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公開番号
2025118392
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013694
出願日
2024-01-31
発明の名称
流路切換弁
出願人
株式会社不二工機
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
F16K
11/076 20060101AFI20250805BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】流路抵抗を抑制可能な流路切換弁を得る。
【解決手段】流路切換弁10は、回転力を受けて軸回りに回転する弁軸28と、内部に弁室12が形成され、弁軸28の軸方向に対し垂直な方向に開口している第一入出口31と、弁軸28の軸方向に対し垂直な方向で且つ第一入出口31と異なる位置で開口している第二入出口32と、弁軸28の軸方向に対し垂直な方向で且つ第一入出口31及び第二入出口32と異なる位置で開口している第三入出口33と、を備え、弁軸28が貫通可能な弁本体14と、第一入出口31、第二入出口32及び第三入出口33の連通状態を切り替える流路36が形成され、弁室12内に配置されて弁軸28が連結されている弁体16と、弁体16において弁軸28と反対側に形成され弁軸28と異なる弁軸が同芯で連結可能な連結部(差込み穴16A)と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
回転力を受けて軸回りに回転する弁軸と、
内部に弁室が形成され、前記弁軸の軸方向に対し垂直な方向に開口している第一入出口と、前記弁軸の軸方向に対し垂直な方向で且つ前記第一入出口と異なる位置で開口している第二入出口と、前記弁軸の軸方向に対し垂直な方向で且つ前記第一入出口及び前記第二入出口と異なる位置で開口している第三入出口と、を備え、前記弁軸が貫通可能な弁本体と、
前記第一入出口、前記第二入出口及び前記第三入出口の連通状態を切り替える流路が形成され、前記弁室内に配置されて前記弁軸が連結されている弁体と、
前記弁体において前記弁軸と反対側に形成され前記弁軸と異なる弁軸が同芯で連結可能な連結部と、
を有する流路切換弁。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記第一入出口、前記第二入出口、及び前記第三入出口は、前記弁軸の軸方向の同位置で前記弁本体に形成されている、請求項1に記載の流路切換弁。
【請求項3】
一の前記弁本体の前記弁室に配置された前記弁体における前記弁軸の反対側に、他の前記弁本体が重ねて配置され、
他の前記弁本体の前記弁室に配置された前記弁体から延出する弁軸が前記異なる弁軸として前記弁本体を貫通して前記連結部に連結されている、請求項1に記載の流路切換弁。
【請求項4】
前記第一入出口と連通する第一流路を備えている第一流路部材と、
前記第二入出口と連通する第二流路を備え前記第一流路部材と平行に配置されている第二流路部材と、
前記第三入出口と連通する第三流路を備え、前記弁軸の軸方向に見て前記第一流路部材及び前記第二流路部材の軸方向に対し傾斜して配置されている第三流路部材と、
を有する、請求項1に記載の流路切換弁。
【請求項5】
前記第一流路部材、前記第二流路部材、及び前記第三流路部材はそれぞれ、他の部材が接続されるコネクタを備え、
前記第三流路部材は、前記弁軸の軸方向に見て前記第一流路部材及び前記第二流路部材と交差し且つ前記傾斜して配置され、前記第三流路部材の前記コネクタを前記第一流路部材又は前記第二流路部材の前記コネクタと干渉しない位置とする傾斜部を有している、請求項4に記載の流路切換弁。
【請求項6】
前記第三流路部材は、前記第三入出口及び前記傾斜部と連通し、前記第三流路の一部を成す管状の連通部を有する請求項5に記載の流路切換弁。
【請求項7】
前記連通部は、前記第一流路部材及び前記第二流路部材の間で前記弁軸の軸方向に延在している請求項6に記載の流路切換弁。
【請求項8】
前記弁軸を回転させる回転駆動部を有する、請求項1に記載の流路切換弁。
【請求項9】
前記連結部は、前記弁体に対し弁軸が相対回転不能に挿入される挿入孔である、請求項1に記載の流路切換弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、流路切換弁に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ハウジングの複数のポートの連通状態を、弁体の回転によって切り替えるバルブ装置がある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-82136号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した従来例では、駆動部の駆動力を受けて弁体を回転させるシャフトが、ハウジング内における流体の流路に位置しているため、このシャフトにより流路抵抗が生じている。
【0005】
本開示は、流路抵抗を抑制可能な流路切換弁を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第一態様の流路切換弁は、回転力を受けて軸回りに回転する弁軸と、内部に弁室が形成され、前記弁軸の軸方向に対し垂直な方向に開口している第一入出口と、前記弁軸の軸方向に対し垂直な方向で且つ前記第一入出口と異なる位置で開口している第二入出口と、前記弁軸の軸方向に対し垂直な方向で且つ前記第一入出口及び前記第二入出口と異なる位置で開口している第三入出口と、を備え、前記弁軸が貫通可能な弁本体と、前記第一入出口、前記第二入出口及び前記第三入出口の連通状態を切り替える流路が形成され、前記弁室内に配置されて前記弁軸が連結されている弁体と、前記弁体において前記弁軸と反対側に形成され前記弁軸と異なる弁軸が同芯で連結可能な連結部と、を有する。
【0007】
この流路切換弁では、回転力を受けて軸回りに回転する弁軸により弁体を回転させることで、弁室の第一入出口、第二入出口及び第三入出口の連通状態を、弁体の流路により切り替えることができる。
【0008】
弁体には連結部が形成されている。一の弁本体に対し他の弁本体を重ねて配置した状態では、他の弁本体の弁室に配置される弁体から延出される弁軸を、一の弁本体の弁室に配置されている弁体の連結部に連結することにより、2つの弁体を一定的に回転させることができる。
【0009】
第一入出口、第二入出口及び第三入出口はいずれも、弁軸の軸方向に対し垂直な方向に開口している。このため、第一入出口、第二入出口及び第三入出口のいずれにも弁軸が位置しない。すなわち、それぞれの入出口における流体の流路が弁軸により狭くなることがないので、流路抵抗を抑制できる。
【0010】
第二態様の流路切換弁は、第一態様において、前記第一入出口、前記第二入出口、及び前記第三入出口は、前記弁軸の軸方向の同位置で前記弁本体に形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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