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公開番号2024172917
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090976
出願日2023-06-01
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/629 20060101AFI20241205BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】レバーが備わったコネクタの小型化を可能にする。
【解決手段】コネクタ1は、複数の端子3と、複数の端子3を収容したハウジング2と、ハウジング2に回動可能に装着され、回動することによってハウジング2と相手コネクタのハウジングとを近付けて嵌合させるレバー6と、を備えている。レバー6は、一端側に回動中心となる回動支点孔63が形成された第1側板61と、一端側に回動中心となる回動支点凸部66が形成された第2側板62と、第1側板61及び第2側板62の他端同士を連結した操作部60と、を備えている。ハウジング2には、第1側板61の回動支点孔63に嵌まるボス23と、第2側板62の回動支点凸部66が嵌まる凹部26と、が形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の端子と、前記複数の端子を収容したハウジングと、前記ハウジングに回動可能に装着され、回動することによって前記ハウジングと相手コネクタのハウジングとを近付けて嵌合させるレバーと、を備え、
前記レバーは、一端側に回動中心となる回動支点孔が形成された第1側板と、一端側に回動中心となる回動支点凸部が形成された第2側板と、前記第1側板及び前記第2側板の他端同士を連結した操作部と、を備え、
前記ハウジングに、前記第1側板の前記回動支点孔に嵌まるボスと、前記第2側板の前記回動支点凸部が嵌まる凹部と、が形成されている
ことを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記第2側板の前記回動支点凸部よりも前記他端側に長孔が形成され、
前記ハウジングに、前記長孔内に移動可能に位置付けられる補助ガイドボスが形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記ハウジングに装着されて前記端子の抜け止めを行うスペーサを備え、
前記ハウジングに、前記スペーサが嵌まるスペーサ用凹部が形成され、
前記凹部と前記スペーサ用凹部とが隣接配置されており、
前記第2側板の回動領域が前記スペーサ用凹部に重ならないように設けられている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レバーが備わったコネクタに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ハウジングにレバーが回動可能に装着され、レバーが回動することによってハウジングと相手コネクタのハウジングとが近付けられて嵌合するレバー付きコネクタが公知である(例えば特許文献1を参照)。
【0003】
図1は、従来のレバー付きコネクタ501を示す図である。このコネクタ501は、複数の端子を収容したハウジング510と、ハウジング510に装着されて端子の抜け止めを行うスペーサ504と、レバー560と、を備えている。
【0004】
レバー560は、ハウジング510のハウジング本体511に回動可能に装着され、図11に実線で示す初期位置から破線で示す嵌合完了位置まで回動することによってハウジング本体511と相手コネクタとを近付けて嵌合させるものである。
【0005】
レバー560は、平板状のカム板561と、カム板561と平行に配置された平板状の補助板562と、補助板562と5カム板61とを連結した連結部563と、を備えている。カム板561及び補助板562には、ハウジング本体511に設けられた一対のボス514が嵌まった回動支点孔565が設けられている。また、カム板561には、相手コネクタのカム突起が進入するカム溝569が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-100185号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記従来のコネクタ501においては、ハウジング510にボス514が設けられ、レバー560に回動支点孔565が設けられた構造であり、レバー560の強度を確保するために当該レバー560を肉厚かつある程度の大きさに形成する必要があった。それにより、レバー560が初期位置に位置付けられた状態でスペーサ504と重なってしまい(図11中のA部)、スペーサ504の組み付け時はレバー560を嵌合完了位置にしないと作業できず、作業性がよくないという問題があった。また、レバー560とスペーサ504の干渉を回避しようとすると、ボス514の位置をスペーサ504から遠ざける必要があり、その場合コネクタ501が大型化してしまう。
【0008】
そこで、本発明は、レバーが備わったコネクタの小型化を可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、複数の端子と、前記複数の端子を収容したハウジングと、前記ハウジングに回動可能に装着され、回動することによって前記ハウジングと相手コネクタのハウジングとを近付けて嵌合させるレバーと、を備え、前記レバーは、一端側に回動中心となる回動支点孔が形成された第1側板と、一端側に回動中心となる回動支点凸部が形成された第2側板と、前記第1側板及び前記第2側板の他端同士を連結した操作部と、を備え、前記ハウジングに、前記第1側板の前記回動支点孔に嵌まるボスと、前記第2側板の前記回動支点凸部が嵌まる凹部と、が形成されていることを特徴とするコネクタである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、コネクタの小型化を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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