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公開番号
2025017749
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120957
出願日
2023-07-25
発明の名称
成形条件パラメータの推定方法、コンピュータプログラム、推定装置及び推定システム
出願人
株式会社日本製鋼所
代理人
個人
,
個人
主分類
B29C
48/92 20190101AFI20250130BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】フィルム成形機の成形条件パラメータを適切に調整することができる成形条件パラメータの推定方法等を提供する。
【解決手段】検出器により検出されたフィルム成形機の状態に関する検出データを取得し、フィルム成形機の状態に関する検出データを入力した場合に前記フィルム成形機における成形条件パラメータを推定する推定モデルに、取得した前記検出データを入力することにより、前記フィルム成形機における成形条件パラメータを推定する成形条件パラメータの推定方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
検出器により検出されたフィルム成形機の状態に関する検出データを取得し、
フィルム成形機の状態に関する検出データを入力した場合に前記フィルム成形機における成形条件パラメータを推定する推定モデルに、取得した前記検出データを入力することにより、前記フィルム成形機における成形条件パラメータを推定する
成形条件パラメータの推定方法。
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【請求項2】
前記フィルム成形機の連続運転中における前記検出データを取得し、
連続運転を継続した状態で、前記検出データに基づき前記成形条件パラメータを推定する
請求項1に記載の成形条件パラメータの推定方法。
【請求項3】
前記フィルム成形機により成形されたフィルムの品質を示す品質データを取得し、
フィルム成形機の検出データ及び品質データを入力した場合に前記フィルム成形機における成形条件パラメータを推定する前記推定モデルに、取得した前記検出データ及び品質データを入力することにより、前記成形条件パラメータを推定する
請求項1又は請求項2に記載の成形条件パラメータの推定方法。
【請求項4】
推定した前記成形条件パラメータを前記フィルム成形機へ送信する
請求項1又は請求項2に記載の成形条件パラメータの推定方法。
【請求項5】
推定した前記成形条件パラメータを示す情報を前記フィルム成形機のユーザへ送信する
請求項1又は請求項2に記載の成形条件パラメータの推定方法。
【請求項6】
前記フィルム成形機は、押出機、キャスト装置、MD延伸装置、TD延伸装置及び巻取機を備え、
前記成形条件パラメータは、前記押出機におけるフィーダ供給量、前記押出機における回転数、前記押出機における回転速度、前記押出機におけるダイスのリップ開度、キャスト装置における回転数、キャスト装置における回転速度、MD延伸装置における回転数、MD延伸装置における回転速度、TD延伸装置におけるライン速度、TD延伸装置における温度、TD延伸装置における圧力、TD延伸装置における風量、及びTD延伸装置における風速のうちの少なくとも1つを含む
請求項1又は請求項2に記載の成形条件パラメータの推定方法。
【請求項7】
前記フィルム成形機は、押出機、キャスト装置、MD延伸装置、TD延伸装置及び巻取機を備え、
前記検出データは、前記押出機に係る物理量、前記キャスト装置に係る物理量、前記MD延伸装置に係る物理量、前記TD延伸装置に係る物理量又は前記巻取機に係る物理量を含む
請求項1又は請求項2に記載の成形条件パラメータの推定方法。
【請求項8】
前記フィルム成形機は、押出機、キャスト装置、MD延伸装置、TD延伸装置及び巻取機を備え、
前記検出データは、前記押出機における加速度、前記押出機における樹脂粘度、前記キャスト装置における加速度、前記キャスト装置におけるフィルムのゲル数、前記MD延伸装置における加速度、前記TD延伸装置における加速度、前記TD延伸装置における風速、前記TD延伸装置における風量、前記TD延伸装置におけるフィルム把持具の歪、前記TD延伸装置における左右一対のフィルム把持具の位相差、前記TD延伸装置における結晶配向度、前記TD延伸装置におけるフィルムのゲル数、及び前記巻取機におけるフィルムの帯電量のうちの少なくとも1つを含む
請求項1又は請求項2に記載の成形条件パラメータの推定方法。
【請求項9】
予め設定された複数種類の検出データの中から選択された検出データを前記推定モデルに入力する
請求項1又は請求項2に記載の成形条件パラメータの推定方法。
【請求項10】
異なるアルゴリズムにより生成された複数種類の推定モデルを用意し、
前記フィルム成形機の種類に応じて使用する推定モデルを選択する
請求項1又は請求項2に記載の成形条件パラメータの推定方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、成形条件パラメータの推定方法、コンピュータプログラム、推定装置及び推定システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、射出成形や押出成形等の成形手法により樹脂材料を成形するための成形機が広く使用されている。成形機では、成形体が要求される仕様を満たすよう、成形機における各種成形条件項目の設定値を調整する必要がある。これらの成形条件の調整はオペレータの経験に基づいて行われており、適切な成形条件を得るためには、試行錯誤を繰り返す必要がある。そこで、オペレータによる成形条件パラメータの調整作業を支援する技術が提案されている。
【0003】
例えば特許文献1には、強化学習によって学習する機械学習器により、射出成形機の成形条件パラメータを適切に調整することができる射出成形機システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-30152号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術は射出成形機に関する技術であり、押出成形によりフィルムを成形するフィルム成形機の成形条件パラメータの推定を目的とした技術ではない。射出成形機とフィルム成形機とでは機器構成が異なるため、射出成形機に関する技術をそのままフィルム成形機に適用することが困難である。フィルム成形機の成形条件パラメータを推定することができる技術が望まれる。
【0006】
本開示の目的は、フィルム成形機の成形条件パラメータを適切に推定することができる成形条件パラメータの推定方法等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る成形条件パラメータの推定方法は、検出器により検出されたフィルム成形機の状態に関する検出データを取得し、フィルム成形機の状態に関する検出データを入力した場合に前記フィルム成形機における成形条件パラメータを推定する推定モデルに、取得した前記検出データを入力することにより、前記フィルム成形機における成形条件パラメータを推定する。
【0008】
本開示の一態様に係るコンピュータプログラムは、検出器により検出されたフィルム成形機の状態に関する検出データを取得し、フィルム成形機の状態に関する検出データを入力した場合に前記フィルム成形機における成形条件パラメータを推定する推定モデルに、取得した前記検出データを入力することにより、前記フィルム成形機における成形条件パラメータを推定する処理をコンピュータに実行させる。
【0009】
本開示の一態様に係る推定装置は、検出器により検出されたフィルム成形機の状態に関する検出データを取得する取得部と、フィルム成形機の状態に関する検出データを入力した場合に前記フィルム成形機における成形条件パラメータを推定する推定モデルに、取得した前記検出データを入力することにより、前記フィルム成形機における成形条件パラメータを推定する推定部とを備える。
【0010】
本開示の一態様に係る推定システムは、フィルム成形機と、検出器と、推定装置とを備え、前記推定装置は、前記検出器により検出されたフィルム成形機の状態に関する検出データを取得する取得部と、フィルム成形機の状態に関する検出データを入力した場合に前記フィルム成形機における成形条件パラメータを推定する推定モデルに、取得した前記検出データを入力することにより、前記フィルム成形機における成形条件パラメータを推定する推定部とを備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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