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公開番号2025022020
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023126218
出願日2023-08-02
発明の名称被牽引車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60W 20/15 20160101AFI20250206BHJP(車両一般)
要約【課題】駆動輪が接地した状態で被牽引車両が牽引されるときに、被牽引車両の動力伝達系に駆動輪からの駆動力が伝わらないようにするための部品交換を行うことなく、動力伝達系のオイル不足を抑制すること。
【解決手段】駆動輪が接地した状態で牽引される被牽引車両の制御装置であって、被牽引車両が被牽引走行を行う前に、被牽引車両が備える動力伝達系にオイルを循環させるための循環制御を行った後、牽引準備が完了した旨を通知する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
駆動輪が接地した状態で牽引される被牽引車両の制御装置であって、
前記被牽引車両が被牽引走行を行う前に、前記被牽引車両が備える動力伝達系にオイルを循環させるための循環制御を行った後、牽引準備が完了した旨を通知する
ことを特徴とする被牽引車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、被牽引車両の制御装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
下記特許文献１には、電動車両において電動モータおよび電動モータに関連する電装品の損傷等を防止することを目的として、電動車両が被牽引車となる場合、車輪の回転がドライブシャフトに伝達されないようにする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－００６７７２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、動力伝達系が電動式オイルポンプを備えていない車両においては、駆動輪が接地した状態での被牽引走行が長時間続くと、駆動輪からの駆動力が動力伝達系（変速機構等）に伝わることにより、動力伝達系を潤滑するためのオイルが不足して、動力伝達系に焼き付き等の不具合が生じる虞がある。
【０００５】
そこで、このような車両において、特許文献１の技術を適用することで、被牽引走行時に、駆動輪からの駆動力が動力伝達系に伝わらないようにして、動力伝達系におけるオイル不足を抑制することが可能になる。
【０００６】
しかしながら、この場合、駆動輪からの駆動力が動力伝達系に伝わらないようにするために、ドライブフランジを被牽引用ドライブフランジに交換する必要があるため、作業が複雑になる虞がある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上述した課題を解決するために、一実施形態に係る被牽引車両の制御装置は、駆動輪が接地した状態で牽引される被牽引車両の制御装置であって、被牽引車両が被牽引走行を行う前に、被牽引車両が備える動力伝達系にオイルを循環させるための循環制御を行った後、牽引準備が完了した旨を通知する。
【発明の効果】
【０００８】
一実施形態に係る被牽引車両の制御装置によれば、駆動輪が接地した状態で被牽引車両が牽引されるときに、被牽引車両の動力伝達系に駆動輪からの駆動力が伝わらないようにするための部品交換を行うことなく、動力伝達系のオイル不足を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
一実施形態に係るハイブリッド車両の構成を示す図
一実施形態に係るハイブリッド車両が備えるＥＮＧＥＣＵによる処理の手順の一例を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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