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公開番号2025022398
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023126930
出願日2023-08-03
発明の名称クランプ及びワイヤハーネス
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02G 3/32 20060101AFI20250206BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】組み付けの自動化を図ることができるクランプ及びワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】クランプ1は、車体10に対し取り付けられるアンカー部3と、アンカー部3に接合される本体部4と、本体部4に対し一方の端部5Aを中心に回転可能に接合され、他方の端部5B側から本体部4との間に配索材2を挿入させ挟み込んで保持するクリップ部5と、を備え、配索材2を本体部4とクリップ部5の間に挟み込んで組み付けることができ組み付けの自動化が容易に行える構造となっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
固定対象物に対し取り付けられるアンカー部と、
前記アンカー部に接合される本体部と、
前記本体部に対し一方の端部を中心に回転可能に接合され、他方の端部側から前記本体部との間に配索材を挿入させ挟み込んで保持するクリップ部と、を備える、
クランプ。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記クリップ部は、前記他方の端部が先端に向かうに連れて前記本体部から離間するように傾斜する傾斜部を有する、
請求項1に記載のクランプ。
【請求項3】
前記クリップ部は、前記配索材を挟み込む位置に前記本体部から離間するように窪む凹部が形成されている、
請求項1又は2に記載のクランプ。
【請求項4】
前記凹部は、前記配索材に対し逆V状に形成され、
前記本体部は、前記配索材と接する支持面から突出する突条を形成し、
前記突条は、前記配索材の延在方向と交差する向きに延在し、前記延在方向に間隔をおいて複数形成されている、
請求項3に記載のクランプ。
【請求項5】
固定対象物に配索される配索材と、
前記配索材に対し取り付けられ、前記配索材を前記固定対象物に固定するクランプと、を備え、
前記クランプは、
前記固定対象物に対し取り付けられるアンカー部と、
前記アンカー部に接合される本体部と、
前記本体部に対し一方の端部を中心に回転可能に接合され、他方の端部側から前記本体部との間に前記配索材を挿入させ挟み込んで保持するクリップ部と、を備える、
ワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クランプ及びワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、クランプ及びワイヤハーネスに関するものとして、例えば、特許文献1に記載されるように、ワイヤハーネスに取り付けられ車体に対し固定を行うクランプであって、テープ巻きにより電線などの配索材に取り付けられるものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-275743号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなクランプ及びワイヤハーネスは、組み付けの自動化が難しい点で改善の余地がある。例えば、クランプを配索材に対しテープ巻きにより組付けようとすると、配索材の外周に対しテープを周方向へ巻き付ける必要があり、製造ロボットなどによってテープを巻回させる動作が複雑となる。また、クランプの配索材に対する取付強度を考慮すると、テープを複数回巻き付ける必要があり、より複雑な動作が求められる。
【0005】
そこで、本発明は、組み付けの自動化を図りやすいクランプ及びワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係るクランプは、固定対象物に対し取り付けられるアンカー部と、前記アンカー部に接合される本体部と、前記本体部に対し一方の端部を中心に回転可能に接合され、他方の端部側から前記本体部との間に前記配索材を挿入させ挟み込んで保持するクリップ部と、を備えて構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るクランプ及びワイヤハーネスによれば、組み付けの自動化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るクランプ及びワイヤハーネスを示す斜視図である。
図2は、実施形態に係るクランプ及びワイヤハーネスを示す平面図である。
図3は、実施形態に係るクランプ及びワイヤハーネスを示す側面図である。
図4は、実施形態に係るワイヤハーネスにおける組付の説明図である。
図5は、実施形態に係るワイヤハーネスにおける組付の説明図である。
図6は、実施形態に係るワイヤハーネスにおける組付の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本実施形態は、クランプ及びワイヤハーネスに関する。以下の説明では、互いに交差する第一方向、第二方向、及び、第三方向のうち、第一方向を「延在方向X」といい、第二方向を「挿入方向Y」といい、第三方向を「高さ方向Z」という。ここでは、延在方向Xと挿入方向Yと高さ方向Zとは、相互に直交する。延在方向Xは、配索材の延在方向に相当する。挿入方向Yは、クランプに対する配索材の挿入方向に相当する。挿入方向Yと高さ方向Zは、延在方向Xと交差する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向を表すものとする。なお、ここでいう直交は、ほぼ直交を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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