下することに気が付いた。
鋭意研究の結果、本発明者は、レモン果汁、クエン酸酸度について所定の範囲とするとともに、酢酸エチル、酪酸エチル、6-メチル-5-ヘプテン-2-オンまたは1-オクタノールを所定の含有量で含有させることで、すっきり感を高めることができ、且つ後味についても評価を高めることができることを見出した。
【0006】
なお、本明細書において、すっきり感とは、飲料を口に含んだときに感じる味や飲んだ後に感じる味(後味)についての感覚である。飲料を口に含んだときに感じる味および/または後味がより淡泊と感じられたり、また、後味がより早くなくなったりする場合に、すっきり感がより感じられるようになる(すっきり感の改善)。
また、後味の改善とは、後味がより良くなること(より高い評価が得られること)を意味する。
【0007】
本発明の要旨は以下のとおりである。
[1]
以下の(A)~(D)の少なくともいずれか一つを満たす、レモン果汁含有飲料。
(A) 果汁率が4%以下であり、クエン酸酸度が0.4~1.0g/100mlであり、その含有量が20~10000ppbである酢酸エチルを含有する。
(B) 果汁率が30%以下であり、クエン酸酸度が0.4~1.2g/100mlであり、その含有量が10~1000ppbである酪酸エチルを含有する。
(C) 果汁率が30%以下であり、クエン酸酸度が0.4~1.0g/100mlであり、その含有量が30~1000ppbである6-メチル-5-ヘプテン-2-オンを含有する。
(D) 果汁率が4%以下であり、クエン酸酸度が0.4~1.2g/100mlであり、その含有量が40~1000ppbである1-オクタノールを含有する。
[2]
レモン果汁含有飲料において、以下の(A)~(D)の少なくともいずれか1つを満たすように果汁率、クエン酸酸度および酢酸エチル、酪酸エチル、6-メチル-5-ヘプテン-2-オンまたは1-オクタノールの含有量を調整することを含む、すっきり感および後味の改善方法。
(A) 果汁率が4%以下であり、クエン酸酸度が0.4~1.0g/100mlであり、酢酸エチルの含有量が20~10000ppb
(B) 果汁率が30%以下であり、クエン酸酸度が0.4~1.2g/100mlであり、酪酸エチルの含有量が10~1000ppb
(C) 果汁率が30%以下であり、クエン酸酸度が0.4~1.0g/100mlであり、6-メチル-5-ヘプテン-2-オンの含有量が30~1000ppb
(D) 果汁率が4%以下であり、クエン酸酸度が0.4~1.2g/100mlであり、1-オクタノールの含有量が40~1000ppb
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、レモン果汁含有飲料において、すっきり感および後味を改善することができる新規な技術を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の1つの実施形態について、詳細に説明する。本実施形態はレモン果汁含有飲料に関する。
【0010】
本明細書においてレモン果汁含有飲料とは、レモン類の果汁を原料として配合した飲料を意味する。
本明細書において、レモン類の果汁(レモン果汁)とは、レモン類を破砕して搾汁したり、あるいは裏ごししたりするなどして得られる液体成分をいう。また、レモン果汁には、当該液体成分を濃縮したものや、これらの希釈還元物も含まれる概念である。さらに、本実施形態に係るレモン果汁は、パルプ分を含むもの、または、ろ過や遠心分離等の処理によりパルプ分を除去したもののいずれであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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