TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025006594
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107490
出願日
2023-06-29
発明の名称
レジスト組成物、レジストパターン形成方法、化合物及び高分子化合物
出願人
東京応化工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03F
7/004 20060101AFI20250109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】感度、ラフネス及び解像性がいずれも良好で、且つ現像時の膜減りが抑制されたレジスト組成物等を提供する。
【解決手段】露光により酸を発生し、かつ、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化するレジスト組成物。式(a0)で表される構成単位を有する樹脂成分(A1)を含有する。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025006594000160.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">49</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image>
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
露光により酸を発生し、かつ、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化するレジスト組成物であって、
酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する樹脂成分(A1)を含有し、
前記樹脂成分(A1)は、下記一般式(a0)で表される構成単位(a0)を有する、レジスト組成物。
TIFF
2025006594000147.tif
61
170
[式中、A
0
は、酸素原子又は硫黄原子を表す。Y
0
は、単結合又は(n01+1)価の連結基を表す。L
01
は、単結合又は2価の連結基を表す。R
01
は、水素原子、又は下記一般式(r01-1)若しくは(r01-2)で表される基を表す。V
01
及びV
02
は、単結合又はメチレン基を表し、V
01
が単結合のときV
02
はメチレン基であり、V
01
がメチレン基のときV
02
は単結合である。n01は、原子価が許容する限り、1以上の整数を表す。mは1以上の整数を表し、M
m+
はm価のカチオンを表す。R
01
が水素原子又は下記一般式(r01-2)で表される基のときp0=n01であり、R
01
が下記一般式(r01-1)で表される基のときp0=n01+n02である。]
TIFF
2025006594000148.tif
44
170
[式中、Y
02
は、単結合又は(n02+1)価の連結基を表す。L
02
は、単結合又は2価の連結基を表す。n02は、原子価が許容する限り、1以上の整数を表す。]
TIFF
2025006594000149.tif
26
170
[式中、Y
03
は、単結合又は2価の連結基を表す。R
03
は、置換基を有してもよい炭化水素基を表す。]
続きを表示(約 4,300 文字)
【請求項2】
前記構成単位(a0)が、下記一般式(a0-1)で表される構成単位である、請求項1に記載のレジスト組成物。
TIFF
2025006594000150.tif
72
170
[式中、A
0
は、酸素原子又は硫黄原子を表す。Y
01
は、(n01+1)価の連結基を表す。L
01
は、単結合又は2価の連結基を表す。R
01
は、水素原子、又は前記一般式(r01-1)若しくは(r01-2)で表される基を表す。V
01
及びV
02
は、単結合又はメチレン基を表し、V
01
が単結合のときV
02
はメチレン基であり、V
01
がメチレン基のときV
02
は単結合である。X
01
は、酸素原子又は-N(Rx
0
)-を表し、Rx
0
は水素原子又はアルキル基を表す。n01は、原子価が許容する限り、1以上の整数を表す。mは1以上の整数を表し、M
m+
はm価のカチオンを表す。R
01
が水素原子又は前記一般式(r01-2)で表される基のときp0=n01であり、R
01
が前記一般式(r01-1)で表される基のときp0=n01+n02である。]
【請求項3】
前記一般式(a0)中のY
0
が(n01+1)価の芳香族炭化水素基であり、前記一般式(r01-1)中のY
02
が(n02+1)価の芳香族炭化水素基である、請求項1に記載のレジスト組成物。
【請求項4】
前記構成単位(a0)が、下記一般式(a01-1)、(a02-1)又は(a03-1)で表される構成単位である、請求項1に記載のレジスト組成物。
TIFF
2025006594000151.tif
144
170
[式中、A
01
~A
03
は、それぞれ独立に、酸素原子又は硫黄原子を表す。X
011
、X
021
、X
022
、及びX
031
は、それぞれ独立に、酸素原子又は-N(Rx
0
)-を表し、Rx
0
は水素原子又はアルキル基を表す。Y
011
は、(n011+1)価の連結基を表す。Y
021
は、(n021+1)価の連結基を表す。Y
022
は、(n022+1)価の連結基を表す。Y
031
は、(n031+1)価の連結基を表す。L
011
、L
021
、L
022
、L
031
及びY
032
は、それぞれ独立に、単結合又は2価の連結基を表す。R
032
は、置換基を有してもよい炭化水素基を表す。n011、n021、n022、及びn031は、それぞれ独立に、原子価が許容する限り、1以上の整数を表す。mは1以上の整数を表し、M
m+
はm価のカチオンを表す。]
【請求項5】
支持体上に、請求項1~4のいずれか一項に記載のレジスト組成物を用いてレジスト膜を形成する工程、前記レジスト膜を露光する工程、及び前記露光後のレジスト膜を現像してレジストパターンを形成する工程を有する、レジストパターン形成方法。
【請求項6】
下記一般式(m0)で表される、化合物。
TIFF
2025006594000152.tif
50
170
[式中、A
0
は、酸素原子又は硫黄原子を表す。Y
0
は、単結合又は(n01+1)価の連結基を表す。L
01
は、単結合又は2価の連結基を表す。R
01
は、水素原子、又は下記一般式(r01-1)若しくは(r01-2)で表される基を表す。n01は、原子価が許容する限り、1以上の整数を表す。mは1以上の整数を表し、M
m+
はm価のカチオンを表す。R
01
が水素原子又は下記一般式(r01-2)で表される基のときp0=n01であり、R
01
が下記一般式(r01-1)で表される基のときp0=n01+n02である。]
TIFF
2025006594000153.tif
44
170
[式中、Y
02
は、単結合又は(n02+1)価の連結基を表す。L
02
は、単結合又は2価の連結基を表す。n02は、原子価が許容する限り、1以上の整数を表す。]
TIFF
2025006594000154.tif
26
170
[式中、Y
03
は、単結合又は2価の連結基を表す。R
03
は、置換基を有してもよい炭化水素基を表す。]
【請求項7】
下記一般式(m0-1)で表される、請求項6に記載の化合物。
TIFF
2025006594000155.tif
61
170
[式中、A
0
は、酸素原子又は硫黄原子を表す。Y
01
は、(n01+1)価の連結基を表す。L
01
は、単結合又は2価の連結基を表す。R
01
は、水素原子、又は前記一般式(r01-1)若しくは(r01-2)で表される基を表す。X
01
は、酸素原子又は-N(Rx
0
)-を表し、Rx
0
は水素原子又はアルキル基を表す。n01は、原子価が許容する限り、1以上の整数を表す。mは1以上の整数を表し、M
m+
はm価のカチオンを表す。R
01
が水素原子又は前記一般式(r01-2)で表される基のときp0=n01であり、R
01
が前記一般式(r01-1)で表される基のときp0=n01+n02である。]
【請求項8】
前記一般式(m0)中のY
0
が(n01+1)価の芳香族炭化水素基であり、前記一般式(r01-2)中のY
02
が(n02+1)価の芳香族炭化水素基である、請求項6に記載の化合物。
【請求項9】
下記一般式(a0)で表される構成単位(a0)を有する、高分子化合物。
TIFF
2025006594000156.tif
61
170
[式中、A
0
は、酸素原子又は硫黄原子を表す。Y
0
は、単結合又は(n01+1)価の連結基を表す。L
01
は、単結合又は2価の連結基を表す。R
01
は、水素原子、又は下記一般式(r01-1)若しくは(r01-2)で表される基を表す。V
01
及びV
02
は、単結合又はメチレン基を表し、V
01
が単結合のときV
02
はメチレン基であり、V
01
がメチレン基のときV
02
は単結合である。n01は、原子価が許容する限り、1以上の整数を表す。mは1以上の整数を表し、M
m+
はm価のカチオンを表す。R
01
が水素原子又は下記一般式(r01-2)で表される基のときp0=n01であり、R
01
が下記一般式(r01-1)で表される基のときp0=n01+n02である。]
TIFF
2025006594000157.tif
44
170
[式中、Y
02
は、単結合又は(n02+1)価の連結基を表す。L
02
は、単結合又は2価の連結基を表す。n02は、原子価が許容する限り、1以上の整数を表す。]
TIFF
2025006594000158.tif
26
170
[式中、Y
03
は、単結合又は2価の連結基を表す。R
03
は、置換基を有してもよい炭化水素基を表す。]
【請求項10】
構成単位(a0)が下記一般式で表される構成単位である、請求項9に記載の高分子化合物。
TIFF
2025006594000159.tif
72
170
[式中、A
0
は、酸素原子又は硫黄原子を表す。Y
01
は、(n01+1)価の連結基を表す。L
01
は、単結合又は2価の連結基を表す。R
01
は、水素原子、又は前記一般式(r01-1)若しくは(r01-2)で表される基を表す。V
01
及びV
02
は、単結合又はメチレン基を表し、V
01
が単結合のときV
02
はメチレン基であり、V
01
がメチレン基のときV
02
は単結合である。X
01
は、酸素原子又は-N(Rx
0
)-を表し、Rx
0
は水素原子又はアルキル基を表す。n01は、原子価が許容する限り、1以上の整数を表す。mは1以上の整数を表し、M
m+
はm価のカチオンを表す。R
01
が水素原子又は下記一般式(r01-2)で表される基のときp0=n01であり、R
01
が下記一般式(r01-1)で表される基のときp0=n01+n02である。]
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レジスト組成物、レジストパターン形成方法、化合物及び高分子化合物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、半導体素子や液晶表示素子の製造においては、リソグラフィー技術の進歩により急速にパターンの微細化が進んでいる。微細化の手法としては、一般に、露光光源の短波長化(高エネルギー化)が行われている。
【0003】
レジスト材料には、これらの露光光源に対する感度、微細な寸法のパターンを再現できる解像性等のリソグラフィー特性が求められる。
このような要求を満たすレジスト材料として、従来、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する基材成分と、露光により酸を発生する酸発生剤成分と、を含有する化学増幅型レジスト組成物が用いられている。
【0004】
レジストパターンの形成においては、露光により酸発生剤成分から発生する酸の挙動がリソグラフィー特性に大きな影響を与える一要素とされる。
これに対し、酸発生剤成分とともに、露光により該酸発生剤成分から発生する酸の拡散を制御する酸拡散制御剤を併有する化学増幅型レジスト組成物が提案されている。
【0005】
また、酸発生剤成分として、露光により酸を発生する酸発生基を含む構成単位を導入した樹脂が提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-125204号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
リソグラフィー技術のさらなる進歩、レジストパターンの微細化がますます進むなか、例えば、EUVやEBによるリソグラフィーでは、数十nmの微細なパターン形成が目標とされる。このようにレジストパターン寸法が小さくなるほど、感度、ラフネス、及び解像性等のリソグラフィー特性を各々トレードオフすることなく、改善することが求められる。しかしながら、これらのリソグラフィー特性はトレードオフの関係にあり、これらの特性をいずれも満足させることは困難である。
また、レジストパターンの微細化に伴うレジスト膜の薄膜化により、レジスト膜のエッチング耐性の向上が求められている。そのため、現像時における未露光部の膜減りを低減することが課題となっている。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、感度、ラフネス及び解像性のいずれも良好で、且つ現像時の膜減りが抑制されたレジスト組成物、当該レジスト組成物を用いたレジストパターン形成方法、当該レジスト組成物の製造に利用可能な高分子化合物、並びに当該高分子化合物の合成に利用可能な化合物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために、本発明は以下の構成を採用した。
すなわち、本発明の第1の態様は、露光により酸を発生し、かつ、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化するレジスト組成物であって、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する樹脂成分(A1)を含有し、前記樹脂成分(A1)は、下記一般式(a0)で表される構成単位(a0)を有する、レジスト組成物である。
【0010】
TIFF
2025006594000001.tif
61
170
[式中、A
0
は、酸素原子又は硫黄原子を表す。Y
0
は、単結合又は(n01+1)価の連結基を表す。L
01
は、単結合又は2価の連結基を表す。R
01
は、水素原子、又は下記一般式(r01-1)若しくは(r01-2)で表される基を表す。V
01
及びV
02
は、単結合又はメチレン基を表し、V
01
が単結合のときV
02
はメチレン基であり、V
01
がメチレン基のときV
02
は単結合である。n01は、原子価が許容する限り、1以上の整数を表す。mは1以上の整数を表し、M
m+
はm価のカチオンを表す。R
01
が水素原子又は下記一般式(r01-2)で表される基のときp0=n01であり、R
01
が下記一般式(r01-1)で表される基のときp0=n01+n02である。]
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
表示装置
1か月前
個人
露光方法
6日前
株式会社シグマ
撮像装置
6日前
株式会社シグマ
フードキャップ
1か月前
キヤノン株式会社
光学機器
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
6日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
国立大学法人広島大学
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
信越ポリマー株式会社
スポンジローラ
13日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
定着装置
1か月前
三洋化成工業株式会社
トナーバインダー
1か月前
三洋化成工業株式会社
トナーバインダー
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
三菱製紙株式会社
ドライフィルムレジスト
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
ブラザー工業株式会社
ドラムユニット
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
13日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
21日前
ブラザー工業株式会社
ドラムユニット
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
21日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
シャープ株式会社
鉄イオン溶出体
6日前
キヤノン株式会社
撮像装置
6日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
21日前
キヤノン株式会社
電子機器
7日前
三洋化成工業株式会社
画像形成材料の製造方法
10日前
続きを見る
他の特許を見る