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公開番号
2025017218
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023120194
出願日
2023-07-24
発明の名称
タイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/13 20060101AFI20250129BHJP(車両一般)
要約
【課題】
耐偏摩耗性能を高めることができるタイヤを提供する。
【解決手段】
第1ショルダー周方向溝3Aを含むタイヤ1である。第1ショルダー周方向溝3Aは、外側溝縁10と外側溝壁11と内側溝縁12と内側溝壁13とを含む。外側溝縁10及び内側溝縁12は、タイヤ周方向と平行に直線状に延びている。外側溝壁11は、傾斜角度
θ2
を変化させずにタイヤ周方向に延びている。内側溝壁13は、傾斜角度
θ1
を変化させながらタイヤ周方向に延びている。傾斜角度
θ1
は、周期的に増加及び減少を繰り返している。
【選択図】
図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド部を含むタイヤであって、
前記トレッド部は、第1トレッド端と、タイヤ周方向に連続して延びる複数の周方向溝とを含み、
前記複数の周方向溝は、前記第1トレッド端の最も近くに配された第1ショルダー周方向溝を含み、
前記第1ショルダー周方向溝は、前記第1トレッド端側に位置する外側溝縁と、前記外側溝縁からタイヤ半径方向の内側に延びる外側溝壁と、前記外側溝縁と反対側に位置する内側溝縁と、前記内側溝縁からタイヤ半径方向の内側に延びる内側溝壁とを含み、
前記外側溝縁及び前記内側溝縁は、タイヤ周方向と平行に直線状に延びており、
前記外側溝壁は、前記外側溝縁を通るトレッド法線に対する傾斜角度を変化させずにタイヤ周方向に延びており、
前記内側溝壁は、前記内側溝縁を通るトレッド法線に対する傾斜角度を変化させながらタイヤ周方向に延びており、
前記内側溝壁の前記傾斜角度は、周期的に増加及び減少を繰り返す、
タイヤ。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記トレッド部は、前記第1トレッド端と前記第1ショルダー周方向溝との間の第1ショルダー陸部を含み、
前記第1ショルダー陸部には、前記第1ショルダー周方向溝に繋がる開口端を有する複数のショルダー横溝が設けられており、
前記内側溝壁のタイヤ半径方向の内縁は、タイヤ軸方向の内外にジグザグ又は波状に延びており、
前記内縁は、前記内縁が前記内側溝縁からタイヤ軸方向に最も離隔する第1位置を含み、
前記開口端は、タイヤ周方向において、前記第1位置と重複する位置に設けられている、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記複数のショルダー横溝のそれぞれのタイヤ軸方向の長さは、前記第1ショルダー陸部の陸部幅の0.1~0.5倍であり、
前記複数のショルダー横溝のそれぞれの溝深さは、前記第1ショルダー周方向溝の溝深さの0.1倍以上であり、
前記複数のショルダー横溝のそれぞれのタイヤ周方向の最大長さは、タイヤ周方向に隣接する前記ショルダー横溝のタイヤ周方向のピッチ長さの0.1~0.5倍である、請求項2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記複数の周方向溝は、前記第1ショルダー周方向溝に隣接するクラウン周方向溝をさらに含み、
前記クラウン周方向溝は、一対の溝縁と、前記一対の溝縁のそれぞれからタイヤ半径方向の内側に延びる一対の溝壁とを含み、
前記一対の溝縁は、タイヤ周方向と平行に直線状に延びており、
前記一対の溝壁のそれぞれは、前記溝縁を通るトレッド法線に対する傾斜角度を変化させながらタイヤ周方向に延びており、
前記一対の溝壁の前記傾斜角度は、周期的に増加及び減少を繰り返す、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記一対の溝壁のそれぞれのタイヤ半径方向の内縁は、タイヤ軸方向の内外にジグザグ又は波状に延びており、
前記一対の溝壁のそれぞれの前記内縁は、前記内縁が前記溝縁からタイヤ軸方向に最も離隔する第3位置と、前記内縁がタイヤ軸方向で前記溝縁に最も接近する第4位置とを含み
前記第3位置と前記第4位置との間のタイヤ軸方向距離は、前記クラウン周方向溝の溝幅の0.3~0.7倍である、請求項4に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記トレッド部は、前記クラウン周方向溝と前記第1ショルダー周方向溝との間の第1クラウン陸部を含み、
前記クラウン周方向溝の前記一対の溝壁は、前記第1クラウン陸部側に位置する第1溝壁を含み、
前記一対の溝壁のそれぞれの前記内縁は、前記ジグザグ又は波状の1波長を含み、
前記第1クラウン陸部には、タイヤ軸方向に延びる複数のサイプが設けられており、
前記複数のサイプのそれぞれの最も前記第1溝壁側の端は、前記第1溝壁の前記第4位置から、前記第1溝壁の前記内縁の前記1波長の25%以上をタイヤ周方向で離隔している、請求項5に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記複数のサイプのそれぞれのタイヤ軸方向の長さは、前記第1クラウン陸部の陸部幅の0.6倍以上であり、
前記複数のサイプのそれぞれの深さは、前記第1ショルダー周方向溝の溝深さの0.2倍以上であり、
前記複数のサイプのそれぞれのタイヤ軸方向に対する角度は、30~60度である、請求項6に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記クラウン周方向溝の前記一対の溝壁は、前記第1溝壁と対向する第2溝壁を含み、
前記第1溝壁の前記第3位置は、前記第2溝壁の前記第4位置とタイヤ周方向で同じ位置であり、
前記第1溝壁の前記第4位置は、前記第2溝壁の前記第3位置とタイヤ周方向で同じ位置である、請求項7に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記内側溝壁のタイヤ半径方向の内端は、前記内縁が前記内側溝縁からタイヤ軸方向に最も離隔する第1位置と、前記内縁が前記内側溝縁からタイヤ軸方向に最も接近する第2位置とを含み、
前記第1位置は、前記第1溝壁の前記第3位置、及び、前記第1溝壁の前記第4位置とタイヤ周方向の異なる位置であり、
前記第2位置は、前記第1溝壁の前記第3位置、及び、前記第1溝壁の前記第4位置とタイヤ周方向の異なる位置である、請求項6に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記第1位置は、前記第1溝壁の前記第3位置と前記第1溝壁の前記第4位置とのタイヤ周方向の中間に位置し、
前記第2位置は、前記第1溝壁の前記第3位置と前記第1溝壁の前記第4位置とのタイヤ周方向の中間に位置する、請求項9に記載のタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、ショルダー主溝を含むタイヤが記載されている。前記ショルダー主溝は、内側溝壁と外側溝壁とを有している。前記内側溝壁及び前記外側溝壁のそれぞれは、溝横断面でのトレッド法線に対する角度がタイヤ周方向に周期的に増減を繰り返すことで、前記ショルダー主溝の溝中心から遠ざかる凹壁部と、前記溝中心に近づく凸壁部とをタイヤ周方向に交互に含んでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-8586号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のタイヤでは、前記ショルダー主溝のタイヤ軸方向外側のショルダー陸部に、偏摩耗が生じやすいという問題があった。
【0005】
本発明は、以上のような問題に鑑み案出されたもので、ショルダー陸部の耐偏摩耗性能を向上することができるタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
トレッド部を含むタイヤであって、前記トレッド部は、第1トレッド端と、タイヤ周方向に連続して延びる複数の周方向溝とを含み、前記複数の周方向溝は、前記第1トレッド端の最も近くに配された第1ショルダー周方向溝を含み、前記第1ショルダー周方向溝は、前記第1トレッド端側に位置する外側溝縁と、前記外側溝縁からタイヤ半径方向の内側に延びる外側溝壁と、前記外側溝縁と反対側に位置する内側溝縁と、前記内側溝縁からタイヤ半径方向の内側に延びる内側溝壁とを含み、前記外側溝縁及び前記内側溝縁は、タイヤ周方向と平行に直線状に延びており、前記外側溝壁は、前記外側溝縁を通るトレッド法線に対する傾斜角度を変化させずにタイヤ周方向に延びており、前記内側溝壁は、前記内側溝縁を通るトレッド法線に対する傾斜角度を変化させながらタイヤ周方向に延びており、
前記内側溝壁の前記傾斜角度は、周期的に増加及び減少を繰り返す、タイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明のタイヤは、上記の構成を採用することで、耐偏摩耗性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態のタイヤのトレッド部の部分平面図である。
(A)は、図1のA-A線断面図、(B)は、図1のB-B線断面図である。
トレッド部の平面図である。
クラウン周方向溝の平面図である。
(A)は、図3のC-C線断面図、(B)は、図3のD-D線断面図である。
第1ショルダー陸部及び第1クラウン陸部の平面図である。
図3のE-E線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。図面は、本発明の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれている。また、複数の実施形態がある場合、明細書を通して、同一又は共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態を示すタイヤ1のトレッド部2の部分平面図である。本発明は、乗用車用空気入りタイヤ、より具体的には、相対的に高荷重での使用が見込まれる商用車用のタイヤに適用される。但し、本発明は、ライトトラック用、重荷重用の空気入りタイヤやタイヤの内部に加圧された空気が充填されない非空気式タイヤに適用されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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