TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024175848
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023093897
出願日
2023-06-07
発明の名称
コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/42 20060101AFI20241212BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ハウジングのキャビティへの端子金具の挿入力を低減しつつキャビティ内での端子金具のガタつきを抑止するコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1のハウジング20は、キャビティ21を形成する内壁面として、第1内壁面22a、第1内壁面22aと対向する第2内壁面22b、並びに、第2内壁面22bと各々連続しつつ互いに対向する第3内壁面22c及び第4内壁面22dと、第1内壁面22aに設けられ、端子金具10の収容時に接続部11の1つの側部である第1側部11aと係合するランス23と、第2内壁面22bと第3内壁面22cとが連続する第1隅部22eと、第2内壁面22bと第4内壁面22dとが連続する第2隅部22fとに、キャビティ21の延伸方向に沿って各々設けられ、端子金具10の収容時に、接続部11での第1角部11e等の角部と接触する盛り部24とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
端子金具を収容するキャビティを有するハウジングを備え、
前記端子金具は、横断面の外周が矩形状である接続部を有し、
前記ハウジングは、
前記キャビティを形成する内壁面として、前記端子金具の収容時に各々前記接続部の四方の側部のいずれかと対向する、第1内壁面、当該第1内壁面と対向する第2内壁面、並びに、当該第2内壁面と各々連続しつつ互いに対向する第3内壁面及び第4内壁面と、
前記第1内壁面に設けられ、前記端子金具の収容時に前記接続部の1つの前記側部と係合するランスと、
前記第2内壁面と前記第3内壁面とが連続する第1隅部と、前記第2内壁面と前記第4内壁面とが連続する第2隅部とに、前記キャビティの延伸方向に沿って各々設けられ、前記端子金具の収容時に、前記接続部で2つの前記側部が互いに連続するいずれかの角部と接触する盛り部と、を有する、コネクタ。
続きを表示(約 87 文字)
【請求項2】
前記キャビティの前記延伸方向に沿った前記盛り部の長さは、前記端子金具の収容時に前記接続部と対向する寸法に設定される、請求項1に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の車両内には、電線等同士を接続するコネクタが多数設置されている。例えば、車両の走行時の振動等に起因して電線振動が発生すると、コネクタでは、電線の端末に接続された端子金具がハウジングのキャビティ内でガタつき、相手コネクタとの接触部に摩耗が生じることで、不導通となることもあり得る。そこで、特許文献1は、キャビティ内での端子金具のガタつきを抑止するために、キャビティを構成する周壁面に端子金具との間の隙間をなくす長尺突起を有するコネクタに関する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-17507号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示のコネクタでは、キャビティへの端子金具の挿入方向に対して垂直な面での横方向及び縦方向のガタつきを抑止するためには、実際上、キャビティの周壁面に横方向及び縦方向で対称に複数の長尺突起が設けられる必要がある。この場合、端子金具は、キャビティの周壁面に複数設けられている長尺突起を外周面で塑性変形させながらキャビティ内に挿入されることになるため、強い挿入力を要し、組付作業性に難がある。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、ハウジングのキャビティへの端子金具の挿入力を低減しつつキャビティ内での端子金具のガタつきを抑止するコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係るコネクタは、端子金具を収容するキャビティを有するハウジングを備え、端子金具は、横断面の外周が矩形状である接続部を有し、ハウジングは、キャビティを形成する内壁面として、端子金具の収容時に各々接続部の四方の側部のいずれかと対向する、第1内壁面、第1内壁面と対向する第2内壁面、並びに、第2内壁面と各々連続しつつ互いに対向する第3内壁面及び第4内壁面と、第1内壁面に設けられ、端子金具の収容時に接続部の1つの側部と係合するランスと、第2内壁面と第3内壁面とが連続する第1隅部と、第2内壁面と第4内壁面とが連続する第2隅部とに、キャビティの延伸方向に沿って各々設けられ、端子金具の収容時に、接続部で2つの側部が互いに連続するいずれかの角部と接触する盛り部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ハウジングのキャビティへの端子金具の挿入力を低減しつつキャビティ内での端子金具のガタつきを抑止するコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。
一実施形態に係るコネクタの裏面図である。
図2のIII-IIIに対応したコネクタの断面図である。
一実施形態に係るコネクタに含まれるハウジングの裏面図である。
図4のV-Vに対応したハウジングの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて一実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1は、一実施形態に係るコネクタ1の分解斜視図である。図1では、コネクタ1に併せて、コネクタ1が接続される相手コネクタ100が示されている。図2は、コネクタ1が相手コネクタ100に接続される方向に沿って見た、コネクタ1の裏面図である。図3は、図2のIII-IIIに対応した、コネクタ1の断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
矢崎総業株式会社
コネクタ
5日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
15日前
矢崎総業株式会社
接続端子
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
接続端子
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
7日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
13日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
13日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
15日前
矢崎総業株式会社
照明装置
15日前
矢崎総業株式会社
照明装置
15日前
矢崎総業株式会社
端子金具
15日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
15日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
スペーサ
1か月前
矢崎総業株式会社
クランプ
2日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
5日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
7日前
矢崎総業株式会社
電線保持竿
6日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
5日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
27日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
1か月前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
2日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
2日前
矢崎総業株式会社
プロテクタ
5日前
矢崎総業株式会社
センサ部品
5日前
矢崎総業株式会社
コネクタ構造
1か月前
矢崎総業株式会社
電線搬送装置
2日前
矢崎総業株式会社
照明ユニット
1か月前
矢崎総業株式会社
表示制御装置
1か月前
矢崎総業株式会社
照明ユニット
1か月前
矢崎総業株式会社
被覆除去装置
2日前
矢崎総業株式会社
照明ユニット
1か月前
続きを見る
他の特許を見る