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公開番号
2025027852
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023133029
出願日
2023-08-17
発明の名称
リモコンユニット、及び、作業用車両
出願人
株式会社竹内製作所
代理人
めぶき弁理士法人
主分類
E02F
9/20 20060101AFI20250220BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】片方の手だけでロックを解除し、リモコンレバーを移動させることができるリモコンユニットを提供すること。
【解決手段】リモコンユニット50は、第1係合部120を有する固定部100と、固定部100に対してスライド可能に構成された可動部200とを備える。可動部200は、第1係合部120と係合可能に構成された第2係合部240と、可動部200に固定され可動部200とともに移動するスライドグリップ250と、第2係合部240に連結され第2係合部240の位置を移動させて第1係合部120と第2係合部240との係合を解除し、又は、第1係合部120と第2係合部240とを係合させるロック解除グリップ260と、を有し、スライドグリップ250とロック解除グリップ260とは、片手で同時に操作されることが可能な距離に配設されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
作業用車両を操作するためのリモコンレバーを備えるリモコンユニットであって、
前記作業用車両に固定され第1係合部を有する固定部と、前記固定部に対してスライド可能に構成された可動部と、を備え、
前記可動部は、前記第1係合部と係合可能に構成された第2係合部と、前記可動部に固定され前記可動部とともに移動するスライドグリップと、前記第2係合部に連結され前記第2係合部の位置を移動させて前記第1係合部と前記第2係合部との係合を解除し、又は、前記第1係合部と前記第2係合部とを係合させるロック解除グリップと、を有し、
前記スライドグリップと前記ロック解除グリップとは、片手で同時に操作されることが可能な距離に配設されていること、を特徴とする、リモコンユニット。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のリモコンユニットであって、
前記ロック解除グリップは、前記スライドグリップと前記ロック解除グリップとの距離が短くなる向きに移動させたとき、前記第1係合部と前記第2係合部との係合が解除されるように構成されていること、を特徴とするリモコンユニット。
【請求項3】
請求項2に記載のリモコンユニットであって、
前記可動部は、前記第2係合部を前記第1係合部に付勢する付勢部材をさらに備えること、を特徴とするリモコンユニット。
【請求項4】
請求項2に記載のリモコンユニットであって、
前記ロック解除グリップは、前記ロック解除グリップが移動する方向に突出する突部を有すること、を特徴とするリモコンユニット。
【請求項5】
請求項1に記載のリモコンユニットであって、
前記固定部は、前記作業用車両に固定された固定レールを備え、
前記可動部は、前記固定レールと係合する可動レールを備えること、を特徴とする、リモコンユニット。
【請求項6】
請求項5に記載のリモコンユニットであって、
前記第1係合部は、前記固定レールに配設された溝であり、
前記第2係合部は、前記可動レールと共に移動する爪であること、を特徴とするリモコンユニット。
【請求項7】
リモコンレバーを備えるリモコンユニットを有する作業用車両であって、
前記リモコンユニットは、前記作業用車両に固定され第1係合部を有する固定部と、前記固定部に対してスライド可能に構成された可動部と、を備え、
前記可動部は、前記第1係合部と係合可能に構成された第2係合部と、前記可動部に固定され前記可動部とともに移動するスライドグリップと、前記第2係合部に連結され前記第2係合部の位置を移動させて前記第1係合部と前記第2係合部との係合を解除し、又は、前記第1係合部と前記第2係合部とを係合させるロック解除グリップと、を有し、
前記スライドグリップと前記ロック解除グリップとは、片手で同時に操作されることが可能な距離に配設されていること、を特徴とする作業用車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リモコンユニット、及び、作業用車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
建設機械等の作業用車両は、オペレーターが操作を行うことによって作動する。作業用車両の中には、オペレーターが着座するオペレーターシートの左右両側又は左右のいずれか一方に、作業用車両の操作を行うためのリモコンレバー(操作レバー)を備えるものがある。また、リモコンレバーは、オペレーターの体格や作業時におけるオペレーターの姿勢に応じて位置を変更できるよう、スライド可能に構成されているものがある。特許文献1には、リモコンレバーを備えるリモコンユニット(コンソールボックス)のスライド機構のロック・解除装置が記載されている。
【0003】
図9は、従来技術に係るリモコンユニット903のロック・解除装置を説明するために示す図である。リモコンユニット903は、固定レール912に対して可動レール913がスライドすることにより、リモコンレバー904を作業用車両の前後方向に移動することができよう、構成されている。リモコンユニット903は、リモコンユニット903をオペレーターが希望する位置に固定するためのロック・解除装置を有する。ロック・解除装置は、押しボタン932を押すと二又状レバー928がピン927を支点に回転し、下脚部929がワイヤー924を上方に引っ張る。これにより、ガイドレール機構908の係合溝919に挿入されていたロック爪921が、ピン920を支点にして回転して係合溝919から抜け出し、ロックを解除する。この結果、リモコンユニット903は自由に移動することができる。
【0004】
オペレーターがリモコンユニット903を所望の位置に移動し、押しボタン932から手を離すと、バネ926の付勢力によってロック爪921は係合溝919と係合する。これにより、リモコンユニット903は所望の位置に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実公平7-43212号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、従来技術に係るリモコンユニットのスライド機構のロック・解除装置においては、ロックを解除するロック解除ボタンがコンソールボックスの側面に設けられている。このため、片方の手だけでロックを解除して、コンソールボックスを所望の位置に移動させることは容易ではなかった。一方、両手を使えば、ロックを解除してコンソールボックスを移動させることは可能である。
【0007】
しかし、押しボタンはコンソールボックスの側面等のリモコンレバーから離れた位置に設けられている。このため、押しボタンを押した状態でリモコンレバーの位置を調整するためには、体をひねってリモコンレバーの位置を動かす必要がある。すなわち、作業用車両を操縦するときと同じ姿勢でリモコンレバーの位置を調整することは容易ではない、という課題があった。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、片方の手だけでロックを解除し、リモコンレバーを移動させることができるリモコンユニットを提供すること、を目的とする。
【0009】
さらに、本発明は、片方の手だけでロックを解除し、リモコンレバーを移動させることができるリモコンユニットを備える作業用車両を提供すること、を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
[1]作業用車両を操作するためのリモコンレバーを備えるリモコンユニットであって、
前記作業用車両に固定され第1係合部を有する固定部と、前記固定部に対してスライド可能に構成された可動部と、を備え、前記可動部は、前記第1係合部と係合可能に構成された第2係合部と、前記可動部に固定され前記可動部とともに移動するスライドグリップと、前記第2係合部に連結され前記第2係合部の位置を移動させて前記第1係合部と前記第2係合部との係合を解除し、又は、前記第1係合部と前記第2係合部とを係合させるロック解除グリップと、を有し、前記スライドグリップと前記ロック解除グリップとは、片手で同時に操作されることが可能な距離に配設されていること、を特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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