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公開番号
2025018953
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2024103512
出願日
2024-06-27
発明の名称
クイックカップリングシステム
出願人
オイルクイック ドイチュランド カーゲー
代理人
弁理士法人広江アソシエイツ特許事務所
主分類
E02F
3/36 20060101AFI20250130BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】建設機械のアタッチメントを変更するためのクイックカップリングシステムの適用範囲を拡大する。
【解決手段】クイックカップリングシステム(1)は、回転駆動部(4)によって回転軸(5)を中心に回転可能であり、かつ/又は旋回駆動部(6)によって旋回軸(7)を中心に枢動可能であるように支持体(2)に配置されたクイックカプラ(3)を含む。グリッパ駆動部(29、30)によって作動され得る把持トング装置(23)がクイックカプラ(3)に配置され、互いに対して移動可能な複数のグリッパアーム(24、25)を有し、取り換え可能なグリッパ要素(32)がグリッパアーム(24、25)に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建設機械のアタッチメントを変更するためのクイックカップリングシステム(1)であって、回転駆動部(4)によって回転軸(5)を中心に回転可能であり、かつ/又は旋回駆動部(6)によって旋回軸(7)を中心に枢動可能であるように支持体(2)に配置された、ツール又はアタッチメント部を結合するためのクイックカプラ(3)を含み、把持トング駆動部(29、30)によって作動され得る、互いに対して移動可能な複数のグリッパアーム(24、25)を有する把持トング装置(23)が、前記クイックカプラ(3)に配置され、さらに、取り換え可能なグリッパ要素(32、38)が前記グリッパアーム(24、25)に配置されることを特徴とする、クイックカップリングシステム(1)。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記把持トング装置(23)が配置された前記クイックカプラ(3)が、前記回転駆動部(4)によって前記回転軸(5)を中心に回転可能であり、かつ、前記旋回駆動部(6)によって前記回転軸(5)に直交する旋回軸(7)を中心に枢動可能であるように前記支持体(2)に配置されることを特徴とする、請求項1に記載のクイックカップリングシステム(1)。
【請求項3】
前記把持トング装置(23)が、互いに対して枢動可能であるように支持構造体(26)に配置された2つのグリッパアーム(24、25)を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載のクイックカップリングシステム(1)。
【請求項4】
前記グリッパ要素(32、38)が、非破壊的に取り外し可能な接続部を介して前記グリッパアーム(24、25)に取り付けられることを特徴とする、請求項1又は2に記載のクイックカップリングシステム(1)。
【請求項5】
前記グリッパ要素(32、38)が、前記グリッパアーム(24、25)に溶接されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のクイックカップリングシステム(1)。
【請求項6】
前記グリッパ要素(32、38)が、コンポーネントの内部把持のための外側クランプ面(34)を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載のクイックカップリングシステム(1)。
【請求項7】
前記グリッパ要素(32、38)が、停止面(36)を有して外側に突出する突起(35)を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載のクイックカップリングシステム(1)。
【請求項8】
弾性押圧体(37)が、前記グリッパ要素(32、38)に配置されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のクイックカップリングシステム(1)。
【請求項9】
前記把持トング駆動部(29、30)が、第1のグリッパアーム(24)を駆動するための第1のグリッパシリンダ(29)と、第2のグリッパアーム(25)を駆動するための第2のグリッパシリンダ(30)とを含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載のクイックカップリングシステム(1)。
【請求項10】
前記支持体(2)が、2つの平行なボルト形状の接続要素を収容するための開口部(14)を有する互いに平行な2つの側板(12)を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載のクイックカップリングシステム(1)。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
発明は、請求項1の前文に記載の建設機械のアタッチメントを変更するためのクイックカップリングシステムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
そのようなクイックカップリングシステムは、移動オプションを拡張するための回転-旋回ユニットとして、建設機械のアタッチメント部とツールとの間で、エクスカベータ又は他の同等の建設機械で使用される。そのようなクイックカップリングシステムは、通常、油圧回転駆動部によって回転軸を中心に回転し、油圧旋回駆動部によって回転軸に直交する旋回軸を中心に旋回することができるように接続部に配置されたクイックカプラを含み、クイックカプラは、クイックカプラに結合されるアタッチメントを解放可能に保持するためのレセプタクルと少なくとも1つのロック要素とを有する。そのようなクイックカップリングシステムにより、スイベルバケット、グリッパ、はさみ、コンパクタ、マグネット、油圧ハンマなどのクイックカプラに結合されたアタッチメントは、エクスカベータスティックの長手方向軸に対して横方向に配置された旋回軸だけでなく、この旋回軸に直交する回転軸をも中心として回転することができる。そのようなクイックカップリングシステムは、特許文献1において知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
独国特許出願公開第10 2020 127 313号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の課題は、用途の範囲拡大を可能にする、最初に述べたタイプのクイックカップリングシステムを作り出すことである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この課題は、請求項1の特徴を有するクイックカップリングシステムによって解決される。本発明の有用な実施形態及び有利なさらなる実施形態は、従属請求項に記載される。
建設機械のアタッチメントを変更するための本発明によるクイックカップリングシステムは、ツール又はアタッチメント部を結合するためのクイックカプラを含み、クイックカプラは、回転駆動部によって回転軸を中心に回転可能であり、かつ/又は旋回駆動部によって旋回軸を中心に枢動可能であるように支持体に配置される。用途の範囲を拡大するために、互いに対して移動可能ないくつかのグリッパアームを有する把持トング装置がクイックカプラに配置され、把持トング装置は、把持トング駆動部によって作動し、必要に応じて容易に後付けすることができる。これにより、例えば、パイプ、リング、バー、石などを把持して搬送することが可能になる。把持トング装置を異なる要件に比較的容易かつ費用効果的に適合させるために、取り換え可能なグリッパ要素がグリッパアームに配置される。これにより、適用範囲の拡大が容易になる。異なる要件及び用途領域に適合させるために、把持トング装置全体を再構築したり変更したりする必要はない。グリッパアームに別々に配置されたグリッパ要素のみを交換すればよい。
【0006】
好ましい実施形態では、把持トング装置が配置されたクイックカプラは、回転駆動部によって回転軸を中心に回転可能であり、かつ、旋回駆動部によって回転軸に直交する旋回軸を中心に枢動可能であるように支持体に配置される。これにより、把持トング装置は回転させるだけでなく、傾斜させることも可能になる。しかしながら、クイックカプラは、回転又は傾斜のみが可能であるように支持体に配置されることもあり得る。
【0007】
把持トング装置は、好ましくは、互いに対して枢動することができるように支持構造体に配置された2つのグリッパアームを有する。しかしながら、把持トング装置は、3つ以上のグリッパアームを含むこともあり得る。
【0008】
好ましい実施形態では、所望の用途領域に個別に適合されたグリッパ要素が、非破壊的に取り外し可能な接続部を介してグリッパアームに取り付けられ得る。これにより、グリッパ要素は、特に迅速に、大きな変換労力なしに取り換え又は交換することが可能になる。しかしながら、別の適切な方法でグリッパ要素をグリッパアームに溶接又は固定することもあり得る。その場合でも、グリッパ要素は、幾分大きな労力だけで交換することができる。グリッパアームを特定の用途領域に適合させるために、グリッパアーム全体を交換する必要はない。
【0009】
1つの実用的な実施形態では、グリッパ要素は、内側にコンポーネントを把持するための外側クランプ面を有する。グリッパ要素はまた、停止面を有し、外側に突出する突起を有し得る。さらなる有利な実施形態では、弾性押圧体がグリッパ要素に配置され得る。これにより、例えば、大理石等からなる敏感なコンポーネントを把持することが可能になる。
【0010】
有利な実施形態では、把持トング駆動部は、第1のグリッパアームを駆動するための第1のグリッパシリンダと、第2のグリッパアームを駆動するための第2のグリッパシリンダとを含み得る。しかしながら、把持トング駆動部は、異なるように設計されることもあり得る。
(【0011】以降は省略されています)
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