TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025005863
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106271
出願日
2023-06-28
発明の名称
タイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/12 20060101AFI20250109BHJP(車両一般)
要約
【課題】ドライ路面での操縦安定性を維持しつつ、雪上性能を向上させたタイヤを提供する。
【解決手段】本発明は、トレッド部2を有するタイヤである。トレッド部2は、少なくとも1つの陸部4を含む。陸部4は、第1縦エッジ10aと、第2縦エッジ10bと、踏面10sとを含む。陸部4には、複数の第1サイプ16と、複数の第2サイプ17と、複数の第3サイプ18とが設けられている。複数の第1サイプ16のそれぞれは、タイヤ軸方向に対して第1の方向に傾斜している。複数の第2サイプ17のそれぞれは、タイヤ軸方向に対して第1の方向とは逆向きの第2の方向に傾斜している。第3サイプ18は、第1縦エッジ10aから延び、かつ、第1の方向に傾斜する第1傾斜部18Aと、第2縦エッジ10bから延び、かつ、第2の方向に傾斜する第2傾斜部18Bとを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、少なくとも1つの陸部を含み、
前記陸部は、タイヤ周方向に延びる第1縦エッジと、タイヤ周方向に延びる第2縦エッジと、前記第1縦エッジと前記第2縦エッジとの間の踏面とを含み、
前記陸部には、前記第1縦エッジから延び、かつ、前記踏面内で閉じた端部を有する複数の第1サイプと、前記第2縦エッジから延び、かつ、前記踏面内で閉じた端部を有する複数の第2サイプと、前記第1縦エッジから前記第2縦エッジまで延びる複数の第3サイプとが設けられており、
前記複数の第1サイプのそれぞれは、タイヤ軸方向に対して第1の方向に傾斜しており、
前記複数の第2サイプのそれぞれは、タイヤ軸方向に対して前記第1の方向とは逆向きの第2の方向に傾斜しており、
前記複数の第3サイプのそれぞれは、前記第1縦エッジから延び、かつ、タイヤ軸方向に対して前記第1の方向に傾斜する第1傾斜部と、前記第2縦エッジから延び、かつ、タイヤ軸方向に対して前記第2の方向に傾斜する第2傾斜部とを含む、
タイヤ。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記陸部は、タイヤ赤道上に設けられたクラウン陸部である、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
タイヤ周方向に隣接する2本の前記第3サイプの間に、前記第1サイプ及び前記第2サイプがそれぞれ1本ずつ配されている、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記第1サイプの少なくとも一部に面取り部が設けられている、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記第1サイプの長手方向の全範囲に面取り部が設けられている、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記面取り部の幅は、前記第1サイプの長手方向の80%以上において一定である、請求項5に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記第2サイプの少なくとも一部に面取り部が設けられている、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記第2サイプの長手方向の全範囲に面取り部が設けられている、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記面取り部の幅は、前記第2サイプの長手方向の80%以上において一定である、請求項8に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記第3サイプは、面取り部が設けられていない、請求項1又は2に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、陸部に複数の横溝が設けられたタイヤが提案されている。前記横溝は、陸部の第1縦エッジから延びる第1部分と、陸部の第2縦エッジから延びる第2部分と、これらを連結する連結部とを含む。前記連結部は、その少なくとも一部に上げ底部を含んでいる。特許文献1のタイヤは、上述の連結部を含んだ横溝によって、ドライ路面での操縦安定性と雪上性能とを向上させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-189106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、車両の性能向上に伴い、タイヤについても雪上性能のさらなる向上が求められている。このような要求に対し、例えば、タイヤの陸部にサイプを設けることが考えられる。しかしながら、サイプは、陸部の剛性を低下させ、ひいてはドライ路面での操縦安定性を損ねる傾向がある。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出なされたもので、ドライ路面での操縦安定性を維持しつつ、雪上性能を向上させたタイヤを提供することを主たる課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は、少なくとも1つの陸部を含み、前記陸部は、タイヤ周方向に延びる第1縦エッジと、タイヤ周方向に延びる第2縦エッジと、前記第1縦エッジと前記第2縦エッジとの間の踏面とを含み、前記陸部には、前記第1縦エッジから延び、かつ、前記踏面内で閉じた端部を有する複数の第1サイプと、前記第2縦エッジから延び、かつ、前記踏面内で閉じた端部を有する複数の第2サイプと、前記第1縦エッジから前記第2縦エッジまで延びる複数の第3サイプとが設けられており、前記複数の第1サイプのそれぞれは、タイヤ軸方向に対して第1の方向に傾斜しており、前記複数の第2サイプのそれぞれは、タイヤ軸方向に対して前記第1の方向とは逆向きの第2の方向に傾斜しており、前記複数の第3サイプのそれぞれは、前記第1縦エッジから延び、かつ、タイヤ軸方向に対して前記第1の方向に傾斜する第1傾斜部と、前記第2縦エッジから延び、かつ、タイヤ軸方向に対して前記第2の方向に傾斜する第2傾斜部とを含む、タイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明のタイヤは、上記の構成を採用したことによって、ドライ路面での操縦安定性を維持しつつ、雪上性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態を示すトレッド部の展開図である。
図1のクラウン陸部の拡大図である。
図2のA-A線断面図である。
図2のB-B線断面図である。
図1の第1ミドル陸部及び第2ミドル陸部の拡大図である。
図5のC-C線断面図である。
図5のD-D線断面図である。
図1の第1ショルダー陸部、第1ミドル陸部及びクラウン陸部の拡大図である。
図1の第2ショルダー陸部、第2ミドル陸部及びクラウン陸部の拡大図である。
比較例のタイヤのトレッド部の展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。図面は、本発明の特徴を内包して記載されているが、本発明の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれている場合がある。また、各実施形態を通して、同一又は共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態を示すタイヤ1のトレッド部2の展開図である。本実施形態のタイヤ1は、乗用車用の空気入りタイヤであって、ドライ路面やウェット路面に加えてスノー路面も走行可能なオールシーズンタイヤ(オールウェザータイヤとも称される。)として好適に使用される。但し、本発明は、このような態様に限定されるものではなく、重荷重用の空気入りタイヤや、タイヤの内部に加圧された空気が充填されない非空気式タイヤに適用されても良い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
車両
2か月前
個人
眼科手術車
9日前
個人
授乳用車両
1日前
個人
自動車運転補助装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
23日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1日前
個人
台車用車輪止め具
10日前
個人
キャンピングトレーラー
1か月前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
1か月前
個人
謝意シグナル装着車
25日前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
エムケー精工株式会社
洗車装置
3か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
25日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
24日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
株式会社青木製作所
タンクローリ
10日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
10日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
3か月前
ダイハツ工業株式会社
バッグ
2か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
3か月前
東レ株式会社
車両用部材の補強方法
1か月前
株式会社FUTU-RE
車両制御装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
搬送装置
1か月前
個人
タイヤ洗浄装置の軸受構造
23日前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
1か月前
YKS特許評価株式会社
自動車
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
23日前
続きを見る
他の特許を見る