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公開番号
2025021227
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023125014
出願日
2023-07-31
発明の名称
フィルムヒータ、センサシステム
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H05B
3/02 20060101AFI20250205BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】フィルムヒータに気泡が混入しにくくする。
【解決手段】フィルムヒータ20は、第1面20A及び第1面20Aの反対側の第2面20Bを有する。フィルムヒータ20は、第1区域A1と、第1区域A1とは異なる第2区域A2に区分けされている。フィルムヒータ20は、第1面20Aから第2面20Bに向かって、接続部31と、透明導電膜23と、基材21と、補強板40と、をこの順で備える。接続部31及び補強板40は、第1区域A1に配置されている。透明導電膜23と接続部31とは、電気的に接続している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面及び前記第1面の反対側の第2面を有し、第1区域と前記第1区域とは異なる第2区域とに区分けされたフィルムヒータであって、
前記第1面から前記第2面に向かって、接続部と、透明導電膜と、基材と、補強板と、をこの順で備え、
前記接続部及び前記補強板は、前記第1区域に配置されており、
前記透明導電膜と前記接続部とは、電気的に接続している、フィルムヒータ。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記補強板は、前記第1区域から前記第2区域まで延びている、請求項1に記載のフィルムヒータ。
【請求項3】
第1面及び前記第1面の反対側の第2面を有し、第1区域と前記第1区域とは異なる第2区域とに区分けされたフィルムヒータであって、
前記第1面から前記第2面に向かって、導電部と、透明導電膜と、基材と、第2導電部と、回路基板と、をこの順で備え、
前記回路基板は、接続部と、補強板と、を含み、
前記導電部、前記第2導電部および前記接続部は、前記第1区域に配置されており、
前記導電部と前記透明導電膜とは、電気的に接続しており、
前記第2導電部と前記接続部とは、電気的に接続しており、
前記導電部と前記第2導電部とは、前記基材及び前記透明導電膜に形成された貫通孔を介して、電気的に接続している、フィルムヒータ。
【請求項4】
前記基材の前記第1面より前記第2面の近くに配置された低反射層をさらに備える、請求項1または3に記載のフィルムヒータ。
【請求項5】
前記基材は、トリアセチルセルロースまたはポリエチレンテレフタレートからなる、請求項1または3に記載のフィルムヒータ。
【請求項6】
透明板と、
前記透明板を介した検出が可能なセンサ装置と、
前記透明板に重ねられた請求項1または3に記載のフィルムヒータと、を備え、
前記フィルムヒータの前記第1面は、前記透明板に貼合されている、センサシステム。
【請求項7】
前記センサ装置は、前記フィルムヒータの前記第2区域に対面する、請求項6に記載のセンサシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、フィルムヒータ及びフィルムヒータを有するセンサシステムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に記載されているような、薄膜状に形成されたフィルムヒータが広く用いられている。フィルムヒータは、例えば車両等の移動体の窓ガラスに貼り合わせて用いられる。フィルムヒータは、移動体の内部に配置された撮像装置等のセンサ装置に対面する位置に配置される。フィルムヒータは、例えばデフロスタと呼ばれる霜取り装置として利用される。フィルムヒータは、導電体に電圧を加えることで発熱する。フィルムヒータが発熱することで、窓ガラスの曇りが除去される、窓ガラスに付着した雪や氷が融解する、および/または、窓ガラスに付着した水滴が蒸発する。この結果、移動体内に配置されたセンサ装置の検出が、窓ガラスの曇りや雪、水滴等に阻害されにくくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/045410号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フィルムヒータを窓ガラス等に貼り合わせる際に、フィルムヒータに気泡が混入することがある。気泡は、フィルムヒータの外観を悪化させる。特にセンサ装置に対面してフィルムヒータが配置される場合、フィルムヒータに混入した気泡は、センサ装置の検出を阻害し得る。本開示は、フィルムヒータに気泡が混入しにくくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施の形態は、以下の[1]乃至[7]に関する。
[1]
第1面及び前記第1面の反対側の第2面を有し、第1区域と前記第1区域とは異なる第2区域とに区分けされたフィルムヒータであって、
前記第1面から前記第2面に向かって、接続部と、透明導電膜と、基材と、補強板と、をこの順で備え、
前記接続部及び前記補強板は、前記第1区域に配置されており、
前記透明導電膜と前記接続部とは、電気的に接続している、フィルムヒータ。
[2]
前記補強板は、前記第1区域から前記第2区域まで延びている、[1]に記載のフィルムヒータ。
[3]
第1面及び前記第1面の反対側の第2面を有し、第1区域と前記第1区域とは異なる第2区域とに区分けされたフィルムヒータであって、
前記第1面から前記第2面に向かって、導電部と、透明導電膜と、基材と、第2導電部と、回路基板と、をこの順で備え、
前記回路基板は、接続部と、補強板と、を含み、
前記導電部、前記第2導電部および前記接続部は、前記第1区域に配置されており、
前記導電部と前記透明導電膜とは、電気的に接続しており、
前記第2導電部と前記接続部とは、電気的に接続しており、
前記導電部と前記第2導電部とは、前記基材及び前記透明導電膜に形成された貫通孔を介して、電気的に接続している、フィルムヒータ。
[4]
前記基材の前記第1面より前記第2面の近くに配置された低反射層をさらに備える、[1]乃至[3]のいずれかに記載のフィルムヒータ。
[5]
前記基材は、トリアセチルセルロースまたはポリエチレンテレフタレートからなる、[1]乃至[4]のいずれかに記載のフィルムヒータ。
[6]
透明板と、
前記透明板を介した検出が可能なセンサ装置と、
前記透明板に重ねられた[1]乃至[5]のいずれかに記載のフィルムヒータと、を備え、
前記フィルムヒータの前記第1面は、前記透明板に貼合されている、センサシステム。
[7]
前記センサ装置は、前記フィルムヒータの前記第2区域に対面する、[6]に記載のセンサシステム。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、フィルムヒータに気泡が混入しにくくできる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、センサシステムを有する移動体の斜視図である。
図2は、センサシステムの断面図である。
図3は、第1の実施の形態のフィルムヒータの斜視図である。
図4は、図3のIV-IV線に沿った断面図である。
図5は、第2の実施の形態のフィルムヒータの斜視図である。
図6は、図5のVI-VI線に沿った断面図である。
図7は、従来のフィルムヒータの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。本件明細書に添付された図面における縮尺及び縦横の寸法比等は、図示と理解のしやすさのため、実物のそれらから変更され誇張されている。
【0009】
「フィルム面」とは、対象となるシート状の部材を全体的かつ大局的に見た場合において対象となるシート状部材の平面方向と一致する面のことを指す。「フィルム」を「板」や「シート」と読み換えた場合も同様である。
【0010】
本明細書において用いられる、形状や幾何学的条件ならびにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「直交」、「同一」等の用語ならびに長さや角度の値等は、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈される。
(【0011】以降は省略されています)
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