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公開番号
2025018826
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122851
出願日
2023-07-27
発明の名称
制御装置、車両用灯具システム及びプログラム
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
弁理士法人シリウスIP
,
個人
主分類
B60Q
1/08 20060101AFI20250130BHJP(車両一般)
要約
【課題】走行環境に応じた適切な配光制御を実現する。
【解決手段】制御装置100は、車両前方に配光パターンを照射可能な車両用灯具を制御する。制御装置100は、配光パターンの照射を制御する制御部を有する。制御部は、車両前方を撮像した撮像画像に含まれる道路標識のマークの内容によって決定された配光パターンが照射されるように車両用灯具の駆動を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両前方に配光パターンを照射可能な車両用灯具を制御する制御装置であって、
配光パターンの照射を制御する制御部を有し、
前記制御部は、
車両前方を撮像した撮像画像に含まれる道路標識のマークの内容によって決定された配光パターンが照射されるように前記車両用灯具の駆動を制御することを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記撮像画像に基づいて道路標識のマークの内容を判別する判別部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、路肩から道路へ物体が飛び出すおそれを運転者に認知させる道路標識が判別された場合、ロービーム用配光パターン又はハイビーム用配光パターンと比較して路肩側を照射する範囲が広い路肩配光パターンが照射されるように前記車両用灯具の駆動を制御することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記路肩配光パターンがロービーム用配光パターン又はハイビーム用配光パターンと比較して明るく照射されるように前記車両用灯具の駆動を制御することを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、車両前方の道路において走行に注意が必要な状況を運転者に認知させる道路標識が判別された場合、ロービーム用配光パターンと比較して遠方の領域まで照射する遠方配光パターンが照射されるように前記車両用灯具の駆動を制御することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記遠方配光パターンがロービーム用配光パターン又はハイビーム用配光パターンと比較して明るく照射されるように前記車両用灯具の駆動を制御することを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
車両前方に配光パターンを照射可能な車両用灯具と、
配光パターンの照射を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
車両前方を撮像した撮像画像に含まれる道路標識のマークの内容によって決定された配光パターンが照射されるように前記車両用灯具の駆動を制御することを特徴とする車両用灯具システム。
【請求項8】
前記車両用灯具は、複数の発光領域がマトリックス状に配列した光源を有し、
前記制御部は、前記複数の発光領域のうち一部の発光領域の照射状態を変化させることで複数の配光パターンを形成可能に構成されていることを特徴とする請求項7に記載の車両用灯具システム。
【請求項9】
車両用灯具が車両前方に形成する配光パターンの照射を制御する制御部に実行させるためのプログラムであって、
前記プログラムは、前記制御部に、車両前方を撮像した撮像画像に含まれる道路標識のマークの内容によって決定された配光パターンが照射されるように前記車両用灯具の駆動を制御するステップを実行させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両前方の画像を撮像するカメラを搭載した車両が考案されている。また、このようなカメラの画像を用いて道路標識の内容を認識する装置も開発されている。例えば、特許文献1には、カメラによって得られた画像の中の道路標識の有無を判定し、道路標識が有りと判定された場合に、道路標識の位置を算出し、算出された道路標識の位置へ照明光が向くように車両用照明装置の照射方向を制御する車両用道路標識認識装置が開示されている。この装置によれば、運転者が道路標識を視認しやすくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-121615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前述の道路標識認識装置は、運転者の道路標識の視認性は向上できるものの、標識内容を理解して車両走行環境に応じた適切な配光を行うためには運転者が手動で車両用灯具の配光を切り替える必要がある。この場合、配光を切り替えるタイミングが遅くなったり、切替え作業が煩雑になったりするため、走行安全性の観点からは更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的の一つは、走行環境に応じた適切な配光制御を実現する新たな技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の制御装置は、車両前方に配光パターンを照射可能な車両用灯具を制御する制御装置であって、配光パターンの照射を制御する制御部を有する。制御部は、車両前方を撮像した撮像画像に含まれる道路標識のマークの内容によって決定された配光パターンが照射されるように車両用灯具の駆動を制御する。
【0007】
この態様によると、道路標識のマークの内容から推測される車両前方の道路状況に応じた適切な配光パターンの照射制御が可能な制御装置を実現できる。
【0008】
撮像画像に基づいて道路標識のマークの内容を判別する判別部を更に備えてもよい。これにより、道路標識のマークの内容の判別から適切な配光パターンの照射制御まで可能な制御装置を実現できる。
【0009】
制御部は、路肩から道路へ物体が飛び出すおそれを運転者に認知させる道路標識が判別された場合、ロービーム用配光パターン又はハイビーム用配光パターンと比較して路肩側を照射する範囲が広い路肩配光パターンが照射されるように車両用灯具の駆動を制御してもよい。これにより、路肩から道路へ飛び出す物体をより早く見つけやすくなる。ここで、物体とは、動物や歩行者、車両等が例示される。また、物体が路肩から道路へ飛び出す状況として、路肩に山や崖がある場合や、見通しの悪い交差点等が例示される。
【0010】
制御部は、路肩配光パターンがロービーム用配光パターン又はハイビーム用配光パターンと比較して明るく照射されるように車両用灯具の駆動を制御してもよい。これにより、路肩から道路へ飛び出す物体をより認識しやすくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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