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公開番号
2025017707
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120879
出願日
2023-07-25
発明の名称
タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
C08L
9/00 20060101AFI20250130BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】高速走行時における乗り心地を改善できるタイヤ用ゴム組成物及びタイヤを提供する。
【解決手段】本発明は、イソプレン系ゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴムを含むゴム成分と、樹脂成分とを含有し、前記スチレンブタジエンゴムの含有量/(前記イソプレン系ゴムの含有量+前記ブタジエンゴムの含有量)≧2.0であるタイヤ用ゴム組成物に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
イソプレン系ゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴムを含むゴム成分と、樹脂成分とを含有し、
前記スチレンブタジエンゴムの含有量/(前記イソプレン系ゴムの含有量+前記ブタジエンゴムの含有量)≧2.0であるタイヤ用ゴム組成物。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記樹脂成分の含有量<前記ゴム成分中の総スチレン量である請求項1記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項3】
前記スチレンブタジエンゴムが、スチレン量が異なる2種以上のスチレンブタジエンゴムを含む請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項4】
シリカを含有し、
前記シリカの粒子径分布が2つ以上のピークを持つ請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項5】
前記樹脂成分が、2種以上の樹脂を含む請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項6】
平均粒子径が16nm以下のシリカを含有する請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項7】
液状ポリマーを含有する請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項8】
シリカの含有量/前記スチレンブタジエンゴムの含有量≧1.5である請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項9】
メルカプト系シランカップリング剤を含有する請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項10】
加硫ゴム粒子を含有する請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤ用ゴム組成物及びタイヤに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
これまで、乗り心地を改善する手法が種々検討されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、近年では、乗り心地の更なる改善が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-024797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、前記課題を解決し、高速走行時における乗り心地を改善できるタイヤ用ゴム組成物及びタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、イソプレン系ゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴムを含むゴム成分と、樹脂成分とを含有し、前記スチレンブタジエンゴムの含有量/(前記イソプレン系ゴムの含有量+前記ブタジエンゴムの含有量)≧2.0であるタイヤ用ゴム組成物に関する。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、イソプレン系ゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴムを含むゴム成分と、樹脂成分とを含有し、前記スチレンブタジエンゴムの含有量/(前記イソプレン系ゴムの含有量+前記ブタジエンゴムの含有量)≧2.0であるタイヤ用ゴム組成物であるので、高速走行時における乗り心地が良好となる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、イソプレン系ゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴムを含むゴム成分と、樹脂成分とを含有し、前記スチレンブタジエンゴムの含有量/(前記イソプレン系ゴムの含有量+前記ブタジエンゴムの含有量)≧2.0である。
【0008】
上記ゴム組成物で前述の効果が得られる理由は、以下のように推察される。
ゴム成分として、イソプレン系ゴム、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)の3種を配合することで、ゴムマトリクス内で相分離構造が生じ、その界面間で、高速走行時の衝撃が緩和される。
また、SBRの含有量/(イソプレン系ゴムの含有量+BRの含有量)≧2.0とすることで、SBR中のスチレン部の微小なドメインが形成され、衝撃が更に緩和される。
また、樹脂成分を含むことで、これらの相構造が細分化され、かつ、樹脂成分のドメインが形成され、そのドメインとSBRのスチレン部との相互作用が発揮されることで、衝撃が更に緩和される。
以上の作用により、高速走行時の乗り心地が良好になると考えられる。
【0009】
上記ゴム組成物は、ゴム成分を含有する。
ここで、ゴム成分は、架橋に寄与する成分であり、一般的に、重量平均分子量(Mw)が1万以上のものである。
【0010】
ゴム成分の重量平均分子量は、好ましくは5万以上、より好ましくは15万以上、更に好ましくは20万以上であり、また、好ましくは200万以下、より好ましくは150万以下、更に好ましくは100万以下である。上記範囲内であると、効果がより良好に得られる傾向がある。
(【0011】以降は省略されています)
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