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公開番号2025015095
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118233
出願日2023-07-20
発明の名称電動式作業機械
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類E02F 9/00 20060101AFI20250123BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】電動モータを保護可能な電動式作業機械を提供する。
【解決手段】電動式ショベル1において、油圧ポンプ65、電動モータ64及び作動油タンク66は、上部旋回体3の旋回フレーム31の右側端部(側端部の一例)上に配置される。電動モータ64は、油圧ポンプ65の前方、かつ、作動油タンク66の後方に配置される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
下部走行体と、
前記下部走行体に対して旋回可能な上部旋回体と、
作動油を吐出する油圧ポンプと、
前記油圧ポンプを駆動させる電動モータと、
前記油圧ポンプに作動油を供給する作動油タンクと、
を備え、
前記油圧ポンプ、前記電動モータ及び前記作動油タンクは、前記上部旋回体の側端部上に配置され、
前記電動モータは、前記油圧ポンプの前方、かつ、前記作動油タンクの後方に配置される、
電動式作業機械。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記電動モータの前端は、前記上部旋回体の旋回中心より後方に位置する、
請求項1に記載の電動式作業機械。
【請求項3】
前記油圧ポンプから作動油が供給される油圧バルブをさらに備え、
前記油圧バルブは、前記作動油タンクの前方に配置される、
請求項1又は2に記載の電動式作業機械。
【請求項4】
前記電動モータに接続される高電圧ケーブルをさらに備え、
前記高電圧ケーブルは、前記電動モータから車幅方向中央に向かって延びる、
請求項1又は2に記載の電動式作業機械。
【請求項5】
前記電動モータに接続される高電圧ケーブルをさらに備え、
上面視において、前記高電圧ケーブルは、前記電動モータの車幅方向外縁より車幅方向中央側に配置される、
請求項1又は2に記載の電動式作業機械。
【請求項6】
前記油圧ポンプと前記作動油タンクに接続され、前記電動モータの出力軸に沿って延びるサクションパイプを備え、
上面視において、前記サクションパイプは、前記電動モータと重なる、
請求項1又は2に記載の電動式作業機械。
【請求項7】
前記サクションパイプは、前記電動モータの下方に配置される、
請求項6に記載の電動式作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電動式作業機械に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電動式作業機械の一例として電動式ショベルが開示されている。電動式ショベルは、バッテリ装置に蓄えられた電力によって駆動される電動モータを備える。電動モータは、作業機の油圧シリンダに圧油を供給するための油圧ポンプを駆動させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-045630号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1において、電動モータは、油圧ポンプの後方に配置されており、上部旋回体の左後端部に位置している。そのため、右旋回中の上部旋回体の左後端部に障害物が接触した場合、上部旋回体の左後端部に位置する電動モータが影響を受ける可能性がある。
【0005】
本開示は、電動モータを保護可能な電動式作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る電動式作業機械は、下部走行体と、下部走行体に対して旋回可能な上部旋回体と、作動油を吐出する油圧ポンプと、油圧ポンプを駆動させる電動モータと、油圧ポンプに作動油を供給する作動油タンクとを備える。油圧ポンプ、電動モータ及び作動油タンクは、上部旋回体の側端部上に配置される。電動モータは、油圧ポンプの前方、かつ、作動油タンクの後方に配置される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、電動モータを保護可能な電動式作業機械を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る電動式ショベルの斜視図である。
実施形態に係る車体カバーの内部構成を示す斜視図である。
実施形態に係る車体カバーの内部構成を示す側面図である。
実施形態に係る車体カバーの内部構成を示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(電動式ショベル1)
本実施形態に係る電動式ショベル1(「電動式作業機械」の一例)の構成について図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1は、電動式ショベル1を右後方から見た斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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