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公開番号2025034030
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140155
出願日2023-08-30
発明の名称作業機械
出願人住友建機株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/16 20060101AFI20250306BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】キャブ内にいる操作者の快適性を向上させること。
【解決手段】作業機械100は、キャブ10と、キャブ10を昇降させる片ロッド式の油圧シリンダである昇降シリンダ62と、キャブ10の動きを抑制する伸縮可能な抑制機構RMと、を備える。具体的には、作業機械100は、複数の可動部材を含むキャブ昇降機構60を備えている。そして、昇降シリンダ62は、上端部が複数の可動部材のうちの一つである上リンク69に連結され、抑制機構RMは、上端部が複数の可動部材のうちの別の一つである下リンク70に連結されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
キャブと、
前記キャブを昇降させる昇降シリンダと、
前記キャブの動きを抑制する伸縮可能な抑制機構と、を備える、
作業機械。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
複数の可動部材を含むキャブ昇降機構を備え、
前記昇降シリンダは、上端部が複数の前記可動部材のうちの一つに連結され、
前記抑制機構は、上端部が複数の前記可動部材のうちの別の一つに連結されている、
請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記抑制機構は、前記キャブが上限位置及び下限位置の何れに位置するときであっても、伸縮可能な状態となるように構成されている、
請求項1に記載の作業機械。
【請求項4】
前記抑制機構は、片ロッド式の油圧シリンダである補助シリンダであり、
前記補助シリンダは、ヘッド側油室とボトム側油室とが共通の作動油源に連通した状態で伸縮するように構成されている、
請求項1に記載の作業機械。
【請求項5】
前記キャブを強制的に降下させるための緊急降下機構を備え、
前記緊急降下機構を作動させたときの前記キャブの降下速度は、前記抑制機構によって制限される、
請求項1に記載の作業機械。
【請求項6】
前記昇降シリンダは、油圧ポンプが吐出する作動油によって伸張し、
前記抑制機構は、前記油圧ポンプが吐出する作動油によらずに、前記昇降シリンダの伸張に応じて伸張する、
請求項1に記載の作業機械。
【請求項7】
前記補助シリンダは、一つ又は複数の片ロッド式の油圧シリンダで構成され、
前記昇降シリンダは、一つ又は複数の片ロッド式の油圧シリンダで構成されている、
請求項4に記載の作業機械。
【請求項8】
前記補助シリンダのヘッド側油室と前記作動油源とは、並列に配置された第1流入油路と第1流出油路とによって接続され、
前記第1流入油路には、前記作動油源から前記ヘッド側油室に向かう作動油の流れを許容するとともに前記ヘッド側油室から前記作動油源に向かう作動油の流れを制限する第1流れ方向制限部が配置され、
前記第1流出油路には、前記ヘッド側油室から前記作動油源へ流れる作動油の流量を制限する第1流量制限部が配置され、
前記補助シリンダのボトム側油室と前記作動油源とは、並列に配置された第2流入油路と第2流出油路とによって接続され、
前記第2流入油路には、前記作動油源から前記ボトム側油室に向かう作動油の流れを許容するとともに前記ボトム側油室から前記作動油源に向かう作動油の流れを制限する第2流れ方向制限部が配置され、
前記第2流出油路には、前記ボトム側油室から前記作動油源へ流れる作動油の流量を制限する第2流量制限部が配置されている、
請求項4又は請求項7に記載の作業機械。
【請求項9】
前記第1流れ方向制限部は、逆止弁又は切換弁であり、
前記第2流れ方向制限部は、逆止弁又は切換弁であり、
前記第1流量制限部は、固定絞り弁、可変絞り弁、又は切換弁であり、
前記第2流量制限部は、固定絞り弁、可変絞り弁、又は切換弁である、
請求項8に記載の作業機械。
【請求項10】
前記可動部材は、架台、上リンク、及び下リンクを含み、
前記昇降シリンダは、上端部が前記上リンクに連結され、
前記抑制機構は、上端部が前記下リンクに連結されている、
請求項2に記載の作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、作業機械に関する。
続きを表示(約 880 文字)【背景技術】
【0002】
従来、キャブ(運転室)を昇降させるためのキャブ昇降機構を備えた作業機械が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-155997号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の作業機械は、昇降シリンダを伸張させた状態を維持することにより、キャブが取り付けられた架台(キャブフレーム)を上昇させた状態を維持できるように構成されている。
【0005】
しかしながら、この構成では、作業機械の稼動中に作業反力等の外力に応じてキャブが揺れ動いてしまい、キャブ内にいる操作者の快適性が損なわれてしまうおそれがある。
【0006】
そこで、キャブ内にいる操作者の快適性を向上させることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の実施形態に係る作業機械は、キャブと、前記キャブを昇降させる昇降シリンダと、前記キャブの動きを抑制する伸縮可能な抑制機構と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
上述の作業機械は、キャブ内にいる操作者の快適性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態に係る作業機械を示す全体概略図である。
作業機械に搭載されるキャブ昇降機構の斜視図である。
作業機械に搭載される抑制機構に関する油圧回路の構成例を示す図である。
抑制機構が伸張するときの油圧回路の状態を示す図である。
抑制機構が収縮するときの油圧回路の状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。図1は、本開示の実施形態に係る作業機械100の全体概略図である。
(【0011】以降は省略されています)

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