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公開番号
2025024444
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128554
出願日
2023-08-07
発明の名称
建築物の基礎補強構造
出願人
株式会社タケウチ建設
代理人
弁理士法人柳野国際特許事務所
主分類
E02D
27/08 20060101AFI20250213BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】支持層が比較的浅い場合又は地盤が比較的良い場合に、短工期、省資源、ローコストを実現できる建築物の基礎補強構造を提供する。
【解決手段】表層地盤を改良した地盤改良体1及びその上に打設した基礎コンクリート2を含む建築物の基礎補強構造Fである。前記表層地盤の支持層の位置が地表面から5m以下である場合、又は、前記表層地盤が、地山で、砂質土若しくは粘性土で、N値は2以上であり、N値の深度分布において上方よりも下方が小さくならない地盤である場合に用いる。地盤改良体1は、上部改良体1H及び下部改良体1Lからなる。基礎コンクリート2は、地盤改良体1を掘削して形成した凹部内に打設される。上部改良体1Hは、水平板状の全面改良体Aである。下部改良体1Lは、基礎コンクリート2の上方の建築物の柱3の下方に位置し、上部改良体1Hの下面から下方へ突出する独立改良体Bである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
表層地盤を改良した地盤改良体及び前記地盤改良体上に打設した基礎コンクリートを含む建築物の基礎補強構造であって、
前記表層地盤の支持層の位置が地表面から5m以下である場合、又は、前記表層地盤が、地山で、砂質土若しくは粘性土で、N値は2以上であり、N値の深度分布において上方よりも下方が小さくならない地盤である場合に用いられ、
前記地盤改良体は、上部改良体及び下部改良体からなり、
前記基礎コンクリートは、前記地盤改良体を掘削して形成した凹部内に打設されたものであり、
前記上部改良体は、水平板状の全面改良体であり、
前記下部改良体は、前記基礎コンクリートの上方の建築物の柱の下方に位置し、前記上部改良体の下面から下方へ突出する独立改良体である、
建築物の基礎補強構造。
続きを表示(約 59 文字)
【請求項2】
前記基礎コンクリートは独立基礎である、
請求項1に記載の建築物の基礎補強構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、支持層が比較的浅い場合、又は地盤が比較的良い場合に好適な建築物の基礎補強構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
支持層が比較的浅い場合の建築物の基礎補強として、建築物の基礎下の支持層までの地盤をコンクリートに置換するラップルコンクリートが一般的に採用される(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
他方、軟弱地盤上に建築物を建築する場合の基礎補強として、べた基礎の下に地盤改良体を設置するものがある(例えば、特許文献2参照)。この地盤改良体は、軟弱地盤の表層部を改良したものであり、水平板状の上部改良体と、前記上部改良体の下面から垂下して外枠を形成する外周部改良体と、前記上部改良体の下面から垂下して、前記外枠間を連結して前記外周部改良体の内側の領域を複数の領域に仕切る少なくとも1個の内部改良体とにより形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平5-214732号公報
特許第3608568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ラップルコンクリートにより基礎補強を行う場合、ラップルコンクリートを打設するための型枠を設置する必要があり、前記型枠を設置するために、掘削孔を大きく余堀りする必要がある。
【0006】
また、ラップルコンクリート打設部分の現地土は残土処分が必要である。さらに、ラップルコンクリートの打設後に、ラップルコンクリートの側方の余掘部に土を埋め戻す必要があるとともに、埋戻し土の強度管理が必要になる。
【0007】
また、前記型枠の設置、及び脱型の工期と手間が掛かる。さらに、ラップルコンクリートの上は、通常の基礎形式であるため、基礎の型枠設置、配筋及び脱型、並びに基礎の側方に土を埋め戻す必要があるとともに、埋戻し土の強度管理が必要になる。
【0008】
べた基礎の下に前記地盤改良体を設置する基礎補強は、軟弱地盤(例えば、約20m程度の深さにわたりN値が非常に小さい地盤)には好適なものである。
【0009】
しかしながら、対象地盤が軟弱地盤ではなく、支持層が比較的浅い場合、又は地盤が比較的良い場合には、前記外周部改良体及び前記内部改良体を形成するために、それらの体積が必要以上に大きくなってしまう。
【0010】
したがって、改良土量の増大によりセメント系固化材等の固化材の使用量が増大するとともに、工期と手間が掛かる。その上、基礎コンクリートが、地面一面に鉄筋コンクリートを施工するべた基礎であるので、一層工期と手間が掛かる。
(【0011】以降は省略されています)
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