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公開番号2025017730
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023120921
出願日2023-07-25
発明の名称電磁弁
出願人株式会社不二工機
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類F16K 31/06 20060101AFI20250130BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】電磁弁において、吸引子の大きさを小さくする技術の提供を目的とする。
【解決手段】電磁弁10は、貫通孔14及び貫通孔14に通じる一次側取付口25、二次側取付口26を有する弁本体12と、貫通孔14の上側の端に取り付けられた吸引子32と、貫通孔14の下側に取り付けられ、貫通孔14の周壁及び吸引子32と共に弁室20を形成する弁座部材60と、弁座部材60の主弁座62と接離するように弁室20に配置された主弁体50と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
貫通孔及び前記貫通孔に通じる取付口を有する弁本体と、
前記貫通孔の軸線方向の一端側に取り付けられた吸引子と、
前記貫通孔の前記軸線方向の他端側に取り付けられ、前記貫通孔の周壁及び前記吸引子と共に弁室を形成する弁座部材と、
前記弁座部材の弁座と接離するように前記弁室に配置された弁体と、
を備える電磁弁。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記弁座部材の直径が前記弁体の直径以上とされている、
請求項1に記載の電磁弁。
【請求項3】
磁化された前記吸引子に吸引されるプランジャをさらに備え、
前記貫通孔は、内径が前記弁座部材の直径よりも小さい縮径部を前記軸線方向の一端側に有し、
前記吸引子は、前記プランジャを吸引する吸引部及び前記縮径部に固定される固定部を有する、
請求項1に記載の電磁弁。
【請求項4】
前記固定部の直径は、前記吸引部の直径以上かつ前記弁体の直径以下とされている、
請求項3に記載の電磁弁。
【請求項5】
前記弁体を前記弁座から離れる方向に付勢する圧縮ばねと、
前記弁座部材に支持され、前記圧縮ばねを前記弁座部材に対して離れた状態で保持するばね受け部材と、
をさらに備える請求項1に記載の電磁弁。
【請求項6】
前記弁本体は、前記貫通孔における前記貫通孔が延びる方向の他方端部に雌ねじが形成され、
前記弁座部材は、前記貫通孔の前記雌ねじと螺合する雄ねじが形成されている、
請求項1に記載の、電磁弁。
【請求項7】
前記吸引子が磁化した場合に前記貫通孔が延びる方向に移動するプランジャをさらに備え、
前記弁体は、パイロット通路及び均圧通路が形成され、前記弁座と接離する主弁体と、前記プランジャに連結され、前記パイロット通路の前記貫通孔が延びる方向の一方に形成されたパイロット弁座と接離するパイロット弁体と、
を有する、請求項1に記載の、電磁弁。
【請求項8】
前記吸引子を磁化させる電磁コイルをさらに備える、
請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の、電磁弁。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電磁弁に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、弁本体に形成した主弁座に対向する方向から主弁体や吸引子を挿入して組み付けるパイロット式電磁弁が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-007572号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のパイロット式電磁弁では、主弁体と吸引子とが同じ側から弁本体に組み込まれると共に、吸引子が弁室における主弁体が組み込まれる側の弁室の一部を構成するため、吸引子の直径が、主弁体よりも大きくなる。磁性材料からなる吸引子は切削加工や鋳造法で製造されることが多いため、寸法が大きいと削り出し量の増大や金型の大型化等、コストアップの原因になる。
【0005】
本開示は、電磁弁において、吸引子の大きさを小さくする技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第一態様の電磁弁は、貫通孔及び前記貫通孔に通じる取付口を有する弁本体と、前記貫通孔の軸線方向の一端側に取り付けられた吸引子と、前記貫通孔の前記軸線方向の他端側に取り付けられ、前記貫通孔の周壁及び前記吸引子と共に弁室を形成する弁座部材と、前記弁座部材の弁座と接離するように前記弁室に配置された弁体と、を備える。
【0007】
この電磁弁によれば、弁本体に形成された貫通孔における軸線方向の一端側に、吸引子が取り付けられ、貫通孔の軸線方向の、吸引子とは反対側に、弁本体とは別体とされた弁座部材が取り付けられている。このため、この電磁弁によれば、貫通孔が軸線方向における吸引子が取り付けられた方向とは反対側から、弁体を弁本体に組み込むことができるため、吸引子の形状に制限がなくなる。これにより、この電磁弁によれば、吸引子の大きさを小さくすることができる。
【0008】
第二態様の電磁弁は、第一態様に記載の電磁弁において、前記弁座部材の直径が前記弁体の直径以上とされている。
【0009】
第三態様の電磁弁は、第一態様又は第二態様に記載の電磁弁において、磁化された前記吸引子に吸引されるプランジャをさらに備え、前記貫通孔は、内径が前記弁座部材の直径よりも小さい縮径部を前記軸線方向の一端側に有し、前記吸引子は、前記プランジャを吸引する吸引部及び前記縮径部に固定される固定部を有する。
【0010】
この電磁弁によれば、弁本体は、軸線方向の一端側に内径が弁体よりも小さい縮径部を有しているため、弁体は、貫通孔における軸線方向の一方側から抜け出ない。また、この電磁弁によれば、吸引子は、縮径部に固定される固定部を有しているため、軸線方向の他端側から吸引子を挿入することで組み立てることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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