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公開番号2025022588
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023127300
出願日2023-08-03
発明の名称情報作成装置、動作プログラム作成装置、それらのプログラムおよび記録媒体
出願人日本電気硝子株式会社
代理人個人,個人
主分類G05B 19/05 20060101AFI20250206BHJP(制御;調整)
要約【課題】3次元CAD装置のシミュレーション機能と動作プログラムのシミュレータとを連携するための情報の作成に要する作業負担を軽減する。
【解決手段】PC(4)は、PLCシミュレータ(3)によるシミュレーション動作に応じて、3次元CAD装置(1)がPLCに接続された機器の動作のシミュレーションを行うための機器に関する機器情報を作成する。PC(4)は、3次元CAD装置(1)において機器を特定する第1特定情報を取得する取得部(411)と、第1特定情報に含まれる機器の属性に基づいて、第1特定情報を属性に応じて設けられた区分に仕分ける仕分け部(412)と、ラダープログラムにおいて機器を特定し、ユーザにより入力される第2特定情報を、仕分けられた第1特定情報に割り当てる割当部(413)とを備える。第1特定情報は機器に固有の機器名称を含み、第2特定情報はラダープログラムにおいて機器を識別するデバイスを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
制御装置を所定の手順で動作させるための動作プログラムをシミュレーション動作させるシミュレータによる当該シミュレーション動作に応じて、3次元CAD装置が前記制御装置に接続される機器の動作のシミュレーションを行うための前記機器に関する機器情報を作成する情報作成装置であって、
前記3次元CAD装置において前記機器を特定する第1特定情報を取得する取得部と、
取得された前記第1特定情報に含まれる前記機器の属性に基づいて、取得された前記第1特定情報を前記属性に応じて設けられた区分に仕分ける仕分け部と、
前記動作プログラムにおいて前記機器を特定し、ユーザにより入力される第2特定情報を、仕分けられた前記第1特定情報に割り当てる割当部と、を備え、
前記第1特定情報は、前記機器に固有の機器名称を含み、
前記第2特定情報は、前記動作プログラムにおいて前記機器の動作を識別する識別情報を含む、情報作成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報作成装置としてコンピュータを機能させるための情報作成プログラムであって、前記情報作成装置の各部としてコンピュータを機能させるための情報作成プログラム。
【請求項3】
請求項2に記載の情報作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項4】
制御装置を所定の手順で動作させるための動作プログラムをシミュレーション動作させるシミュレータによる当該シミュレーション動作に応じて、3次元CAD装置が前記制御装置に接続される機器の動作のシミュレーションを行うために、前記3次元CAD装置において前記機器を特定する第1特定情報と、当該第1特定情報と異なり、前記動作プログラムにおいて前記機器の動作を特定する第2特定情報とを対応付けるための対応情報を作成する情報作成装置であって、
前記第1特定情報と前記第2特定情報との対応付けを管理する管理装置から前記第2特定情報と対応付けられていない前記第1特定情報を取得する取得部と、
取得された前記第1特定情報ごとに予め割り当てられた前記第2特定情報を、前記第2特定情報に関連し、かつ前記第1特定情報に含まれる、前記機器に固有の固有情報と対応付けた対応関係を作成し、当該対応関係を管理装置に通知する通知部と、を備える、情報作成装置。
【請求項5】
請求項4に記載の情報作成装置としてコンピュータを機能させるための情報作成プログラムであって、前記情報作成装置の各部としてコンピュータを機能させるための情報作成プログラム。
【請求項6】
請求項5に記載の情報作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項7】
制御装置を所定の手順で動作させる動作プログラムを作成する動作プログラム作成装置であって、
前記制御装置に接続される、3次元CAD装置がシミュレーションの対象とする機器に固有の機器名称および前記機器の動作を表す動作名称を含む複合名称を前記機器の動作順に記述したシーケンス情報、および前記複合名称と前記機器名称に対応する命令とを対応付けた命令対照情報を参照して、前記動作プログラムを構成する、前記機器名称に対応する命令を前記動作順に配置する配置部と、
前記機器名称と前記機器の動作を識別する識別情報との対応関係を規定する機器情報を参照して、配置された前記命令に前記識別情報を割り付ける割付部と、を備える、動作プログラム作成装置。
【請求項8】
前記複合名称は、前記制御装置に接続される全ての前記機器についての前記機器名称を含み、
前記配置部は、前記複合名称に含まれる前記機器名称を、前記機器情報に含まれる前記機器名称と比較し、前記機器情報に含まれる前記機器名称と一致しない前記機器名称を含む前記複合名称についての前記命令を配置しない、請求項7に記載の動作プログラム作成装置。
【請求項9】
請求項7または8に記載の動作プログラム作成装置としてコンピュータを機能させるための動作プログラム作成プログラムであって、前記動作プログラム作成装置の各部としてコンピュータを機能させるための動作プログラム作成プログラム。
【請求項10】
請求項9に記載の動作プログラム作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ラダープログラム等のシミュレータと3次元CAD装置のシミュレーション機能との連携を図るための情報を作成する情報作成装置等に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
製造装置等の複雑な装置の各部品の干渉、当該装置によるワークの搬送などを検証するためには、例えば、3次元CAD装置を用いて装置をシミュレーションすることが行われる。例えば、特許文献1には、3次元CADのシミュレーションのためのシミュレーションプログラムにより、CADデータに基づく各部品を、ラダー言語などのプログラム言語により記述された動作プログラムに基づいて動作させることが記載されている。ただし、上述のような従来技術では、シミュレーションプログラムを必要とする。
【0003】
これに対し、複数の制御機器の間、複数のアプリケーションプログラムの間などで通信を仲介する汎用のOPCサーバを用いて、3次元CAD装置のシミュレーション機能と、動作プログラムのシミュレータとを連携することが行われている。例えば、特許文献2には、CADシステムのシミュレータが、OPCサーバを介してPLCから受信したデータに基づいて、PLCにより制御される製造装置の動作をシミュレーションすることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-226603号公報
特許第7189383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
3次元CAD装置のシミュレーション機能と、動作プログラムのシミュレータとを連携するには、OPCサーバが3次元CAD装置と動作プログラムのシミュレータとの通信を中継できなければならない。このため、OPCサーバにおいて、3次元CAD装置によりシミュレーションされる装置を構成する各機器と、動作プログラムのデバイス(I/O番号)とを対応付ける必要がある。
【0006】
OPCサーバは、各機器についての情報を、3次元CAD装置から読み込むことができる。これに対し、機器と対応するデバイスは、人の手書きにより入力されていた。このため、多数のデバイスを入力する必要がある場合、その入力作業に多大な手間を要する。それゆえ、動作プログラムのシミュレータと連携した3次元CAD装置のシミュレーション機能を利用することは困難であった。
【0007】
本発明の一態様は、3次元CAD装置のシミュレーション機能と、動作プログラムのシミュレータとを連携するための情報の作成に要する作業負担を軽減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報作成装置は、制御装置を所定の手順で動作させるための動作プログラムをシミュレーション動作させるシミュレータによる当該シミュレーション動作に応じて、3次元CAD装置が前記制御装置に接続される機器の動作のシミュレーションを行うための前記機器に関する機器情報を作成する情報作成装置であって、前記3次元CAD装置において前記機器を特定する第1特定情報を取得する取得部と、取得された前記第1特定情報に含まれる前記機器の属性に基づいて、取得された前記第1特定情報を前記属性に応じて設けられた区分に仕分ける仕分け部と、前記動作プログラムにおいて前記機器を特定し、ユーザにより入力される第2特定情報を、仕分けられた前記第1特定情報に割り当てる割当部と、を備え、前記第1特定情報は、前記機器に固有の機器名称を含み、前記第2特定情報は、前記動作プログラムにおいて前記機器の動作を識別する識別情報を含む。
【0009】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報作成装置は、制御装置を所定の手順で動作させるための動作プログラムをシミュレーション動作させるシミュレータによる当該シミュレーション動作に応じて、3次元CAD装置が前記制御装置に接続される機器の動作のシミュレーションを行うために、前記3次元CAD装置において前記機器を特定する第1特定情報と、当該第1特定情報と異なり、前記動作プログラムにおいて前記機器の動作を特定する第2特定情報とを対応付けるための対応情報を作成する情報作成装置であって、前記第1特定情報と前記第2特定情報との対応付けを管理する管理装置から前記第2特定情報と対応付けられていない前記第1特定情報を取得する取得部と、取得された前記第1特定情報ごとに予め割り当てられた前記第2特定情報を、前記第2特定情報に関連し、かつ前記第1特定情報に含まれる、前記機器に固有の固有情報と対応付けた対応関係を作成し、当該対応関係を管理装置に通知する通知部と、を備える。
【0010】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る動作プログラム作成装置は、制御装置を所定の手順で動作させる動作プログラムを作成する動作プログラム作成装置であって、前記制御装置に接続される、3次元CAD装置がシミュレーションの対象とする機器に固有の機器名称および前記機器の動作を表す動作名称を含む複合名称を前記機器の動作順に記述したシーケンス情報、および前記複合名称と前記機器名称に対応する命令とを対応付けた命令対照情報を参照して、前記動作プログラムを構成する、前記機器名称に対応する命令を前記動作順に配置する配置部と、前記機器名称と前記機器の動作を識別する識別情報との対応関係を規定する機器情報を参照して、配置された前記命令に前記識別情報を割り付ける割付部と、を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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