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公開番号2025101040
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023217593
出願日2023-12-25
発明の名称異常検出装置、異常検出方法及び異常検出プログラム
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250630BHJP(信号)
要約【課題】運転者のあくびの種類を判定し運転者の異常を検出することができる異常検出装置、異常検出方法及び異常検出プログラムを提供する。
【解決手段】異常検出装置1は、車両の運転者のあくびを検出するあくび検出部33と、運転者の眠気レベルを検出する眠気検出部32と、眠気検出部32により検出された眠気レベルを用いてあくび検出部33により検出されたあくびの種類を判定するあくび判定部36と、を備えて構成されている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
車両の運転者のあくびを検出するあくび検出部と、
前記運転者の眠気レベルを検出する眠気検出部と、
前記眠気検出部により検出された眠気レベルを用いて前記あくび検出部により検出されたあくびの種類を判定するあくび判定部と、を備える、
異常検出装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記あくび判定部は、前記眠気検出部により検出された眠気レベルが予め設定した閾値未満であり、前記あくび検出部により繰り返しあくびが検出された場合に、前記運転者のあくびが眠気によるあくびでなく異常予兆のあくびを含むあくびであると判定する、
請求項1に記載の異常検出装置。
【請求項3】
前記あくび判定部は、前記運転者に対し冷却処理が行われた後において、前記眠気検出部により検出された眠気レベルが予め設定した閾値未満であり、前記あくび検出部により繰り返しあくびが検出された場合に、前記運転者のあくびが異常予兆のあくびであると判定する、
請求項2に記載の異常検出装置。
【請求項4】
前記あくび判定部は、前記眠気検出部により検出された眠気レベルが予め設定した閾値以上であり、前記眠気レベルが変化することなく前記あくび検出部により繰り返しあくびが検出された場合に、前記運転者のあくびが眠気によるあくびでなく異常予兆のあくびを含むあくびであると判定する、
請求項1又は2に記載の異常検出装置。
【請求項5】
前記あくび判定部は、前記運転者に対し冷却処理が行われた後において、前記眠気検出部により検出された眠気レベルが予め設定した閾値以上であり、前記眠気レベルが変化することなく前記あくび検出部により繰り返しあくびが検出された場合に、前記運転者のあくびが異常予兆のあくびであると判定する、
請求項4に記載の異常検出装置。
【請求項6】
前記運転者を撮像するカメラを有し、
前記あくび検出部は、前記カメラが撮像した画像に基づいて前記運転者のあくびを検出する、
請求項1又は2に記載の異常検出装置。
【請求項7】
車両の運転者のあくびを検出するあくび検出工程と、
前記運転者の眠気レベルを検出する眠気検出工程と、
前記眠気検出工程により検出された眠気レベルを用いて前記あくび検出工程により検出されたあくびの種類を判定するあくび判定工程と、を含む、
異常検出方法。
【請求項8】
車両の運転者の異常の検出をコンピュータに実行させる異常検出プログラムであって、
車両の運転者のあくびを検出するあくび検出工程と、
前記運転者の眠気レベルを検出する眠気検出工程と、
前記眠気検出工程により検出された眠気レベルを用いて前記あくび検出工程により検出されたあくびの種類を判定するあくび判定工程と、を実行させる、
異常検出プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、異常検出装置、異常検出方法及び異常検出プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、異常検出装置、異常検出方法及び異常検出プログラムに関するものとして、例えば、特許文献1に記載されるように、車両の運転者のあくびを検出する装置が知られている。この装置は、運転者の眼を含む撮影画像に基づいて眼の潤い状態の指標を取得し、この指標に基づいて運転者のあくびを検出しようとするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-143285号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した装置は、運転者のあくびを検出しているが、あくびの種類を検出することができない点で改善の余地がある。例えば、あくびには、眠気によるあくび、疾患の発症の予兆となる生あくびなどがある。上述した装置では、あくびの種類を判定することが困難である。
【0005】
そこで、本発明は、運転者のあくびの種類を判定し運転者の異常を検出することができる異常検出装置、異常検出方法及び異常検出プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係る異常検出装置は、車両の運転者のあくびを検出するあくび検出部と、前記運転者の眠気レベルを検出する眠気検出部と、前記眠気検出部により検出された眠気レベルを用いて前記あくび検出部により検出されたあくびの種類を判定するあくび判定部と、を備えるように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る異常検出装置、異常検出方法及び異常検出プログラムによれば、運転者のあくびの種類を判定し運転者の異常を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第一実施形態に係る異常検出装置の電気的構成の概要を示すブロック図である。
図2は、第一実施形態に係る異常検出装置の異常検出部の説明図である。
図3は、第一実施形態に係る異常検出装置のあくび判定部の説明図である。
図4は、第一実施形態に係る異常検出装置のあくび判定部の説明図である。
図5は、第一実施形態に係る異常検出装置の動作、異常検出方法及び異常検出プログラムを示すフローチャートである。
図6は、第一実施形態に係る異常検出装置における異常予兆検出処理を示すフローチャートである。
図7は、第二実施形態に係る異常検出装置における異常予兆検出処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
まず、第一実施形態に係る異常検出装置、異常検出方法及び異常検出プログラムについて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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