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公開番号
2025014619
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117322
出願日
2023-07-19
発明の名称
空気入りタイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類
B60C
9/22 20060101AFI20250123BHJP(車両一般)
要約
【課題】ライフ性能及び駆動性能を向上しつつ、耐偏摩耗性能及びウエット性能の低下、並びに、ブロックの欠けを抑制できる空気入りタイヤ1(2)の提供。
【解決手段】空気入りタイヤ1(2)は、トレッド4と、トレッド4のタイヤ径方向内側に位置するバンド40(41)とを備え、トレッド4は、ショルダー周方向溝24sとクラウン周方向溝24cを含む周方向溝24、クラウン横溝62cとミドル横溝62mを含む横溝62、及びクラウンブロック26cとミドルブロック26mを含むブロック26を有し、クラウン周方向溝24cの溝深さCCD、及びクラウン横溝62cの溝深さCLDは等しく、バンド40(41)は、少なくともクラウン横溝62cのタイヤ径方向内側に存在する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッドと、前記トレッドのタイヤ径方向内側に位置し、らせん状に巻かれたバンドコードを含むバンドと、を備える空気入りタイヤであって、
前記トレッドは、複数の周方向溝、複数の横溝、並びに、前記周方向溝、及び前記横溝で区画されるブロックを有し、
前記周方向溝は、
一対のショルダー周方向溝と、
前記ショルダー周方向溝よりもタイヤ幅方向内側に位置する、一対のクラウン周方向溝と、
を含み、
前記横溝は、
前記一対のクラウン周方向溝を連通させるクラウン横溝と、
前記ショルダー周方向溝、及び前記クラウン周方向溝を連通させるミドル横溝と、
を含み、
前記ブロックは、
前記クラウン周方向溝、及び前記クラウン横溝で区画されるクラウンブロックと、
前記クラウン周方向溝、前記ショルダー周方向溝、及び前記ミドル横溝で区画されるミドルブロックと、
を含み、
前記クラウン周方向溝の溝深さ、及び前記クラウン横溝の溝深さは等しく、
前記バンドは、少なくとも前記クラウン横溝のタイヤ径方向内側に存在する、
空気入りタイヤ。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記バンドは、少なくとも前記クラウンブロックのタイヤ径方向内側に存在する、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記クラウン周方向溝の溝深さ、及び前記ミドル横溝の溝深さが等しく、
前記バンドは、少なくとも前記ミドル横溝のタイヤ径方向内側に存在する、
請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記バンドは、少なくとも前記ミドルブロックのタイヤ径方向内側に存在する、請求項3に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記クラウン周方向溝の溝深さ、前記ショルダー周方向溝の溝深さ、及び前記ミドル横溝の溝深さが等しく、
前記バンドのタイヤ幅方向の外縁は、少なくとも前記ショルダー周方向溝のタイヤ幅方向最外側の、タイヤ径方向内側に位置する、
請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記クラウン横溝のタイヤ径方向内側に存在する、前記バンドの前記バンドコードは、第一コード密度を有し、
前記ショルダー周方向溝のタイヤ幅方向最外側から、前記バンドのタイヤ幅方向の外縁までの、タイヤ径方向内側に存在する、前記バンドの前記バンドコードは、第二コード密度を有し、
前記第一コード密度は、前記第二コード密度より大きい、
請求項5に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記バンドは、タイヤ幅方向において、前記第一コード密度、及び前記第二コード密度の境界を有する、請求項6に記載の空気入りタイヤ。
【請求項8】
前記境界は、前記ミドルブロックのタイヤ径方向内側に位置する、請求項7に記載の空気入りタイヤ。
【請求項9】
前記境界は、前記ミドル横溝のタイヤ径方向内側に位置する、請求項7に記載の空気入りタイヤ。
【請求項10】
前記第一コード密度は、前記第二コード密度の、1.2倍以上2倍以下である、請求項6に記載の空気入りタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の周方向主溝と複数の横溝とで区画されるブロックを有する、ブロックパターンタイヤが知られている。ドライブ軸に装着されるブロックパターンタイヤは、ライフ性能や駆動性能が要求される。周方向主溝や横溝の溝深さを深くすることは、ライフ性能や駆動性能の向上に有効である。特に、タイヤ幅方向内側に位置する周方向主溝や横溝の、溝深さを深くすることは、ライフ性能や駆動性能の向上に効果的に寄与する。
【0003】
タイヤは、走行による遠心力により、トレッド部の外径が成長する(以下、単に「外径成長」と称する場合がある)。トレッドの溝深さを深くすると、外径成長による溝の開きが大きくなる。そのため、走行時に、ブロックの溝壁側が地面と接する頻度が高まる。その結果、ブロックの溝壁の欠けや、ヒールアンドトゥ摩耗等の偏摩耗が生じる。
【0004】
溝にブロックを連通させるタイバーを設け、ブロック剛性を高めることで、耐偏摩耗性能を向上させる手法が知られている。しかし、タイバーを設けると溝容積が減少し、濡れた路面でのグリップ性能(以下、単に「ウエット性能」と称する場合がある)が低下する。また、ブロック剛性の増加により、駆動性能が低下する。
【0005】
下記特許文献1には、周方向補強層を含むベルト層と、複数の周方向主溝と、複数のラグ溝(横溝)と、を備え、周方向補強層上にあるブロックがサイプを有する、耐偏摩耗性能を向上できる空気入りタイヤが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第2013-042257号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ライフ性能及び駆動性能を向上しつつ、耐偏摩耗性能及びウエット性能の低下、並びに、ブロックの欠けを抑制できる空気入りタイヤの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る空気入りタイヤは、トレッドと、上記トレッドのタイヤ径方向内側に位置し、らせん状に巻かれたバンドコードを含むバンドと、を備える空気入りタイヤである。上記トレッドは、複数の周方向溝、複数の横溝、並びに、上記周方向溝、及び上記横溝で区画されるブロックを有する。上記周方向溝は、一対のショルダー周方向溝と、上記ショルダー周方向溝よりもタイヤ幅方向内側に位置する、一対のクラウン周方向溝と、を含む。上記横溝は、上記クラウン周方向溝を連通させるクラウン横溝と、上記ショルダー周方向溝、及び上記クラウン周方向溝を連通させるミドル横溝と、を含む。上記ブロックは、上記クラウン周方向溝、及び上記クラウン横溝で区画されるクラウンブロックと、上記クラウン周方向溝、上記ショルダー周方向溝、及び上記ミドル横溝で区画されるミドルブロックと、を含む。上記クラウン周方向溝の溝深さ、及び上記クラウン横溝の溝深さは、等しい。上記バンドは、少なくとも上記クラウン横溝のタイヤ径方向内側に存在する。
【0009】
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記バンドは、少なくとも上記クラウンブロックのタイヤ径方向内側に存在する。
【0010】
好ましくは、この空気入りタイヤでは、前記クラウン周方向溝の溝深さ、及び前記ミドル横溝の溝深さが等しい。上記バンドは、少なくとも上記ミドル横溝のタイヤ径方向内側に存在する。
(【0011】以降は省略されています)
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