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公開番号2025020987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124652
出願日2023-07-31
発明の名称情報処理装置、移動体、情報処理方法、及びプログラム
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250205BHJP(信号)
要約【課題】精度が高い情報をより早いタイミングで移動体に提供する。
【解決手段】情報処理装置は、移動体に設けられた撮像装置によって検出された情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得された情報に基づいて、前記移動体の近傍に存在する移動物体の動き及び移動方向の少なくとも一方を予測する予測部と、前記予測部によって予測された前記移動物体の動き及び移動方向の少なくとも一方に基づいて、警報を出力するための制御を行う警報制御部と、前記予測部によって予測された前記移動物体の動き及び移動方向の少なくとも一方を示す情報を、前記移動体の周囲の他の移動体に送信するための制御を行う送信制御部とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
移動体に設けられた撮像装置によって検出された情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された情報に基づいて、前記移動体の近傍に存在する移動物体の動き及び移動方向の少なくとも一方を予測する予測部と、
前記予測部によって予測された前記移動物体の動き及び移動方向の少なくとも一方に基づいて、警報を出力するための制御を行う警報制御部と、
前記予測部によって予測された前記移動物体の動き及び移動方向の少なくとも一方を示す情報を、前記移動体の周囲の他の移動体に送信するための制御を行う送信制御部と
を備える情報処理装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記取得部は、前記撮像装置によって撮像された画像を取得し、
前記予測部は、前記取得部によって取得された画像に基づいて、前記移動物体の姿勢を特定し、特定した前記移動物体の姿勢に基づいて、前記移動物体の動き及び移動方向の少なくとも一方を予測する
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記取得部は、前記撮像装置によって撮像された画像を取得し、
前記予測部は、前記取得部によって取得された画像に基づいて、前記移動物体の姿勢を特定し、特定した前記移動物体の姿勢に基づいて、前記移動物体が前記移動体の進路に向けて移動するか否かを、前記移動物体の動きとして予測する
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記予測部は、前記取得部によって取得された情報に基づいて、前記移動物体の移動速度を予測する
請求項１から３のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記警報制御部は、前記予測部によって予測された前記移動物体の移動速度に基づいて、前記移動体の進行方向において前記移動体が前記移動物体の位置に到達するまでの間に前記移動物体が前記移動体の進路に進入すると判断される場合に、前記移動体の乗員に対する警報を出力するための制御を行う
請求項４に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記警報制御部によって、前記移動体の進行方向において前記移動体が前記移動物体の位置に到達するまでの間に前記移動物体が前記移動体の進路に進入しないと判断した場合であっても、前記送信制御部は、前記予測部によって予測された前記移動物体の動き及び移動方向の少なくとも一方を示す情報を、前記移動体の周囲に送信するための制御を行う
請求項５に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記移動体は車両である
請求項１から３のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項８】
請求項１から３のいずれか一項に記載の情報処理装置を備える移動体。
【請求項９】
移動体に設けられた撮像装置によって検出された情報を取得する段階と、
前記撮像装置によって検出された情報に基づいて、前記移動体の近傍に存在する移動物体の動き及び移動方向の少なくとも一方を予測する段階と、
前記予測する段階において予測された前記移動物体の動き及び移動方向の少なくとも一方に基づいて、警報を出力するための制御を行う段階と、
前記予測する段階において予測された前記移動物体の動き及び移動方向の少なくとも一方を示す情報を、前記移動体の周囲の他の移動体に送信するための制御を行う段階と
情報処理方法。
【請求項１０】
請求項１から３のいずれか一項に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、移動体、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、交通参加者の中でも脆弱な立場にある人々にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する取り組みが活発化している。この実現に向けて予防安全技術に関する研究開発を通して交通の安全性や利便性をより一層改善する研究開発に注力している。特許文献１－２には、車両で検知した危険イベントやリスクエリアを他の車両に通知するための技術が記載されている。
［先行技術文献］
［特許文献］
特許文献１特開２０２０－１０２８２２号公報
特許文献２特開２０２３－１１０８０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
ところで、予防安全技術においては、精度の高い情報を移動体に提供することが課題となる。本願は上記課題の解決のため、精度が高い情報をより早いタイミングで移動体に提供することを目的としたものである。そして、延いては持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明の第１の態様においては、情報処理装置が提供される。情報処理装置は、移動体に設けられた撮像装置によって検出された情報を取得する取得部を備える。情報処理装置は、前記取得部によって取得された情報に基づいて、前記移動体の近傍に存在する移動物体の動き及び移動方向の少なくとも一方を予測する予測部を備える。情報処理装置は、前記予測部によって予測された前記移動物体の動き及び移動方向の少なくとも一方に基づいて、警報を出力するための制御を行う警報制御部を備える。情報処理装置は、前記予測部によって予測された前記移動物体の動き及び移動方向の少なくとも一方を示す情報を、前記移動体の周囲の他の移動体に送信するための制御を行う送信制御部を備える。
【０００５】
上記情報処理装置において、前記取得部は、前記撮像装置によって撮像された画像を取得してよい。前記予測部は、前記取得部によって取得された画像に基づいて、前記移動物体の姿勢を特定し、特定した前記移動物体の姿勢に基づいて、前記移動物体の動き及び移動方向の少なくとも一方を予測してよい。
【０００６】
上記いずれかの情報処理装置において、前記取得部は、前記撮像装置によって撮像された画像を取得してよい。前記予測部は、前記取得部によって取得された画像に基づいて、前記移動物体の姿勢を特定し、特定した前記移動物体の姿勢に基づいて、前記移動物体が前記移動体の進路に向けて移動するか否かを、前記移動物体の動きとして予測してよい。
【０００７】
上記いずれかの情報処理装置において、前記予測部は、前記取得部によって取得された情報に基づいて、前記移動物体の移動速度を予測してよい。
【０００８】
上記いずれかの情報処理装置において、前記警報制御部は、前記予測部によって予測された前記移動物体の移動速度に基づいて、前記移動体の進行方向において前記移動体が前記移動物体の位置に到達するまでの間に前記移動物体が前記移動体の進路に進入すると判断される場合に、前記移動体の乗員に対する警報を出力するための制御を行ってよい。
【０００９】
上記いずれかの情報処理装置において、前記警報制御部によって、前記移動体の進行方向において前記移動体が前記移動物体の位置に到達するまでの間に前記移動物体が前記移動体の進路に進入しないと判断した場合であっても、前記送信制御部は、前記予測部によって予測された前記移動物体の動き及び移動方向の少なくとも一方を示す情報を、前記移動体の周囲に送信するための制御を行ってよい。
【００１０】
上記いずれかの情報処理装置において、前記移動体は車両であってよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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