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公開番号2025030865
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023136536
出願日2023-08-24
発明の名称作業機械の表示システム、作業機械、及び作業機械の表示方法
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E02F 9/20 20060101AFI20250228BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】作業機コントローラに対してデータを送信する側の処理負荷を適切に算出すること。
【解決手段】作業機械の表示システム1は、作業機械の施工対象の設計情報を表示する表示システムであって、設計情報を記憶する記憶部42と、設計情報を表示する表示部151と、設計情報を表示するための表示信号を生成する表示制御部63と、設計情報に基づいて、作業機械を自動制御するための情報を算出する算出部43とを備え、算出部43は、設計情報に基づいて、情報を算出するための処理負荷を算出する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
作業機械の施工対象の設計情報を表示する表示システムであって、
前記設計情報を記憶する記憶部と、
前記設計情報を表示する表示部と、
前記設計情報を表示するための表示信号を生成する表示制御部と、
前記設計情報に基づいて、前記作業機械を自動制御するための情報を算出する算出部と、
を備え、
前記算出部は、前記設計情報に基づいて、前記情報を算出するための処理負荷を算出する、
作業機械の表示システム。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記算出部によって算出された前記処理負荷が所定の負荷閾値よりも高い場合、処理負荷が高いことを示す情報を通知する通知部、
請求項1に記載の作業機械の表示システム。
【請求項3】
前記設計情報は、施工対象の目標形状を示す設計面を含み、
前記情報は、前記設計面の断面である設計面断面である、
請求項1に記載の作業機械の表示システム。
【請求項4】
前記算出部は、前記設計面の数に基づいて前記処理負荷を算出する、
請求項3に記載の作業機械の表示システム。
【請求項5】
前記算出部は、前記作業機械の所定範囲内の前記設計面の数に基づいて前記処理負荷を算出する、
請求項4に記載の作業機械の表示システム。
【請求項6】
前記設計面は、その形状が複数のTIN三角形により規定され、
前記算出部は、前記作業機械の所定の位置から一定範囲に存在する、前記設計面を構成するTIN三角形の数に基づいて前記処理負荷を算出する、
請求項3に記載の作業機械の表示システム。
【請求項7】
前記表示制御部は、前記設計面断面を表示するための表示信号を生成する、
請求項3に記載の作業機械の表示システム。
【請求項8】
前記表示制御部は、前記作業機械のガイダンスに関する画像を表示するものであって、前記作業機械の画像とともに前記設計情報を表示するための信号を生成する、
請求項1に記載の作業機械の表示システム。
【請求項9】
前記算出部によって算出された前記処理負荷が前記所定の負荷閾値より高い停止閾値よりも高いとき、前記作業機械の自動制御を停止させ、前記処理負荷が前記所定の負荷閾値より高く、前記停止閾値以下であるときは、通知のみ行う、
請求項2に記載の作業機械の表示システム。
【請求項10】
請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の作業機械の表示システムと、
作業機と、
を備える、作業機械。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、作業機械の表示システム、作業機械、及び作業機械の表示方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
作業機械に係る技術分野において、特許文献1に開示されているような、掘削から排土までの一連の動作が自動制御される作業機械が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-011694号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
作業機械の自動制御を行う際には、作業機コントローラに対して、各種データを送信する必要がある。ところが、作業機コントローラに対してデータを送信する側において処理負荷が高くなると、作業機コントローラに対するデータの送信が遅延して、自動制御の精度が劣化するおそれがある。そこで、作業機コントローラに対してデータを送信する側の処理負荷を適切に算出することが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に従えば、作業機械の施工対象の設計情報を表示する表示システムであって、前記設計情報を記憶する記憶部と、前記設計情報を表示する表示部と、前記設計情報を表示するための表示信号を生成する表示制御部と、前記設計情報に基づいて、前記作業機械を自動制御するための情報を算出する算出部と、を備え、前記算出部は、前記設計情報に基づいて、前記情報を算出するための処理負荷を算出する、作業機械の表示システムが提供される。
【0006】
本開示に従えば、上記の作業機械の表示システムと、作業機とを備える作業機械が提供される。
【0007】
本開示に従えば、作業機械の施工対象の設計情報を表示する表示方法であって、前記設計情報を表示する表示部に前記設計情報を表示するための表示信号を生成することと、前記設計情報に基づいて、前記作業機械を自動制御するための情報を算出することと、前記設計情報に基づいて、前記情報を算出するための処理負荷を算出すること、を含む作業機械の表示方法が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、作業機コントローラに対してデータを送信する側の処理負荷を適切に算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、作業機械の一例を示す概略図である。
図2は、実施形態に係る作業機械の表示システムを示すブロック図である。
図3は、表示装置を示すブロック図である。
図4は、実施形態に係るコンピュータシステムを示すブロック図である。
図5は、設計面の一例を示す図である。
図6は、目標位置演算装置を示すブロック図である。
図7は、設計面断面の算出の処理負荷を説明する図である。
図8は、設計面断面の一例を示す断面図である。
図9は、設計面の空間分割の一例を示す図である。
図10は、評価点及び判定範囲の一例を示す図である。
図11は、作業機コントローラ及び周辺を示すブロック図である。
図12は、実施形態に係る作業機械の表示方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本開示はこれに限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
(【0011】以降は省略されています)

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