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公開番号
2025025575
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130446
出願日
2023-08-09
発明の名称
電磁弁
出願人
株式会社不二工機
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
F16K
31/06 20060101AFI20250214BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】プランジャに対する吸引子の吸引力が小さくても、開弁時の流量を大きく確保できるようにする。
【解決手段】電磁弁10は、第1流路51及び第2流路52が形成され、第1流路51と第2流路52の間に主弁座42を有する主弁室40が設けられた弁本体22と、主弁室40の軸方向における第2流路52と反対側に取り付けられた吸引子24と、主弁室40に設けられ、軸方向に移動して主弁座42に当接又は離間する主弁体26と、磁化された吸引子24に吸引される第1プランジャ31と、磁化された第1プランジャ31に吸引され、主弁体26を動作させる第2プランジャ32と、第1プランジャ31に設けられ、第1プランジャ31が吸引子24に吸引されたときに第2プランジャ32に対し主弁体26から離れる方向に衝撃を加えるキック部34と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1流路及び第2流路が形成され、前記第1流路と前記第2流路の間に主弁座を有する主弁室が設けられた弁本体と、
前記主弁室の軸方向における前記第2流路と反対側に取り付けられた吸引子と、
前記主弁室に設けられ、前記軸方向に移動して前記主弁座に当接又は離間する主弁体と、
磁化された前記吸引子に吸引される第1プランジャと、
磁化された前記第1プランジャに吸引され、前記主弁体を動作させる第2プランジャと、
前記第1プランジャに設けられ、前記第1プランジャが前記吸引子に吸引されたときに前記第2プランジャに対し前記主弁体から離れる方向に衝撃を加えるキック部と、
を有する電磁弁。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記主弁体と前記第2プランジャの間にパイロット弁室が設けられ、
前記主弁体のうち前記パイロット弁室に面する部分には、パイロット弁座と、前記パイロット弁室と前記第2流路とを連通させるパイロットポートが設けられ、
前記第1プランジャと前記第2プランジャの間に、前記第2プランジャを前記パイロット弁室側に付勢する圧縮ばねが設けられ、
前記第2プランジャは、前記パイロット弁座に対して当接又は離間して、前記パイロットポートを開閉する請求項1に記載の電磁弁。
【請求項3】
前記キック部は、前記第2プランジャの周囲を囲むと共に、開弁時に軸方向の先端が前記主弁体に当接するように形成され、
前記キック部には、前記パイロット弁室における前記キック部の内側と外側とに連通する連通部が設けられている請求項2に記載の電磁弁。
【請求項4】
前記吸引子を磁化させる磁界を発生させる電磁コイルをさらに備える、
請求項1に記載の電磁弁。
【請求項5】
流入口及び流出口を有する流路ブロックに取り付けて使用されるカートリッジ式とされ、
前記流路ブロックへの取付け状態で、前記第1流路が前記流入口に連通し、第2流路が前記流出口に連通する請求項1~請求項4の何れか1項に記載の電磁弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁弁に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
キック動作を行う電磁弁において、吸引子によるプランジャの吸引時に該プランジャのキック動作によりパイロット弁体をパイロットポートから離間させるパイロット式の電磁弁が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-137094号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
吸引子がプランジャを吸引しないとき弁が閉じるノーマルクローズ型の電磁弁においては、弁口径が大きいほど必要な開口面積が多くなり、主弁体及びプランジャのリフト量が大きくなる。また、閉弁時にプランジャに作用する差圧による荷重も大きくなり、開弁時にプランジャをリフトさせるためには吸引子の吸引力を高めることが求められる。
【0005】
しかしながら、プランジャのリフト量が大きいと、吸引子とプランジャとの間の隙間が大きくなるため、プランジャに対する吸引子の吸引力が小さくなるという背反がある。
【0006】
本発明は、プランジャに対する吸引子の吸引力が小さくても、開弁時の流量を大きく確保できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様に係る電磁弁は、第1流路及び第2流路が形成され、前記第1流路と前記第2流路の間に主弁座を有する主弁室が設けられた弁本体と、前記主弁室の軸方向における前記第2流路と反対側に取り付けられた吸引子と、前記主弁室に設けられ、前記軸方向に移動して前記主弁座に当接又は離間する主弁体と、磁化された前記吸引子に吸引される第1プランジャと、磁化された前記第1プランジャに吸引され、前記主弁体を動作させる第2プランジャと、前記第1プランジャに設けられ、前記第1プランジャが前記吸引子に吸引されたときに前記第2プランジャに対し前記主弁体から離れる方向に衝撃を加えるキック部と、を有する。
【0008】
この電磁弁では、磁化された吸引子に第1プランジャが吸引されてリフトする。第1プランジャに作用する吸引力は、第1プランジャが吸引子に近づくことで高まる。第1プランジャがリフトすると、第1プランジャに設けられたキック部が第2プランジャに対し主弁体から離れる方向に衝撃を加える。この衝撃力と、磁化された第1プランジャの吸引により、第2プランジャがリフトする。これにより、主弁体が主弁座から離間して開弁する。
【0009】
プランジャが第1プランジャと第2プランジャに分割されているので、閉弁時の差圧荷重は第2プランジャに作用し、第1プランジャには作用していない。したがって、開弁時の流量を大きく確保するため第1プランジャのリフト量が大きく、吸引子から第1プランジャに作用する吸引力が小さい場合でも、第1プランジャを容易にリフトさせることができる。
【0010】
第2の態様は、第1の態様に係る電磁弁において、前記主弁体と前記第2プランジャの間にパイロット弁室が設けられ、前記主弁体のうち前記パイロット弁室に面する部分には、パイロット弁座と、前記パイロット弁室と前記第2流路とを連通させるパイロットポートが設けられ、前記第1プランジャと前記第2プランジャの間に、前記第2プランジャを前記パイロット弁室側に付勢する圧縮ばねが設けられ、前記第2プランジャは、前記パイロット弁座に対して当接又は離間して、前記パイロットポートを開閉する。
(【0011】以降は省略されています)
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