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公開番号2025017750
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023120958
出願日2023-07-25
発明の名称推定方法、コンピュータプログラム、推定装置及び推定システム
出願人株式会社日本製鋼所
代理人個人,個人
主分類B29C 48/92 20190101AFI20250130BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】フィルム成形機の状態を推定することができる推定方法等を提供する。
【解決手段】推定方法は、検出器により検出されたフィルム成形機の状態に関する検出データを取得し、フィルム成形機の状態に関する検出データを入力した場合に前記フィルム成形機の異常又は寿命を推定する推定モデルに、取得した前記検出データを入力することにより、前記フィルム成形機の異常又は寿命を推定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
検出器により検出されたフィルム成形機の状態に関する検出データを取得し、
フィルム成形機の状態に関する検出データを入力した場合に前記フィルム成形機の異常又は寿命を推定する推定モデルに、取得した前記検出データを入力することにより、前記フィルム成形機の異常又は寿命を推定する
推定方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記フィルム成形機の連続運転中における前記検出データを取得し、
連続運転を継続した状態で、前記検出データに基づき前記フィルム成形機の異常又は寿命を推定する
請求項1に記載の推定方法。
【請求項3】
前記検出データに基づく特徴量を導出し、
フィルム成形機の状態に関する検出データに基づく特徴量を入力した場合に前記フィルム成形機の異常又は寿命を推定する前記推定モデルに、導出した前記特徴量を入力することにより、前記フィルム成形機の異常又は寿命を推定する
請求項1又は請求項2に記載の推定方法。
【請求項4】
推定した前記フィルム成形機の異常又は寿命を示す情報を端末装置へ送信する
請求項1又は請求項2に記載の推定方法。
【請求項5】
時系列の前記検出データに基づいて、前記検出データのトレンドを示す情報を生成し、
生成した前記検出データのトレンドを示す情報を端末装置へ送信する
請求項1又は請求項2に記載の推定方法。
【請求項6】
前記フィルム成形機は、押出機、キャスト装置、MD延伸装置、TD延伸装置及び巻取機を備え、
前記検出データは、前記押出機に係る物理量、前記キャスト装置に係る物理量、前記MD延伸装置に係る物理量、前記TD延伸装置に係る物理量又は前記巻取機に係る物理量を含む
請求項1又は請求項2に記載の推定方法。
【請求項7】
前記フィルム成形機は、押出機、キャスト装置、MD延伸装置、TD延伸装置及び巻取機を備え、
前記検出データは、前記押出機における加速度、前記押出機における樹脂粘度、前記キャスト装置における加速度、前記キャスト装置におけるフィルムのゲル数、前記MD延伸装置における加速度、前記TD延伸装置における加速度、前記TD延伸装置における風速、前記TD延伸装置における風量、前記TD延伸装置におけるフィルム把持具の歪、前記TD延伸装置における左右一対のフィルム把持具の位相差、前記TD延伸装置における結晶配向度、前記TD延伸装置におけるフィルムのゲル数、及び前記巻取機におけるフィルムの帯電量のうちの少なくとも1つを含む
請求項1又は請求項2に記載の推定方法。
【請求項8】
予め設定された複数種類の検出データの中から選択された検出データを前記推定モデルに入力する
請求項1又は請求項2に記載の推定方法。
【請求項9】
異なるアルゴリズムにより生成された複数種類の推定モデルを用意し、
前記フィルム成形機の種類に応じて使用する推定モデルを選択する
請求項1又は請求項2に記載の推定方法。
【請求項10】
前記推定モデルは複数のモデルを含み、前記複数のモデルそれぞれの出力に基づいて前記フィルム成形機の異常又は寿命を推定する
請求項1又は請求項2に記載の推定方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、推定方法、コンピュータプログラム、推定装置及び推定システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ダイスの吐出口から押し出された溶融樹脂を固化させてフィルムを成形するフィルム成形機が広く使用されており、このような成形機に関する技術が提案されている。
【0003】
例えば特許文献1には、フィルムロール体の半径の軸方向変化に基づいてフィルムロール体の巻き姿の異常有無を判定することができるフィルム成形装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-177508号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術は成形体の状態判定に関する技術であり、フィルム成形機の状態を推定する技術ではない。フィルム成形機の状態を推定することができる技術が望まれる。
【0006】
本開示の目的は、フィルム成形機の状態を推定することができる推定方法等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る推定方法は、検出器により検出されたフィルム成形機の状態に関する検出データを取得し、フィルム成形機の状態に関する検出データを入力した場合に前記フィルム成形機の異常又は寿命を推定する推定モデルに、取得した前記検出データを入力することにより、前記フィルム成形機の異常又は寿命を推定する。
【0008】
本開示の一態様に係るコンピュータプログラムは、検出器により検出されたフィルム成形機の状態に関する検出データを取得し、フィルム成形機の状態に関する検出データを入力した場合に前記フィルム成形機の異常又は寿命を推定する推定モデルに、取得した前記検出データを入力することにより、前記フィルム成形機の異常又は寿命を推定する処理をコンピュータに実行させる。
【0009】
本開示の一態様に係る推定装置は、検出器により検出されたフィルム成形機の状態に関する検出データを取得する取得部と、フィルム成形機の状態に関する検出データを入力した場合に前記フィルム成形機の異常又は寿命を推定する推定モデルに、取得した前記検出データを入力することにより、前記フィルム成形機の異常又は寿命を推定する推定部とを備える。
【0010】
本開示の一態様に係る推定システムは、フィルム成形機と、検出器と、推定装置とを備え、前記推定装置は、前記検出器により検出されたフィルム成形機の状態に関する検出データを取得する取得部と、フィルム成形機の状態に関する検出データを入力した場合に前記フィルム成形機の異常又は寿命を推定する推定モデルに、取得した前記検出データを入力することにより、前記フィルム成形機の異常又は寿命を推定する推定部とを備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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