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公開番号
2025086789
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-09
出願番号
2023201076
出願日
2023-11-28
発明の名称
電気的駆動弁
出願人
株式会社不二工機
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
F16K
31/06 20060101AFI20250602BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】仕様、用途を容易に変更することができる電気的駆動弁を提供する。
【解決手段】電気的駆動弁は、弁体と、弁体が一方向に沿って移動する弁室と、一方向との交差方向に位置する第1側部に開口し弁室に連通する第1流路と、弁室に対する一方向の一方側に位置する第2側部に開口し弁室に連通する取付孔とを有する弁本体と、一部が取付孔に挿入された状態で弁本体の弁室を基準として取付孔の形成されている側である第2側部側に取り付けられ、弁室と連通し弁室側とは反対側の端部に開口する第2流路が設けられると共に、第2流路の弁室側に設けられ弁体が一方向の移動に伴い接離する着座部が設けられているシート部材とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
弁体と、
前記弁体が一方向に沿って移動する弁室と、前記一方向との交差方向に位置する第1側部に開口し前記弁室に連通する第1流路と、前記弁室に対する前記一方向の一方側に位置する第2側部に開口し前記弁室に連通する取付孔とを有する弁本体と、
一部が前記取付孔に挿入された状態で前記弁本体の前記第2側部側に取り付けられ、前記弁室と連通し前記弁室側とは反対側の端部に開口する第2流路が設けられると共に、前記弁体が前記一方向の移動に伴い接離する着座部が前記第2流路の前記弁室側に設けられているシート部材と、
を備えた電気的駆動弁。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記弁体を駆動する駆動部が、前記弁本体の前記第2側部側とは反対側に設けられている、
請求項1に記載の電気的駆動弁。
【請求項3】
前記シート部材には、外周部に雄螺子が形成されており、
前記弁本体の前記取付孔には、前記雄螺子が螺合する雌螺子が形成されており、
前記シート部材は、前記雄螺子を前記雌螺子に捩じ込むことで前記弁本体に固定されている、
請求項1または請求項2に記載の電気的駆動弁。
【請求項4】
前記シート部材の外周部には、円錐状のテーパー部が形成され、
前記弁本体の前記取付孔には、前記テーパー部と密着するテーパー孔壁が形成されている、
請求項3に記載の電気的駆動弁。
【請求項5】
前記シート部材には、前記着座部側とは反対側にフランジが形成されており、
前記フランジと前記弁本体の前記第2側部との間にシール部材が配置されている、
請求項4に記載の電気的駆動弁。
【請求項6】
前記シート部材には、前記第1流路側から前記第2流路側への流体の移動を許容し、前記第2流路側から前記第1流路側への前記流体の移動を阻止する逆止弁が設けられている、
請求項1に記載の電気的駆動弁。
【請求項7】
前記第2流路には、流体中の異物を捕捉するストレーナが設けられている、
請求項1に記載の電気的駆動弁。
【請求項8】
前記シート部材には、
前記第2流路内に移動可能に配置される逆止弁体、前記逆止弁体が当接する逆止弁座、前記逆止弁体を前記逆止弁座に向けて付勢するスプリング、及び前記逆止弁体を前記第2流路の内面に摺動させてガイドする複数のガイド部を含んで構成され、前記第1流路側から前記第2流路側への流体の移動を許容し、前記第2流路側から前記第1流路側への前記流体の移動を阻止する逆止弁が設けられ、
前記第2流路には、
複数の前記ガイド部の内側に配置されて流体中の異物を捕捉するストレーナが設けられている、
請求項1に記載の電気的駆動弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気的駆動弁に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載の電気的駆動弁が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-97936号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電気的駆動弁は、所謂カートリッジ式電磁弁であり、複数の流路を備えた流路ブロックに取り付けられて用いられる。
この種のカートリッジ式電磁弁は、主弁体と当接する弁座を有した弁本体を備えているが、流量、動作性といった仕様、用途に合わせて、弁口径や主弁体が接触する着座部分の構造が異なる弁本体を複数準備する必要があり、改善の余地があった。
【0005】
本開示は上記事実を考慮し、仕様、用途を容易に変更可能な電気的駆動弁の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る電気的駆動弁は、弁体と、前記弁体が一方向に沿って移動する弁室と、前記一方向との交差方向に位置する第1側部に開口し前記弁室に連通する第1流路と、前記弁室に対する前記一方向の一方側に位置する第2側部に開口し前記弁室に連通する取付孔とを有する弁本体と、一部が前記取付孔に挿入された状態で前記弁本体の前記第2側部側に取り付けられ、前記弁室と連通し前記弁室側とは反対側の端部に開口する第2流路が設けられると共に、前記弁体が前記一方向の移動に伴い接離する着座部が前記第2流路の前記弁室側に設けられているシート部材と、を備えている。
【0007】
第1の態様に係る電気的駆動弁では、弁体を弁室内で移動してシート部材の着座部に当接させることで閉弁状態とすることができ、弁体を着座部から離隔させることで開弁状態とすることができる。
【0008】
第1の態様に係る電気的駆動弁では、弁本体と別体とされたシート部材に、弁体が接離する着座部、及び第2流路が設けられているので、着座部や第2流路の寸法や形状が異なるシート部材を交換するだけで、弁本体を変更することなく、電気的駆動弁の仕様や用途を変更することができる。言い換えれば、第1の態様に係る電気的駆動弁は、異なる仕様、用途の弁間で、弁本体を共通化することができ、仕様や用途の変更は、シート部材を交換するだけで済むため、仕様、用途を容易に変更可能となる。
【0009】
第2の態様に係る電気的駆動弁は、第1の態様係る電気的駆動弁において、弁体を駆動する駆動部が、弁本体の第2側部側とは反対側に設けられている。
【0010】
第2の態様に係る電気的駆動弁では、駆動部を用いて弁体を駆動することができる。
弁本体の第2側部側とは反対側は、シート部材が配置されていないので、シート部材と干渉することなく駆動部を容易に配置することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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