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公開番号
2025019385
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023122975
出願日
2023-07-28
発明の名称
高圧配管用自在継手
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
F16L
21/06 20060101AFI20250131BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】コンパクトな使用が可能で、高圧エアーの圧力損失が少なく、一つで多様な用途に対応することができる高圧配管用自在継手を提供する。
【解決手段】高圧配管の端部にねじ止めする配管継手10を構成する。該配管継手10の他端側に挿入する自在継手20を構成する。配管継手10と自在継手20とを連結する固定クランプ30を構成する。流路23の端部に直角に連続する流入口24を形成する。流入口24の軸心部を流路23の軸心部と一致するように流入口24を形成する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
機器側の高圧配管にネジ止めして高圧エアーを送る配管継手と、
配管継手の端部にOリングを介して回動自在に挿入し内部に直線状の流路を有すると共に該流路の端部に直角に連続する流入口を有する自在継手と、
配管継手と自在継手との連結端部相互に装着して自在継手を回動自在に固定する固定クランプとを備え、自在継手の流入口に高圧エアーを供給する連結管体をネジ止めする高圧配管用自在継手において、
前記自在継手内の前記流入口の軸心部が、前記流路の軸心部と一致するように連続形成されたことを特徴とする高圧配管用自在継手。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記自在継手において、前記流路から前記流入口に向けて傾斜するテーパー面が延長形成され、前記流路の径より大径の前記流入口からテーパー面に高圧エアーが直接供給される請求項1記載の高圧配管用自在継手。
【請求項3】
前記固定クランプは、前記配管継手と前記自在継手との連結端部に形成された各フランジ相互の外周に嵌合する分割自在なクランプ体と、嵌合時のクランプ体の外周を緊締する緊締具とを備えた請求項1記載の高圧配管用自在継手。
【請求項4】
請求項1に記載の自在継手を形成する製造方法において、
前記流路を前記自在継手に切削ドリルで開穿する第一工程と、
前記流入口の位置に前記流路と同径の切削ドリルで予備穴を開穿する第二工程と、
予備穴に沿って前記流入口を切削ドリルで開穿する第三工程と、を有し、
前記自在継手内の前記流入口の軸心部が、前記流路の軸心部と一致するように連続形成することを特徴とする高圧配管用自在継手の製造方法。
【請求項5】
前記第一工程と前記第二工程との前記切削ドリルの先端部で、前記流路から前記流入口に向けて傾斜するテーパー面を延長形成する請求項4記載の高圧配管用自在継手の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に車両の制動システム等に使用する高圧配管用自在継手に係り、特に継手内部の圧力損失を低減することができる高圧配管用自在継手に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
配管用自在継手として、例えば特許文献1に記載の旋回エルボが提案されている。この旋回エルボは、エルボを介して接続する接続配管を所望の方向に設定できるように構成したもので、ニップル11の端部に直交する旋回エルボ10を旋回自在に装着し、この旋回エルボ10の端部に配管接続体13を連結する構造である。
【0003】
また、高圧配管用自在継手として特許文献2に記載の自在継手が提案されている。この自在継手は、特に制動システム等に使用する高圧配管に使用可能な自在継手である。すなわち、直線状の配管継手10の端部に直線状の自在継手20を固定クランプ30で回転自在に連結し、この自在継手20の側面側に連結口24を形成し、この連結口24に連結管体40を連結する構造である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭57-51089号公報
実用新案登録第3225845号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に示す旋回エルボ10は、配管接続体13に接続配管17を接続し、ニップル11に対して配管接続体13を旋回方向に位置決めする構成である。ところが、ニップル11と配管接続体13との流路の交差部分をパッキン15で密封しているので、配管接続体13の旋回によりパッキン15が劣化するおそれがあり、流路の密封性能が低下する課題があった。
【0006】
一方、特許文献2に記載の自在継手によると、直線状の配管継手10の端部に直線状の自在継手20を固定クランプ30で回転自在に連結したコンパクトな構造である。そのため、高圧エアーを使用する制動システム等のように、限られたスペースに配されることが多い高圧配管等に使用することが可能になった。
【0007】
ところが、この自在継手は、直線状の自在継手20の内部に成形した流路23に直角に連続する連結口24の連続部分に大きな圧力損失が発生していた。すなわち自在継手をコンパクトにするには、直線状の自在継手20内に流路23と連結口24とを切削形成する必要がある。この際、流路23に対して入側口24を直角に形成する場合、成形工程で連続部分に余分な空間が生じてしまうことが原因である。
【0008】
すなわち、従来の切削工程では、自在継手20の長手方向に沿った直線状の流路23を切削加工し、この流路23に直角に連続する連結口24を自在継手20の側面に切削加工して形成する。このとき、流路23の開口端部が全開するように連結口24を形成していた。ところが、この連結口24を切削加工する際に余分な空間が生じており、この余分な空間など、高圧エアーが乱れて通過する際に多くの渦が生じ、これらの渦によって大きな圧力損失が発生することが判った。
【0009】
この圧力損失は、高圧エアーの低速化を招くことになるので、とりわけ、車両の制動システム等において大きな課題になっている。すなわち、高圧エアーを使用する制動システム等では、圧力損失によってシステムに支障が生じるおそれがある。そのため、圧力損失があまりにも大きくなるような自在継手は使用することができない。
【0010】
また、特許文献2の自在継手では、直線状の自在継手20に、予め直角に屈曲されたL型の連結管体50、60を連結する場合もある。ところが、流路23に連結口24が直角に連続する自在継手20では、直角な連続部分に圧力損失が発生するので、そこにL型の連結管体50、60自体が有する圧力損失が加わると全体の圧力損失が増大することになる。
(【0011】以降は省略されています)
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