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公開番号
2025020578
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124058
出願日
2023-07-31
発明の名称
ロック機構およびプロテクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20250205BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】第1部材と第2部材との組付け作業の作業性をより高めることができるロック機構およびプロテクタを提供すること。
【解決手段】第1プロテクタに設けられた係止溝部51は、係止挿抜方向Yに沿って延在し、かつ、当該係止挿抜方向Yの開口部512から壁部513にかけて上方に傾斜する一対のガイドレール514を有し、第2プロテクタに設けられた係止突部52は、係止溝部51に挿し込まれる際に、一対のガイドレール514にそれぞれ案内される一対の被ガイド部材524を有し、一対の被ガイド部材524は、それぞれ係止突部52の後端部522から先端部521にかけて上方に傾斜する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
相互に積層される第1部材および第2部材の一方に、当該第1部材と当該第2部材との積層方向の一方側に凹んで設けられ、前記積層方向と交差する係止挿抜方向の一方側が開口して他方側が閉鎖される係止溝部と、
前記第1部材および前記第2部材の他方に、前記積層方向の前記一方側に突出して設けられ、前記係止挿抜方向の前記一方側から前記開口を通じて前記係止溝部に挿し込まれ当該係止溝部に係止される係止突部と、を備え、
前記係止溝部は、前記係止挿抜方向に沿って延在し、かつ、当該係止挿抜方向の前記一方側から前記他方側にかけて前記積層方向の前記一方側に傾斜する一対のガイドレールを有し、前記係止突部は、前記係止溝部に挿し込まれる際に、一対の前記ガイドレールにそれぞれ案内される一対の被ガイド部材を有し、一対の前記被ガイド部材は、それぞれ前記係止挿抜方向の前記一方側から前記他方側にかけて前記積層方向の前記一方側に傾斜する、ことを特徴とするロック機構。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
内部に軸線方向に沿って第1配索材が挿通される第1部材と、
前記第1部材に対して前記軸線方向と交差する積層方向に積層されるとともに、内部に前記軸線方向に沿って第2配索材が挿通される第2部材と、
前記第1部材と前記第2部材とを連結するロック機構と、を備え、
前記ロック機構は、相互に積層される前記第1部材および前記第2部材の一方に、前記積層方向の一方側に凹んで設けられ、前記積層方向と交差する係止挿抜方向の一方側が開口して他方側が閉鎖される係止溝部と、
前記第1部材および前記第2部材の他方に、前記積層方向の前記一方側に突出して設けられ、前記係止挿抜方向の前記一方側から前記開口を通じて前記係止溝部に挿し込まれ当該係止溝部に係止される係止突部と、を備え、
前記係止溝部は、前記係止挿抜方向に沿って延在し、かつ、当該係止挿抜方向の前記一方側から前記他方側にかけて前記積層方向の前記一方側に傾斜する一対のガイドレールを有し、前記係止突部は、前記係止溝部に挿し込まれる際に、一対の前記ガイドレールにそれぞれ案内される一対の被ガイド部材を有し、一対の前記被ガイド部材は、それぞれ前記係止挿抜方向の前記一方側から前記他方側にかけて前記積層方向の前記一方側に傾斜する、ことを特徴とするプロテクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロック機構およびプロテクタに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、第1部材と第2部材とを組み付けて固定するロック機構に関する技術として、例えば内部に軸線方向に沿って第1配索材が挿通される第1プロテクタ(第1部材)と、第1プロテクタに対して軸線方向と交差する積層方向に積層されると共に内部に軸線方向に沿って第2配索材が挿通される第2プロテクタ(第2部材)と、を組み付ける技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-15813号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載の技術では、例えば、第1プロテクタと第2プロテクタとの組付け作業の作業性向上の点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、第1部材と第2部材との組付け作業の作業性をより高めることができるロック機構およびプロテクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るロック機構は、相互に積層される第1部材および第2部材の一方に、当該第1部材と当該第2部材との積層方向の一方側に凹んで設けられ、積層方向と交差する係止挿抜方向の一方側が開口して他方側が閉鎖される係止溝部と、第1部材および第2部材の他方に、積層方向の一方側に突出して設けられ、係止挿抜方向の一方側から開口を通じて係止溝部に挿し込まれ当該係止溝部に係止される係止突部と、を備え、係止溝部は、係止挿抜方向に沿って延在し、かつ、当該係止挿抜方向の一方側から他方側にかけて積層方向の一方側に傾斜する一対のガイドレールを有し、係止突部は、係止溝部に挿し込まれる際に、一対のガイドレールにそれぞれ案内される一対の被ガイド部材を有し、一対の被ガイド部材は、それぞれ係止挿抜方向の一方側から他方側にかけて積層方向の一方側に傾斜することを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係るプロテクタは、内部に軸線方向に沿って第1配索材が挿通される第1部材と、第1部材に対して軸線方向と交差する積層方向に積層されるとともに、内部に軸線方向に沿って第2配索材が挿通される第2部材と、第1部材と第2部材とを連結するロック機構と、を備え、ロック機構は、相互に積層される第1部材および第2部材の一方に、積層方向の一方側に凹んで設けられ、積層方向と交差する係止挿抜方向の一方側が開口して他方側が閉鎖される係止溝部と、第1部材および第2部材の他方に、積層方向の一方側に突出して設けられ、係止挿抜方向の一方側から開口を通じて係止溝部に挿し込まれ当該係止溝部に係止される係止突部と、を備え、係止溝部は、係止挿抜方向に沿って延在し、かつ、当該係止挿抜方向の一方側から他方側にかけて積層方向の一方側に傾斜する一対のガイドレールを有し、係止突部は、係止溝部に挿し込まれる際に、一対のガイドレールにそれぞれ案内される一対の被ガイド部材を有し、一対の被ガイド部材は、それぞれ係止挿抜方向の一方側から他方側にかけて積層方向の一方側に傾斜することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るロック機構およびプロテクタは、挿し込み口となる係止溝部の一方側において、ガイドレールと天壁との誘い込み量を大きく形成でき、係止突部を係止溝部に挿し込み易くなる。このため、第1部材と第2部材とを組付ける際に、係止溝部に対する係止突部の挿し込み不良を抑制することができ、不完全な連結を防止することができる。この結果、第1部材と第2部材との組付け作業の作業性をより高めることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係るプロテクタが適用されるワイヤハーネスの斜視図である。
図2は、ロック機構の一部を構成し、第1プロテクタに設けられた係止溝部の近傍を示す部分拡大斜視図である。
図3は、ロック機構の一部を構成し、第2プロテクタに設けられた係止突部の近傍を示す部分拡大斜視図である。
図4は、係止突部を係止溝部に挿し込む際の動作を説明するための部分拡大斜視図である。
図5は、係止突部を係止溝部に挿し込む前の状態を係止溝部のガイドレールの位置で係止挿抜方向に沿って切断した部分断面図である。
図6は、係止突部を係止溝部に挿し込んだ後の状態を係止突部の係止部の位置で係止挿抜方向に沿って切断した部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、本実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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