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公開番号
2025011851
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114217
出願日
2023-07-12
発明の名称
構造体、及び海洋生物の付着防止方法
出願人
東京応化工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02B
1/00 20060101AFI20250117BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】水中構造物への海洋生物の付着防止効果に優れる構造体、及び当該構造体を用いる海洋生物の付着防止方法を提供する。
【解決手段】素材の表面にホール凹凸構造を有する、水中構造物への海洋生物の付着を防止するために用いられる構造体であって、
前記素材のヤング率が3.0GPa未満であり、
前記ホール凹凸構造が、30μm以上100μm以下のホール径と、10μm以上100μm以下のホール間距離と、40μm以上のホール深さとを備える、構造体を用いる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
素材の表面にホール凹凸構造を有する、水中構造物への海洋生物の付着を防止するために用いられる構造体であって、
前記素材のヤング率が3.0GPa未満であり、
前記ホール凹凸構造が、30μm以上100μm以下のホール径と、10μm以上100μm以下のホール間距離と、40μm以上のホール深さとを備える、構造体。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記素材の表面自由エネルギーが、40mJ/m
2
以上80mJ/m
2
以下である、請求項1に記載の構造体。
【請求項3】
前記構造体がシートである、請求項1又は2に記載の構造体。
【請求項4】
水中構造物の表面に、請求項1又は2に記載の構造体を設けることを含む、水中構造物への海洋生物の付着防止方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、海洋生物の付着を防止するために用いられる構造体、及び当該構造体を用いる海洋生物の付着防止方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、水中構造物への海洋生物の付着防止のため、亜酸化銅を中心とした金属タイプの防汚剤を水中構造物に塗布し、防汚成分を放出する防汚塗料が知られている。しかし、このような従来の防汚塗料を使用した場合、環境への影響が懸念されるため、より安全性の高い方法が求められている。こうした背景から比較的低毒性なシリコーン系の防汚塗料又はシートも知られている。しかし、塗膜中の防汚成分が無くなった場合、シリコーン系塗膜の上から新たなシリコーン系塗膜を上塗りすることが難しいという問題もある。このため、長期間効果を発揮し、また塗膜更新(古い塗料の撤去と再塗布)も簡便な方法が求められている。
【0003】
一方、防汚塗料を用いる従来の方法とは異なり、水中構造物の表面に小径の凹凸形状を形成することにより、海洋生物の付着を防止する方法も知られている(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-261385号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された方法によれば、海洋生物の付着防止効果にある程度優れることが示されているものの、その効果は十分ではない。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、水中構造物への海洋生物の付着防止効果に優れる構造体、及び当該構造体を用いる海洋生物の付着防止方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、特定のヤング率を有する素材の表面に、特定のホール凹凸構造を有する構造体を用いることにより、上記の課題を解決できることを見出し、本発明を完成した。
【0008】
本発明の第1の態様は、素材の表面にホール凹凸構造を有する、水中構造物への海洋生物の付着を防止するために用いられる構造体であって、
前記素材のヤング率が3.0GPa未満であり、
前記ホール凹凸構造が、30μm以上100μm以下のホール径と、10μm以上100μm以下のホール間距離と、40μm以上のホール深さとを備える、構造体である。
【0009】
本発明の第2の態様は、水中構造物の表面に、第1の態様にかかる構造体を設けることを含む、水中構造物への海洋生物の付着防止方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、水中構造物への海洋生物の付着防止効果に優れる構造体、及び当該構造体を用いる海洋生物の付着防止方法を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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