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公開番号2025018925
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2024080990
出願日2024-05-17
発明の名称タイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類B60C 11/03 20060101AFI20250130BHJP(車両一般)
要約【課題】高速走行時のウェットグリップ性能と低温での耐摩耗性能とを両立できるタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド部を有する空気入りタイヤであって、前記トレッド部はゴム成分100質量部に対してシリカ50質量部以上を含むゴム組成物から構成され、前記ゴム成分はブタジエンゴム50質量%超とスチレンブタジエンゴムとを含み、前記ゴム成分中の総スチレン量が25質量%以下であり、前記ブタジエンゴムのゴム成分中の含有量(質量%)をABR、前記トレッド部のトレッド面のランド比(%)をLとするとき、ABRとLとが以下の式を満たす空気入りタイヤ。
(1) ABR×L>3000
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
トレッド部を有する空気入りタイヤであって、
前記トレッド部は、ゴム成分100質量部に対して、シリカ50質量部以上を含むゴム組成物から構成され、
前記ゴム成分は、ブタジエンゴム50質量%超とスチレンブタジエンゴムとを含み、
前記ゴム成分中の総スチレン量が25質量%以下であり、
前記ブタジエンゴムのゴム成分中の含有量(質量%)をA
BR
、前記トレッド部のトレッド面のランド比(%)をLとするとき、A
BR
とLとが以下の式を満たす空気入りタイヤ。
(1) A
BR
×L>3000
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記総スチレン量(質量%)をA
STY
とするとき、A
BR
、LおよびA
STY
が以下の式を満たす、請求項1記載の空気入りタイヤ。
(2) (A
BR
/A
STY
)×L>130
【請求項3】
前記ゴム組成物が少なくとも1種の炭化水素樹脂を含み、前記炭化水素樹脂のゴム組成物中の含有量が5質量%以上である、請求項1または2記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記シリカのゴム成分100質量部に対する含有量が100質量部以上である、請求項1または2記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記ゴム組成物のガラス転移温度が-30℃未満である、請求項1または2記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
式(1)の右辺が3250である、請求項1または2記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
式(1)の右辺が3500である、請求項6記載の空気入りタイヤ。
【請求項8】
前記ブタジエンゴムのゴム成分中の含有量A
BR
が、70質量%未満である、請求項1または2記載の空気入りタイヤ。
【請求項9】
前記スチレンブタジエンゴムのガラス転移温度が-30℃未満である、請求項1または2記載の空気入りタイヤ。
【請求項10】
前記トレッド面がタイヤ周方向に延びる2以上の周方向主溝と、前記周方向主溝によって画された陸部とを有し、
前記陸部のうちタイヤ幅方向最外側に位置する一対の陸部をショルダー陸部とするとき、前記ショルダー陸部が開口面積0.1超15未満mm
2
の小穴を1個以上有する、請求項1または2記載の空気入りタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
これまで、ウェットグリップ性能や耐摩耗性能を改善する手法が種々検討されている。例えば、特許文献1では、所定の式で表される特定共役ジエン系ゴムを所定量含有するジエン系ゴム(A)と、CTAB吸着比表面積が所定の範囲内であるシリカと、所定の式で表されるシランカップリング剤とを含有するタイヤ用ゴム組成物、および、それをタイヤ用トレッドに用いた空気入りタイヤが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-141405号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ウェットグリップ性能と耐摩耗性能は、基本的に、互いに背反する性能であるから、両者を同時に向上させることは困難であり、これらの性能の両立についてはさらなる改善が求められている。
【0005】
本発明は、高速走行時のウェットグリップ性能と低温での耐摩耗性能とを両立できるタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下のタイヤに関する。
トレッド部を有する空気入りタイヤであって、
前記トレッド部は、ゴム成分100質量部に対して、シリカ50質量部以上を含むゴム組成物から構成され、
前記ゴム成分は、ブタジエンゴム50質量%超とスチレンブタジエンゴムとを含み、
前記ゴム成分中の総スチレン量が25質量%以下であり、
前記ブタジエンゴムのゴム成分中の含有量(質量%)をA
BR
、前記トレッド部のトレッド面のランド比(%)をLとするとき、A
BR
とLとが以下の式を満たす空気入りタイヤ。
(1) A
BR
×L>3000
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、高速走行時のウェットグリップ性能と低温での耐摩耗性能とを両立できるタイヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
トレッド面の総接地面積を模式的に表した図面である。
ショルダー領域に小穴を有するタイヤのトレッドの一部の展開図である。
ショルダー領域に周方向細溝を有するタイヤのトレッドの一部の展開図である。
タイヤ中心線に最も近い陸部に拡幅周方向溝を有するタイヤのトレッドの一部の展開図である。
図4の拡幅周方向溝の、タイヤ回転軸を通る平面による断面を表した図面である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態であるタイヤは、トレッド部を有する空気入りタイヤであって、
前記トレッド部は、ゴム成分100質量部に対して、シリカ50質量部以上を含むゴム組成物から構成され、
前記ゴム成分は、ブタジエンゴム50質量%超とスチレンブタジエンゴムとを含み、
前記ゴム成分中の総スチレン量が25質量%以下であり、
前記ブタジエンゴムのゴム成分中の含有量(質量%)をA
BR
、前記トレッド部のトレッド面のランド比(%)をLとするとき、A
BR
とLとが以下の式を満たす空気入りタイヤである。
(1) A
BR
×L>3000
【0010】
理論に拘束されることは意図しないが、本発明において、高速走行時のウェットグリップ性能と低温での耐摩耗性能とを両立することができるメカニズムとしては、以下が考えられる。
(【0011】以降は省略されています)

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