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公開番号
2025018792
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122793
出願日
2023-07-27
発明の名称
緊急車両対応システム
出願人
戸田建設株式会社
,
エコモット株式会社
代理人
あいわ弁理士法人
主分類
G08G
1/087 20060101AFI20250130BHJP(信号)
要約
【課題】緊急車両が接近したときに、車両が敷地から退出し道路へ進入するのを確実に止めることができ、緊急車両の走行を阻害しない緊急車両対応システムを提供すること。
【解決手段】緊急車両対応システム1は、敷地Cを含む周辺の状況に関する周辺状況情報を取得するセンサ部2と、出口Bにおいて敷地Cから道路Aへの車両の退場を抑制する車両退場抑制機能を有する退場抑制部4と、センサ部2が取得した周辺状況情報に基づいて緊急車両Dが敷地に近づいたことを推定する緊急車両接近推定部305と、緊急車両接近推定部305の推定に基づいて退場抑制部4に車両退場抑制機能を発揮させる退場抑制制御部306とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
道路に出口を介して接する敷地に用いられ、緊急車両に対応する緊急車両対応システムであって、
前記敷地を含む周辺の状況に関する周辺状況情報を取得するセンサ部と、
前記出口において前記敷地から前記道路への車両の退場を抑制する車両退場抑制機能を有する退場抑制部と、
前記センサ部が取得した前記周辺状況情報に基づいて前記緊急車両が前記敷地に近づいたことを推定する緊急車両接近推定部と、
前記緊急車両接近推定部の推定に基づいて前記退場抑制部に前記車両退場抑制機能を発揮させる退場抑制制御部と、を備える
ことを特徴とする緊急車両対応システム。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記周辺状況情報には、前記敷地を含む周辺の音データが含まれることを特徴とする請求項1に記載の緊急車両対応システム。
【請求項3】
前記周辺状況情報と、該周辺状況情報に前記緊急車両に係る情報が含まれているか否かの関係を学習した第1学習モデルを生成する学習部を備え、
前記緊急車両接近推定部は、前記学習部が生成した前記第1学習モデルに基づいて前記緊急車両が前記敷地に近づいたことを推定する
ことを特徴とする請求項2に記載の緊急車両対応システム。
【請求項4】
前記緊急車両接近推定部は、
前記学習部が生成した前記第1学習モデルに基づいて前記音データに前記緊急車両のサイレン音が含まれるか否かを推定する緊急車両音存在推定を行い、
前記音データの周波数成分の時間的変化に基づいて前記緊急車両が前記敷地に接近しているか否かを推定する緊急車両音接近推定を行う
ことを特徴とする請求項3に記載の緊急車両対応システム。
【請求項5】
前記学習部は、前記周辺状況情報と、前記緊急車両が前記敷地に近づいた距離との関係を学習した第2学習モデルを生成し、
前記緊急車両接近推定部は、
前記学習部が生成した前記第1学習モデルに基づいて前記音データに前記緊急車両のサイレン音が含まれるか否かを推定する緊急車両音存在推定を行い、
前記学習部が生成した前記第2学習モデルに基づいて前記緊急車両が前記敷地に接近しているか否かを推定する緊急車両音接近推定を行う
ことを特徴とする請求項3に記載の緊急車両対応システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路に出口を介して接する工事現場、駐車場等の敷地に用いられ、道路を走行する緊急車両に対応する緊急車両対応システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、工事現場等の敷地は道路に隣接しており、工事関係車両等の車両は、定まった出入口を通して道路と敷地の間を出入りしている。
例えば、特許文献1に記載されているように出入口では、警備員が配備されていることが多い。
【0003】
一方、道路を走行する緊急車両が敷地に近づくと、緊急車両の走行を阻害しないように、敷地から車両が退場して道路に進入するのを確実に止める必要がある。
特に、病院や消防署には頻繁に緊急車両が出入りし、このような施設に近い敷地から車両が道路に進入して緊急車両に接触すると人命にかかわるため、緊急車両が近づいた時の車両の退場は避ける必要がある。
【0004】
近づく緊急車両に対して車両の敷地からの退場を防ぐために、警備員や退場車両の運転手などが、判断して対応する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-60893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
警備員や運転手など人による判断は、工事音等の音により緊急車両の接近に気づかない、警備員や運転手が緊急車両の敷地からの距離を把握しにくい、或いは、警備員や運転手による判断に個人差がある等の問題が発生しやすい。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、緊急車両が接近したときに、車両が敷地から退出して道路へ進入するのを確実に止めることができ、緊急車両の走行を阻害しない緊急車両対応システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
手段1は、道路に出口を介して接する敷地に用いられ、緊急車両に対応する緊急車両対応システムであって、前記敷地を含む周辺の状況に関する周辺状況情報を取得するセンサ部と、前記出口において前記敷地から前記道路への車両の退場を抑制する車両退場抑制機能を有する退場抑制部と、前記センサ部が取得した前記周辺状況情報に基づいて前記緊急車両が前記敷地に近づいたことを推定する緊急車両接近推定部と、前記緊急車両接近推定部の推定に基づいて前記退場抑制部に前記車両退場抑制機能を発揮させる退場抑制制御部と、を備えることを特徴とする緊急車両対応システムである。
【0009】
手段2は、前記周辺状況情報には、前記敷地を含む周辺の音データが含まれることを特徴とする請求項1に記載の緊急車両対応システムである。
【0010】
手段3は、前記周辺状況情報と、該周辺状況情報に前記緊急車両に係る情報が含まれているか否かの関係を学習した第1学習モデルを生成する学習部を備え、前記緊急車両接近推定部は、前記学習部が生成した前記第1学習モデルに基づいて前記緊急車両が前記敷地に近づいたことを推定することを特徴とする請求項2に記載の緊急車両対応システムである。
(【0011】以降は省略されています)
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