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公開番号
2025019448
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123067
出願日
2023-07-28
発明の名称
負荷駆動回路及び負荷駆動回路の制御方法
出願人
ミツミ電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H03F
1/52 20060101AFI20250131BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】駆動回路により駆動される負荷の異常に伴って発生する駆動回路の異常電流を温度上昇として検出できない場合にも、異常電流を検出して駆動回路を停止する。
【解決手段】負荷駆動回路は、電源電流が制限値を超えたときに電源電圧を低下させる電源回路から前記電源電圧を受け、有効レベルのイネーブル信号を受けている間に負荷を駆動し、無効レベルの前記イネーブル信号を受けている間に前記負荷の駆動を停止する駆動回路と、前記電源電圧が第1電圧より低い場合、有効レベルの第1検出信号を出力し、前記電源電圧が前記第1電圧以上の場合、無効レベルの第1検出信号を出力する電圧降下検出回路と、有効レベルの前記第1検出信号に基づいて、無効レベルの前記イネーブル信号を出力し、無効レベルの前記第1検出信号に基づいて、有効レベルの前記イネーブル信号を出力するイネーブル制御回路と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電源電流が制限値を超えたときに電源電圧を低下させる電源回路から前記電源電圧を受け、有効レベルのイネーブル信号を受けている間に負荷を駆動し、無効レベルの前記イネーブル信号を受けている間に前記負荷の駆動を停止する駆動回路と、
前記電源電圧が第1電圧より低い場合、有効レベルの第1検出信号を出力し、前記電源電圧が前記第1電圧以上の場合、無効レベルの第1検出信号を出力する電圧降下検出回路と、
有効レベルの前記第1検出信号に基づいて、無効レベルの前記イネーブル信号を出力し、無効レベルの前記第1検出信号に基づいて、有効レベルの前記イネーブル信号を出力するイネーブル制御回路と、
を有する負荷駆動回路。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
温度が第1温度以上の場合、有効レベルの第2検出信号を出力し、温度が第1温度より低い場合、無効レベルの前記第2検出信号を出力する温度検出回路を有し、
前記イネーブル制御回路は、有効レベルの前記第1検出信号又は有効レベルの前記第2検出信号に基づいて、無効レベルの前記イネーブル信号を出力し、無効レベルの前記第1検出信号及び無効レベルの前記第2検出信号に基づいて、有効レベルの前記イネーブル信号を出力する
請求項1に記載の負荷駆動回路。
【請求項3】
前記駆動回路は、
フィルタを介して入力される入力信号及び基準電圧が一対の第1入力端子にそれぞれ入力され、第1出力端子から第1出力信号を出力する第1アンプと、
前記基準電圧及び第3電圧が一対の第2入力端子にそれぞれ入力され、第2出力端子から第2出力信号を出力する第2アンプと、を有するオーディオアンプであり、
前記第3電圧は、前記第1出力端子と前記第2出力端子との間に直列に接続された抵抗間から出力される電圧であり、
前記負荷は、第1入力端子に前記第1出力信号が入力され、第2入力端子に前記第2出力信号が入力されるスピーカである
請求項1又は請求項2に記載の負荷駆動回路。
【請求項4】
電源電流が制限値を超えたときに電源電圧を低下させる電源回路から前記電源電圧を受けて負荷を駆動する負荷駆動回路の制御方法であって、
有効レベルのイネーブル信号を受けている間に負荷を駆動し、無効レベルの前記イネーブル信号を受けている間に前記負荷の駆動を停止し、
前記電源電圧が第1電圧より低い場合、有効レベルの第1検出信号を出力し、前記電源電圧が前記第1電圧以上の場合、無効レベルの第1検出信号を出力し、
有効レベルの前記第1検出信号に基づいて、無効レベルの前記イネーブル信号を出力し、無効レベルの前記第1検出信号に基づいて、有効レベルの前記イネーブル信号を出力する
負荷駆動回路の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、負荷駆動回路及び負荷駆動回路の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
負荷であるスピーカを駆動してスピーカから音を出力させる負荷駆動回路としてD級増幅回路及びB級増幅回路等が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-72613号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、スピーカを駆動する増幅回路とスピーカとを基板に搭載したスピーカシステムでは、基板上に付着したほこり等により、スピーカの+端子、-端子間が短絡すると、増幅回路に異常電流が流れるおそれがある。短絡による増幅回路の異常電流は、増幅回路の温度上昇をサーマルシャットダウン回路等により検出することで検出できる。
【0005】
しかしながら、増幅回路の電源にレギュレータが使用される場合、レギュレータは、電源電流が制限電流を超えると電源電圧を低下させる保護機能を備えている。これにより、異常電流が減少するため、サーマルシャットダウン回路による温度上昇を検出できず、異常電流を検出できないおそれがある。
【0006】
また、増幅回路を含む複数の機能回路が1チップに集積される場合、チップサイズ及びパッケージサイズが増加し、パッケージの端子数が増加する場合がある。端子数が増加する場合、パッケージからの放熱量が増加し、許容損失が大きくなるため、サーマルシャットダウン回路により異常電流に伴う温度上昇が検出できず、異常電流を検出できないおそれがある。
【0007】
開示の技術は、駆動回路により駆動される負荷の異常に伴って発生する駆動回路の異常電流を温度上昇として検出できない場合にも、異常電流を検出して駆動回路を停止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記技術的課題を解決するため、本発明の一形態の負荷駆動回路は、電源電流が制限値を超えたときに電源電圧を低下させる電源回路から前記電源電圧を受け、有効レベルのイネーブル信号を受けている間に負荷を駆動し、無効レベルの前記イネーブル信号を受けている間に前記負荷の駆動を停止する駆動回路と、前記電源電圧が第1電圧より低い場合、有効レベルの第1検出信号を出力し、前記電源電圧が前記第1電圧以上の場合、無効レベルの第1検出信号を出力する電圧降下検出回路と、有効レベルの前記第1検出信号に基づいて、無効レベルの前記イネーブル信号を出力し、無効レベルの前記第1検出信号に基づいて、有効レベルの前記イネーブル信号を出力するイネーブル制御回路と、を有する。
【発明の効果】
【0009】
駆動回路により駆動される負荷の異常に伴って発生する駆動回路の異常電流を温度上昇として検出できない場合にも、異常電流を検出して駆動回路を停止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態における負荷駆動回路を含むシステムの一例を示すブロック図である。
図1のレギュレータの出力電圧と出力電流との特性の一例を示す図である。
図1の負荷駆動回路の動作の一例を示すタイミング図である。
第2の実施形態における負荷駆動回路を含むシステムの一例を示すブロック図である。
第3の実施形態における負荷駆動回路を含むシステムの一例を示すブロック図である。
第4の実施形態における負荷駆動回路を含むシステムの一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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